
「アカウントが停止される恐れがあります」と出たら。Amazonセラーセントラルで原因を特定するために見る画面と順番
朝、いつものようにセラーセントラルを開いたら、画面の上に赤い文字で「アカウントが停止される恐れがあります」と出ていた。昨日まで何も問題はなかったはずだ。どの商品が原因なのか、何をすればいいのか、どこを見れば分かるのか——。
焦って手当たり次第に対応すると、かえって状況を悪くしてしまうことがあります。
「『アカウントが停止される恐れがあります』と出た。画面のどこを見れば、原因が分かるの?」
この記事では、警告が出たときに原因を特定するために見る画面と、その順番、対応する前に気をつけることを整理します。
警告が出たときの考え方
警告が出たら、停止されたあとの復活方法を探す前に、今求められている対応を確認します。まだ停止されていない段階なら、求められていることに期限内に応えることが、いちばんの対策です。そのために、見る画面と順番を決めておきます。
やること
「停止される恐れがあります」は、停止されたとは限らない
「アカウントが停止される恐れがあります」は、すでに停止されたという意味とは限りません。まず警告の全文を読み、現在の状態と対応期限を確認します。
| 表示 | 状態と対応 |
|---|---|
| 「停止される恐れがあります」 | まだ停止されていない段階。期限までに、求められている対応をする |
| 「停止されました」 | すでに停止されている。停止の理由を確認し、改善計画などで販売の再開を求める |
「恐れがあります」と「停止されました」では、必要な対応が異なります。
アカウント停止を知らせるメールには、Amazonを装った偽のメールもあります。メールのリンクから開かず、自分でセラーセントラルにログインして、同じ警告が出ているかを確認しましょう。
警告が出ている販売先の国を確認する
警告が出ている販売先の国を確認します。アカウント健全性は、販売先ごとに表示されます。
複数の国で販売している場合は、画面上部の国の切り替えから、対象の国へ切り替えて確認しましょう。日本のセラーセントラルで問題がなくても、アメリカの販売先で警告が出ている、ということもあります。
最初に「アカウント健全性」を開く
最初に、「パフォーマンス(Performance)」→「アカウント健全性(Account Health)」を開きます。
上部の警告にある「詳細を表示」「対応する」などのリンクから、要求されている内容を確認します。ボタンの名前は、画面によって異なります。
原因の種類ごとに、確認する場所を分ける
原因の種類ごとに、確認する場所を分けます。
| 確認する場所 | 分かること |
|---|---|
| アカウント健全性の上部の警告 | 停止のリスクがある理由、対応期限、提出先 |
| 商品規約の遵守(Product Policy Compliance) | 知的財産・真贋・商品の状態・安全性などの問題。対象のASINと詳細 |
| 購入者対応・配送に関する指標 | 注文不良率・出荷遅延など、目標を満たしていない項目 |
| パフォーマンス通知(Performance Notifications) | Amazonから届いた具体的な説明、必要な書類、対応方法 |
| 設定 → 出品用アカウント情報(Account Info) | 本人確認・銀行口座・事業者情報などの未完了の項目 |
アカウント健全性で問題の概要を確認し、パフォーマンス通知で詳しい要求を読みます。本人確認などが関係する場合は、出品用アカウント情報の確認も必要です。
健全性スコアが緑色でも、警告を放置しない
アカウント健全性のスコアが緑色でも、警告を放置しないようにしましょう。スコアだけでは確認できない、本人確認や情報更新の要求が関係する場合があります。
たとえば、米国のINFORM Consumers Act(2023年6月に施行された、オンラインで販売する出品者の情報の確認を求める法律)に関する確認では、次のような複数の項目の確認が必要です。
- 本人
- 銀行口座
- 住所
- 税務情報
こうした確認は、商品の問題とは関係なく求められるため、スコアが良くても警告が出ることがあります。
通知から「対象」「期限」「必要な対応」を抜き出す
通知を読んだら、「対象」「期限」「必要な対応」の3つを抜き出します。商品単位の問題なのか、アカウント全体の確認なのかを分けて、次のように整理しましょう。
