リサーチ
リサーチ条件を変えたら候補はどれくらい増える?条件別に比較してみる
条件を厳しくすることは、赤字を避けるための備えです。ただし絞りすぎると、売れる商品まで一緒に落ちます。条件を一つだけ動かして比べると、その代償の大きさが数で見えます。
TOPIC
条件は両刃
絞るほど赤字は避けやすく候補は減る
TOPIC
一度に変えない
変えるのは一つだけ
TOPIC
数で比べる
同じ母数で候補数を並べる
TOPIC
全体で見る
1件の額ではなく積み上がりで判断
厳しい条件には、見えていない代償がある
リサーチをするとき、多くの人は自分の中で候補として残すラインを決めています。赤字になることを避けたくて、条件を厳しく設定している人もいます。
赤字はベテランでも日常的に起こりうるもので、完全に避けることは難しいものです。そして条件で絞ることには、売れる商品を見逃すという別のリスクがあります。避けたリスクより、見逃したリスクのほうが結果的に大きくなることもあります。
いま設定している条件を確認する
比較の前に、自分がいま何を条件にしているかを確認します。最低利益率、最低利益額、仕入価格帯、回転率といった項目です。
ここが書き出されていないと、何を変えたのか分からなくなります。比較の対象を特定することが先です。
一度に全部変えず、一つだけ動かす
条件を複数同時に変えると、候補が増えた理由がどれによるものか分からなくなります。たとえば最低利益率だけを変えて、候補商品数がどう変わるかを見ます。
同じ母数で比べるのが要点です。500商品を見たときに条件Aでは候補が15商品、条件Bでは38商品、という形で並べると、その条件が候補数に与えている影響の大きさが分かります。
1件の額ではなく、全体の利益で判断する
1個あたりの利益が小さい商品でも、販売回数が増えれば積み上がる額は大きくなります。条件を判断するときに見るべきなのは、1件あたりの金額だけではありません。
比較で出てくるのは「条件を変えると候補が何件増えるか」という数字です。その増えた候補が回るかどうかは別の確認になりますが、少なくとも「商品が存在しない」のか「条件で落としている」のかは切り分けられます。
この記事の用語
最低利益率:仕入れ候補として残すために自分で設定している、利益率の下限。
候補商品数:設定した条件を満たし、仕入れの検討対象として残った商品の数。
回転率:仕入れた商品がどのくらいの速さで売れるかを表す目安。
よくある質問
条件をゆるめると赤字が増えませんか。
1件あたりの余裕は減ります。この記事の要点は、絞ることの代償も数で見たうえで決める、という点です。
どの条件から動かすべきですか。
この記事では順番は示していません。候補が最も減っていると感じる条件から一つずつ、という進め方になります。
この記事に根拠となる数字はありますか。
本文中の件数は比較の形を示すための仮の例です。外部の統計は使っていません。
この記事は進め方の整理であり、外部の統計や規制を根拠にした数値は使用していません。
