Amazonから請求書の提出を求められたらどうする?まず確認したいポイント
「請求書を出してください」は、1枚出せば終わりとは限りません。何を確認したいのかが読めれば、揃えるべき資料が最初から分かります。
何のために求められているのかを先に見る
Amazonから請求書を求められる場面は一つではありません。出品申請や出品制限の解除、商品の仕入先や真正性等の確認、不適切な在庫に関する調査、知的財産権等に関する問題への対応など、いくつもあります。
同じ「請求書を提出してください」でも、問題が違えばAmazonが確認しようとしている内容も違います。手元の請求書を探す前に、対象ASINは何か、何について調査・申請されているのか、何を求められているのか、請求書以外の資料も必要かを確認します。
指定されている条件を一つずつ見る
次に、Amazonから指定されている書類の条件を確認します。出品申請では、仕入先の会社名・住所・電話番号、発行日、ブランド名・商品名、購入数量、購入者名などの確認を求められるケースがあります。
一方で、請求書だけでなく、支払いを確認できる資料、追跡番号等の物流資料、その他のサプライチェーン関連資料を求められる場合もあります。求められているのは書類そのものではなく、事実の裏付けです。
特に注意したいのが「数量」
たとえばAmazonから、あるASINについて18点が調査対象とされているとします。このとき、そのASINを購入したことが分かる請求書があっても、その請求書で数点しか確認できなければ、18点をどのように仕入れたのかを十分に証明できない可能性があります。
複数回に分けて仕入れているなら、複数の請求書や領収書が必要になることも考えられます。「この商品を買った証拠がある?」だけでなく「確認されている数量まで証明できる?」を見ます。
実際に、再提出を求められたケース
不適切な在庫に関する調査の通知を受け、複数ASINについて書類提出を求められたケースがあります。必要と思われる書類を提出したものの再提出を求められ、指摘されたのは主に3点でした。
- 審査対象となっている在庫数を十分に裏付ける数量が請求書で確認できないとして、全数量を網羅する追加のサプライチェーン関連資料を求められた
- 追跡番号や船荷証券(B/L)など、追跡・配送情報を確認できる資料を求められた
- 銀行口座明細書やクレジットカード明細書など、実際に代金を支払ったことを確認できる資料を求められた
提出資料が増えるほど、資料同士の関係は分かりにくくなります。ASINごとにまとめる、該当箇所を示す、対応する請求書と明細に共通の番号を付ける、ファイル名から内容が分かるようにするなど、どの資料で何を証明しているのかが伝わる形に整理することが重要です。
