
国際宅配便の燃油サーチャージとは?計算のしかたと、DHL・FedEx・UPSの確認先
DHLやFedExの請求を見たら、運賃とは別に「燃油サーチャージ」という費用が載っていた。前回と同じ荷物を同じ国へ送ったのに、合計の金額が違う——。
燃油サーチャージは、燃料の価格の変動などに応じて、運賃に上乗せされる費用です。料率は会社ごと・時期ごとに変わるので、料金表の運賃だけでは送料の合計は分かりません。
「燃油サーチャージって何?どこで確認すればいいの?」
この記事では、燃油サーチャージのしくみ、金額が変わる理由、計算のしかた、DHL・FedEx・UPSの確認先、料率だけで会社を選ばない理由を整理します。
燃油サーチャージとは?
- 燃料の価格の変動などに応じて、運送の料金に追加される費用
- 「燃料割増金」「フューエルサーチャージ」「航空機燃料割増金」など、配送会社によって名前が違う
- 基本の運賃とは別の費用なので、料金表の運賃だけで発送の費用を判断しない
なぜ金額が変わる?
- 各社が決めた燃料の価格の指標や料率の表にもとづいて調整される
- 燃料の価格と、請求のときの料率には、参照する期間の分だけ時間差がある
- 計算のしかたは会社ごとに違うため、同じ時期でも料率は一致しない
そのため、以前と同じ荷物・同じ送り先でも、送る時期が変わると送料の合計が変わることがあります。前回の請求額をそのまま見積もりに使わないようにしましょう。
燃油サーチャージの計算のしかた
基本は、燃油サーチャージの対象の金額 × 適用される料率で計算します。
計算の例(仮の数値)
- 運賃が20,000円、料率が30%なら、燃油サーチャージは20,000円×30%=6,000円
- 運賃と燃油サーチャージの合計は26,000円
しくみを説明するための仮の数値で、いまの各社の料率ではありません。例えばDHLは料率を週ごとに改定しており、2026年10月19〜25日の料率は49.75%です。
DHL・FedEx・UPSの確認先
いまの料率は、各社の公式ページで確認できます。
見積もりを取るときは、発送する時期に適用される料率を見ます。料率は定期的に見直されるので、少し前に調べた数字のままにしないことが大切です。
燃油サーチャージの料率だけで配送会社を選ばない
- 料率が低い会社でも、基本の運賃が高ければ総額は高くなることがある
- 上の例では、燃油の料率が低いB社のほうが、合計は1,600円高い
- 配送会社を比べるときは、同じ発送の条件で、燃油サーチャージや追加料金を含めた総額を見る
3社の比べ方は、DHL・FedEx・UPSの違いと選び方の記事で詳しく解説しています。
関税や繁忙期の追加料金とは別の費用
| 費用 | 燃油サーチャージとの関係 |
|---|---|
| 関税・輸入のときの税金 | 別の費用 |
| 繁忙期や輸送の需要などに応じた追加料金 | 別の費用。この追加料金にも燃油サーチャージがかかる場合がある |
| その他の追加料金 | その追加料金に、さらに燃油サーチャージがかかる場合がある |
請求書では、基本の運賃・燃油サーチャージ・その他の追加料金・関税などの内訳を分けて確認しましょう。繁忙期の追加料金は、繁忙期の追加料金の記事で詳しく解説しています。
まとめ
燃油サーチャージは、運賃とは別に上乗せされ、会社ごと・時期ごとに料率が変わる費用です。料率だけでなく、同じ条件の総額で比べましょう。
- 燃料の価格の変動などに応じて運賃に追加される費用。会社によって名前が違う
- 料率は各社の指標で調整され、燃料の価格とは時間差がある
- 計算は「対象の金額×料率」。運賃20,000円・30%なら6,000円
- いまの料率は、DHL・FedEx・UPSの公式ページで確認する
- 料率が低くても、運賃が高ければ総額は高くなる
- 関税・繁忙期の追加料金とは別。ただし繁忙期の追加料金などにも燃油がかかる場合がある
よくある質問
燃油サーチャージとは何ですか?
燃料の価格の変動などに応じて、運送の料金に追加される費用です。「燃料割増金」「フューエルサーチャージ」など、配送会社によって名前が違います。基本の運賃とは別に請求されます。
燃油サーチャージはどうやって計算しますか?
基本は、燃油サーチャージの対象の金額に、適用される料率を掛けます。例えば運賃20,000円・料率30%なら6,000円で、合計は26,000円です(仮の数値)。
同じ荷物なのに、前回と送料の合計が違うのはなぜですか?
燃油サーチャージの料率は、各社の指標にもとづいて時期ごとに調整されます。送る時期が変わると料率が変わり、合計の金額も変わることがあります。
燃油サーチャージの料率が低い会社を選べば安くなりますか?
そうとは限りません。運賃20,000円・30%のA社は合計26,000円、運賃23,000円・20%のB社は合計27,600円で、料率が低いB社のほうが高くなります(仮の数値)。総額で比べます。

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