
FBAの返送は何日かかる?依頼から手元に届くまでの日数を区間ごとに見積もり、遅いときに確認する場所
売れ残った在庫を日本で売り直そうと、FBAに返送を依頼した。1〜2週間で届くだろうと思っていたのに、1か月たってもまだ「処理中」のまま。返送した在庫を売ったお金で、来月の支払いをするつもりだったのに——。
FBAの返送は、思っている以上に時間がかかることがあります。
「FBAの返送って、何日くらいかかるの?遅いときはどこに聞けばいいの?」
この記事では、FBAの返送にかかる日数を区間ごとに分けて見積もる方法と、米国FBAから日本へ戻すときの経路、返送が遅いときの確認先を整理します。
返送にかかる日数の考え方
FBAの返送依頼は、申し込んですぐ発送されるとは限りません。返送にかかる日数は、次の2つに分けて考えます。
- 処理の時間:Amazonが倉庫から商品を取り出し、梱包・発送するまで
- 配送の時間:倉庫から発送されて、返送先に届くまで
海外のFBAから日本へ戻す場合は、さらに代行倉庫での作業と、国際輸送・通関の日数が加わります。区間ごとに見積もっておけば、「いつ手元に届くか」「遅れているのはどこか」が分かります。
やること
返送にかかる日数の目安
返送にかかる日数の目安は、次のとおりです。いずれも手元への到着日を保証する数字ではありません。
| 返送の区間 | 日数の目安 |
|---|---|
| 日本のFBA → 日本国内の返送先 | 通常10〜14営業日で対応。依頼が集中すると30日以上かかる場合がある |
| 米国のFBA → 米国内の返送先 | 処理の目安は通常14営業日。返送が集中する時期は30営業日以上かかる場合がある。発送後の配送にさらに2週間ほどかかる |
| 米国の代行倉庫 → 日本 | 倉庫の受付・検品・取りまとめの待ち・発送方法・通関によって変わる。Amazonの返送の処理とは別に見積もる |
※日数は目安です。最新の内容は、各国のセラーセントラルの案内で確認してください。
繁忙期は30日以上かかることもある
年末のホリデーシーズンなど、返送の依頼が集中する時期は、処理だけで30日以上かかることがあります。米国でも、返送が集中する時期は処理に30営業日以上かかる場合があるとされています。
返送を考えている在庫は、繁忙期に入る前に依頼するのが安全です。繁忙期の前は保管料も上がるので、返送するかの判断は早めにしておきます。
海外FBAから日本へ戻すときは、経路を先に確認する
海外のFBAから日本へ在庫を戻す場合は、返送の経路を先に確認します。米国のFBAでは、通常は米国内の受取先を用意し、そこから日本への転送を別に手配します。
代行倉庫に戻った日と、日本の手元に届く日は違う
代行倉庫に在庫が戻っても、それで終わりではありません。倉庫での検品・再梱包・発送の準備に加えて、国際輸送や通関の日数も必要です。「代行倉庫に届いた日」を、「日本で売り始められる日」と考えないようにします。
まとめて発送するサービスは、少量だと待ちが長い
代行倉庫のサービスには、送料を抑えるために、一定の数量が集まってから日本へ発送するものもあります。少量の返送では、数量がそろうまでの待ち時間が長くなることがあります。
契約先には、次のことを確認しておきます。
- 日本への発送の条件と頻度
- 待っているあいだの保管料
- 少量でも発送できるか
返送が遅いときは、どの区間で止まっているかを確認する
返送が遅れている場合は、どの区間で止まっているかを確認します。区間によって、確認する先が違います。
問い合わせるときは、次の情報を用意しておくと、やり取りがスムーズです。
- 返送依頼番号
- 依頼した日
- まだ届いていない数量
- 追跡番号
Amazonの処理中なのに配送会社に問い合わせても、状況は分かりません。まず今どの区間にあるかを確かめることが、遅れを解消する近道です。
日本へ返送する前に、回収できる金額と費用を比べる
日本へ返送する前に、再販で回収できる金額と、追加でかかる費用を比べます。確認する費用は、次のとおりです。
- Amazonの返送手数料
- 現地の代行倉庫の作業料・保管料
- 国際送料
- 日本に輸入するときの手続きや税金
これらを差し引いて、日本で売ったときにいくら残るかを出し、現地での再販や廃棄とも比べて決めます。
