売上が増えているのに資金繰りが苦しいのはなぜ?Amazon輸出で確認したいポイント
売上が伸びている途中は、必要な資金も同時に増えます。苦しいのは失敗ではなく成長の局面かもしれません。どこに寄っているかを見れば判断できます。
詳しく見たいところだけクリックして確認できます。
売上が増える過程では、必要な資金も増える
売上が伸びてくると「これだけ売れているなら資金繰りも楽になるはず」と思いがちです。しかし売上を伸ばすには仕入れを増やす必要があり、在庫に置く資金も同時に増えます。
つまり、売上が増えている途中だからこそ一時的に手元資金が少なくなることがあります。「売上が少ないからお金がない」ではなく、戻ってくるまでの間、資金がどこにあるのかを確認します。
売上の増分と、在庫の増分を並べる
3か月前の月間売上が50万円でFBA在庫金額が60万円、現在の月間売上が100万円でFBA在庫金額が150万円だとします。売上は50万円増えている一方、在庫金額は90万円増えています。
この場合に確認したいのは、その150万円の在庫が販売ペースに合った在庫なのか、という点です。売れる商品を必要な数量持っているなら、在庫が増えること自体は問題ではありません。「在庫が増えた」ではなく「何か月分の在庫を持っているか」を商品ごとに見ます。
入金待ちと、FBAに入る前の商品
もう一つが入金待ちの売上金です。商品が売れた日にその金額が口座へ入るわけではないため、売上100万円のすべてを今すぐ次の仕入れに使えるわけではありません。次回の入金予定額と予定日を確認します。
そして見落としやすいのが、まだFBAに入っていない商品です。ある程度貯まってから発送する運用だと、仕入れから販売開始までの日数が長くなります。FBA在庫だけでなく、仕入済み・発送待ち・輸送中の商品も数に入れます。
寄っている場所によって、対策が変わる
FBA在庫が多いなら、販売ペースに対して持ちすぎていないかの確認です。発送待ちが多いなら、発送頻度とリードタイム。入金待ちが多いなら、次回入金予定の確認。
どこにも大きく寄っていないのに資金が増えないなら、実際の利益と経費を見ます。仕入額そのものが大きいなら、仕入可能額と必要数量の話になります。苦しい原因によって、取るべき対策は変わります。
もう一つ見落としやすいのが、仕入れ時に見込んでいた利益が実際には残っていなかった、という形です。値下げ、送料の増加、関税、Amazon手数料、FBAでの保管費用などによって、仕入れ時の計算と実際の結果は変わります。売れたからといってそのまま在庫を補充するのではなく、いまの条件で利益が出る商品なのかを都度確認する必要があります。