すでに停止されてしまった場合に、通知を整理して改善計画を書く方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。
停止後の改善計画を詳しく解説Amazonのアカウントが停止されたら。改善計画(Plan of Action)に何をどう書けば復活に近づくか
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理由を確認する前に、商品の削除や改善計画の提出をしない
理由を確認する前に、商品を削除したり、改善計画を提出したりしないことが大切です。
- 出品を削除しただけでは、ポリシー違反への対応が完了しない場合がある
- 本人確認が原因なら、まず要求された確認の手続きを進める
原因と違う対応をしても、警告は解消されません。求められていることを確認してから、それに合った対応をします。
分からないときは、サポートへ確認する
原因や対応方法が分からない場合は、サポートへ確認します。大口出品者の場合は、アカウント健全性のページにある「お問い合わせ」や「今すぐ電話がほしい」のボタンを利用できます。
問い合わせる前に、次のものを用意しておくと、説明しやすくなります。
- 警告文
- 通知の日付
- 対象の商品
- 提出済みの書類
- ケースID
提出したら、審査結果と未完了の項目を確認する
提出したら終わりではなく、審査結果と未完了の項目を確認します。
警告が残っている場合は、追加の要求や、別の確認項目がないかを見ます。画面の表示が食い違う場合も、自己判断で放置せず、問い合わせましょう。
まとめ
警告が出たら、停止後の復活方法を探す前に、現在要求されている対応を確認しましょう。
- 「停止される恐れがあります」は、停止されたとは限らない。警告の全文を読み、状態と対応期限を確認する
- アカウント健全性は販売先ごとに表示される。警告が出ている国に切り替えて確認する
- 「パフォーマンス」→「アカウント健全性」で概要を確認し、「パフォーマンス通知」で詳しい要求を読む
- 商品規約の遵守・購入者対応や配送の指標・出品用アカウント情報など、原因の種類ごとに確認する場所を分ける
- 健全性スコアが緑色でも、本人確認や情報更新の要求が関係する場合があるので警告を放置しない
- 通知から「対象」「期限」「必要な対応」を抜き出す
- 理由を確認する前に、商品の削除や改善計画の提出をしない
- 分からないときはサポートへ確認し、提出したあとも審査結果と未完了の項目を確認する
よくある質問
「アカウントが停止される恐れがあります」は、もう停止されたという意味ですか?
すでに停止されたという意味とは限りません。まず警告の全文を読み、現在の状態と対応期限を確認します。「恐れがあります」と「停止されました」では、必要な対応が異なります。
原因を確認するには、まずどの画面を開けばいいですか?
警告が出ている販売先の国に切り替えてから、「パフォーマンス」→「アカウント健全性」を開きます。上部の警告にあるリンクから、要求されている内容を確認します。
健全性スコアが緑色なら、警告は気にしなくていいですか?
放置しないようにします。スコアだけでは確認できない本人確認や情報更新の要求が関係する場合があります。
原因が分かる前に、商品を削除してもいいですか?
理由を確認する前に、商品を削除したり、改善計画を提出したりしないことが大切です。出品を削除しただけでは、ポリシー違反への対応が完了しない場合があります。
原因や対応方法が分からないときは、どうすればいいですか?
セラーセントラルの「ヘルプ」から、表示される連絡方法でサポートへ確認します。大口出品者なら、アカウント健全性のページの「お問い合わせ」や「今すぐ電話がほしい」も使えます。警告文、通知の日付、対象商品、提出済みの書類、ケースIDを用意すると説明しやすくなります。

米Amazon輸出コンサルティング
警告が出たその日に、
相談できる相手がいる。
アカウントの警告は、対応の順番を間違えると状況が悪くなることもあります。ワールドシフトは、米Amazon輸出を一から教え、年商1億円に届いた方も出してきたコンサルティングと、米国向けのFBA納品・通関の物流を長年続けてきました。アカウント停止のフォローも含めて、相談できます。
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