FBAの返送手数料の料金と、日本へ返送する場合と現地で売る場合の手元に残る金額の比べ方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
返送手数料と返送の判断を詳しく解説FBAから返送した商品が破損していて再出品できない。記録・補てんの確認と、返送手数料まで含めた行き先の決め方
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返送した在庫は、すぐ現金にはならない
返送依頼を出した在庫が、すぐ現金に変わると考えないことが大切です。日本に届いたあとも、検品・出品・販売、そして売上の入金まで時間がかかります。
返送の処理に数週間、日本へ届くまでにさらに数週間、売れて入金されるまでにまた数週間。依頼してから現金になるまで、数か月かかることもあります。その売上を、直近の支払いのあてにはしません。資金に余裕を持って、返送を判断します。
米国から日本への返送では、Amazonの処理、米国内の配送、代行倉庫での作業、国際輸送と、区間がいくつもあります。どこか1つが遅れるだけで、全体の日数は大きく延びます。返送は「急ぎで現金にする手段」ではなく、「時間をかけて在庫を動かす手段」と考えておくのが安全です。
まとめ
FBAの返送は、申し込んですぐ発送されるとは限りません。
- 返送の日数は、Amazonの処理の時間と、発送後の配送の時間に分けて考える
- 米国FBAの処理の目安は通常14営業日。返送が集中する時期は30営業日以上かかる場合がある。繁忙期の前に依頼する
- 米国FBAから日本へ戻すときは、米国内の受取先を用意し、日本への転送を別に手配する
- 代行倉庫に戻った日と日本の手元に届く日は違う。まとめて発送するサービスは、少量だと待ちが長い
- 遅いときは、どの区間で止まっているかを確認し、返送依頼番号・依頼日・未到着数量・追跡番号を用意する
- 返送する前に、回収できる金額と費用を比べ、現地での再販や廃棄とも比べる
- 返送した在庫の売上を、直近の支払いのあてにしない
よくある質問
FBAの返送は、依頼してから何日かかりますか?
Amazonが商品を取り出して梱包・発送するまでの処理と、発送後の配送で、それぞれ日数がかかります。米国FBAでは、処理の目安は通常14営業日で、返送が集中する時期は30営業日以上かかる場合があります。発送後の配送にも、さらに2週間ほどかかります。
米国FBAの在庫を、日本に直接返送できますか?
米国FBAでは、通常は米国内の受取先を用意し、そこから日本への転送を別に手配します。返送を依頼する前に、返送の経路を確認しておきます。
米国の代行倉庫に届いたあと、日本に届くまで何日かかりますか?
倉庫での受付・検品・再梱包、取りまとめの待ち、発送方法、国際輸送、通関によって変わります。Amazonの返送の処理とは別に見積もります。一定の数量が集まってから発送するサービスでは、少量の返送の待ち時間が長くなる場合があります。
FBAの返送が遅いときは、どこに問い合わせればいいですか?
どの区間で止まっているかを確認します。Amazonの処理中ならセラーセントラル、発送済みなら配送会社の追跡、代行倉庫に到着済みなら倉庫へ確認します。返送依頼番号・依頼日・未到着数量・追跡番号を用意しておきます。
返送した在庫は、すぐ現金にできますか?
すぐには現金になりません。日本に届いたあとも、検品・出品・販売まで時間がかかります。その売上を直近の支払いのあてにせず、余裕を持って返送を判断します。

米AmazonFBA納品代行サービス SLC
米国FBAからの返送も、
アメリカの現地倉庫で受け取れる。
SLCには、アメリカの現地倉庫のサービスがあります。米国FBAから返送した在庫の受取先として使えるので、日本へ戻すか、現地で次の手を打つかを考える時間が取れます。米国向けのFBA納品と通関を日々行ってきた実務の経験で、日本とアメリカのあいだの物流を支えます。
- アメリカの現地倉庫サービス(米国のみ)
- 検品・梱包・ラベリングから通関、FBA倉庫への納品まで一括で代行
- 荷物が届いてから最短2日でAmazonの受領まで

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