
DHLの集荷依頼のしかたと送り方は?持ち込み・着払い(受取人払い)で気をつけること
DHLで海外に荷物を送りたい。集荷に来てもらうにはどうすればいいのか、近くの拠点に持ち込めるのか、相手に送料を払ってもらう「着払い」はできるのか——。調べてみると、運送状やインボイスなど、聞きなれない言葉が並んでいる。
DHLには、集荷を頼む方法と、対応する拠点へ持ち込む方法があります。契約のアカウントがなくても使えるサービスがあるので、個人でも送り方を選べます。
「DHLで送るには、何をどの順番でやればいいの?」
この記事では、送る前に準備する情報、運送状とインボイスの作り方、集荷の予約、持ち込み、支払いの種類(着払い・受取人払い)、見積もりと追跡で気をつけることを整理します。
送る前に、送り先と荷物の情報をそろえる
まず、送り先と荷物の情報を準備します。
| そろえる情報 | 内容 |
|---|---|
| 発送人・受取人 | 住所と連絡先 |
| 中身 | 内容品、数量、価格、原産国 |
| 梱包 | 梱包したあとの箱の数・サイズ・重さ |
あわせて、送れないものや、事前の承認が必要な商品に当たらないかも確認しましょう。
MyDHL+で運送状とインボイスを作る
DHLのWebサービス「MyDHL+」で、運送状(送り状)と、通関に使うインボイスを作ります。書類以外の物品は、原則としてインボイスが必要です。販売した商品・返品など、送る目的も正確に入力しましょう。
集荷を予約する
集荷は、MyDHL+で予約できます。運送状を作る流れの続きで、または集荷依頼の画面から、集荷先・希望日・荷物を渡せる時間帯などを入力します。電話でも相談できます。
※運送状を作っただけでは、集荷の予約は終わっていません。予約まで済ませたかを確認しましょう。
集荷までにやること
- 梱包と、ラベル・必要な書類の準備を済ませる
- 紙のインボイスが必要か、電子での提出で済むかを、発送の条件で確認する
- 予約完了の画面や確認番号を保存しておく
持ち込みで送る
持ち込みは、近くのDHLサービスポイントなどの対応する拠点を探して使います。拠点によって扱いが違うので、事前に次のことを確認しておくとスムーズです。
- 営業時間
- 受け付けられる荷物のサイズ
- 使うサービス
- 作っておいた運送状を受け付けてもらえるか
アカウントを持たずに持ち込む場合は、「DHL Express Easy」も候補です。ただし、ふつうの契約での発送とは条件が違い、DHL Express Easyには着払いのサービスがありません。
支払いの種類と「着払い」
DHLでは、送料(運送料)と、輸入のときにかかる関税・諸税を、それぞれ誰が払うかを決めます。
| 支払いの種類 | 内容 |
|---|---|
| 送料の元払い | 発送する側が送料を払う |
| 送料の受取人払い | 受取人側のDHLアカウントへの請求などを手配する。利用の条件と、相手の承諾が必要 |
| 関税・諸税の受取人払い | 輸入のときの関税などを、受取人側が払う |
| 関税・諸税の発送者払い | 関税などを、発送する側が払う |
送料を元払いにしても、関税まで発送者払いになるとは限りません。送料と関税・諸税の請求先を、それぞれ確認しましょう。
海外の相手に送料を払ってもらう場合は、発送する前に手配の方法を確認します。相手に現地のDHLで輸入の手配をしてもらう、承認されたアカウントを使うなど、契約の条件に合う方法で進めます。国内の宅配便のように、「着払い」と書くだけで送れるとは考えないようにしましょう。
見積もり・代行会社・追跡で気をつけること
見積もりは、送料以外の追加料金も含めて確認します。送料は、実際の重さと、箱の大きさから計算する重さ(容積重量)の大きいほうなどをもとに計算されます。DHLで計り直した結果で、最終の金額が変わることもあります。関税や立て替えに関わる費用も、別に確認しましょう。
代行会社の契約で送る場合は、集荷と請求先の設定を代行会社に確認します。自分で別の運送状や集荷の予約を作る前に、誰が書類を作り、誰が予約するのかを決めておくと、二重の手配や請求先の間違いを防げます。
発送したあとは、運送状の番号で追跡します。配送が止まったときは、運送状の番号と必要な書類を用意して、DHLに確認しましょう。
DHLの料金と見積もりの取り方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
DHLの料金と見積もりを詳しく解説DHLの料金はいくら?見積もりの取り方と、料金表の見方・送料以外にかかる費用
›
まとめ
DHLは、情報をそろえて運送状とインボイスを作り、集荷の予約か持ち込みで送る流れです。支払いは、送料と関税を分けて決めます。
- 発送人・受取人、内容品・数量・価格・原産国、箱の数・サイズ・重さをそろえる
- MyDHL+で運送状とインボイスを作る。物品は原則としてインボイスが必要
- 運送状を作っただけでは集荷の予約にならない。予約まで済ませる
- 持ち込みは拠点ごとに扱いが違う。DHL Express Easyには着払いがない
- 送料と関税・諸税の支払いは別。「着払い」と書くだけでは送れない
- 代行会社を使うなら、誰が書類を作り、誰が予約するかを決めておく
よくある質問
DHLの集荷はどうやって頼みますか?
MyDHL+で予約します。運送状を作る流れの続きで、または集荷依頼の画面から、集荷先・希望日・荷物を渡せる時間帯などを入力します。電話でも相談できます。
DHLは個人でも、アカウントなしで送れますか?
送れます。アカウントなしで持ち込む場合は、DHL Express Easyも候補です。ただし、ふつうの契約での発送とは条件が違い、着払いのサービスはありません。
DHLで着払いはできますか?
送料の受取人払いは、受取人側のDHLアカウントへの請求などを手配する方法で、利用の条件と相手の承諾が必要です。国内の宅配便のように「着払い」と書くだけでは送れません。
送料を元払いにすれば、関税も自分が払うことになりますか?
そうとは限りません。送料と関税・諸税の請求先は別に決めます。それぞれの支払いの設定を確認しましょう。

米AmazonFBA納品代行サービス SLC
書類づくりから発送まで、
まとめて任せる。
DHLで送るには、運送状とインボイスの作成、集荷の予約、送料と関税の支払いの設定が必要です。SLCは、HTSコードの記載を含むインボイスの作成にも対応し、3つのクーリエの中から送る商品に合わせて負担の少ない発送方法をご提案します。検品・梱包・ラベリングから通関、FBA倉庫への納品までを一括で代行します。
- 検品・梱包・ラベリングから通関、FBA倉庫への納品まで一括で代行
- 最新の輸出ルールに沿って発送
- 仕入れる前に、担当スタッフに確認できる

コメント
まだコメントはありません。記事の感想や、海外への発送で困っていることを気軽に書いてください。