商品ページに人が来ない 原因を分けて立ち上げを整える

Amazonで新しく作った商品ページに人が来ない。見られない原因の分け方と、新規出品の立ち上げで整えること

公開日 最終更新日

まだAmazonで誰も売っていない商品を見つけて、自分で新しく商品ページを作った。写真も撮り、説明も書いた。ところが、出品から何週間たっても注文が入らない。ビジネスレポートを開くと、ページを見た人の数がほとんどゼロだった——。

競合がいない商品は魅力的ですが、まだ誰にも知られていない商品でもあります。

「新しく作った商品ページに、そもそも人が来ない。何が足りないの?どうすれば見てもらえるの?」

この記事では、新しい商品ページに人が来ない原因の分け方と、ページを整える順番、最初の購入者に届ける方法を整理します。

新しい商品ページを立ち上げるときの考え方

新しい商品ページでは、「何を売るか」と同時に「どう見つけてもらうか」を計画します。ページを作ることはスタートで、そこから購入者に届ける道筋を用意して初めて、売れる可能性が生まれます。

商品ページを作っただけでは、購入者は集まらない

商品ページを作っただけで、購入者が自然に集まるとは限りません。新しい商品は、誰に、どのような検索や集客経路で見つけてもらうのかまで考える必要があります。

見つけてもらう経路考えること
Amazonの中の検索購入者が、どんな言葉で検索するか
Amazonの広告検索結果や商品ページに、広告として表示するか
Amazonの外からの案内SNSや、既存の顧客への案内でページに来てもらうか

レビューや実績がないことだけを、原因にしない

「レビューがないから」「まだ売れた実績がないから」と考えがちですが、レビューや販売実績がないことだけを、アクセスが少ない原因にしないようにしましょう。

確認する項目を、次のように分けます。

  • 検索キーワード:購入者が使う言葉が、ページに入っているか
  • 商品情報:カテゴリや商品の詳細が、正しく入っているか
  • 価格:同じような商品と比べて、選ばれる価格か
  • 競合:同じ言葉で検索したときに、どんな商品が並ぶか
  • 広告の有無:広告で表示される機会を作っているか

最初に、販売・表示できる状態かを確認する

最初に確認するのは、商品が販売・表示できる状態かです。ページの中身を直す前に、次のことがないかを、セラーセントラルの在庫の管理画面などで確認しましょう。

確認すること起きていると
出品停止商品が販売されていない
検索対象外の表示商品ページはあっても、検索結果に出てこない
商品情報の不足必要な情報が足りず、正しく表示されない
在庫切れ購入できる状態になっていない

ここで問題が見つかった場合は、ページの見た目を直すより先に、表示されない原因を解消します。

次に、見つけてもらい、内容が伝わるページに整える

次に、購入者が商品を見つけ、内容を理解できるページを整えます。

商品ページの要素と整えること:タイトル・検索キーワードは販売先で使われる言葉をもとに設定し、日本語を直訳した言葉ではなく現地の購入者が検索する言葉を使う。画像は用途・サイズ・素材がひと目で分かるようにする。説明は用途・サイズ・素材と、ほかの商品との違いを伝える

注意したいのは、キーワードを詰め込むだけではないということです。関係のない言葉を並べても、購入者には伝わりません。商品に合った内容にすることが大切です。

最初の購入者へ届ける方法を用意する

ページの基本を整えたら、最初の購入者へ届ける方法を用意します。

  • スポンサープロダクト広告:利用条件を満たす場合に、検索結果などに商品を表示する
  • 関連するSNSでの発信:商品に関心がありそうな人に知ってもらう
  • 既存の顧客への案内:これまでの購入者などに案内する

ページを修正し続けるだけでなく、実際に見てもらう機会を作りましょう。見てもらえなければ、ページのどこを直せばよいかも分かりません。

広告を使うなら、仕入れ前から集客費を利益計算に入れる

広告を使う場合は、仕入れる前から、集客費を利益計算に入れます。仕入れ・送料・関税・Amazon手数料だけで利益が出ても、広告費を差し引くと赤字になる場合があります。

計算1個あたり
仕入れ・送料・関税・Amazon手数料を引いた利益800円
1個売るのにかかった広告費1,000円
広告費を引いた利益−200円(赤字)

※説明用の例です。

広告を始める前に、試す予算と、見直すタイミングを決めておきましょう。利益計算で見落としやすい費用は、こちらの記事で詳しく解説しています。

見落としやすい費用を詳しく解説せどり・物販の利益率を過大に見ていた。梱包材や送料を原価に含める利益計算と、まとめて送る送料の割り方

「表示」「クリック」「購入」のどこで止まっているかを分ける

売れないときは、「表示されない」「表示されてもクリックされない」「ページへ来ても買われない」を分けて改善します。止まっている場所によって、直すところが違います。

止まっている場所確認すること数字を見る場所の例
表示が少ない検索キーワードや、集客の方法広告のレポートの表示回数、ブランド分析の検索クエリパフォーマンス(ブランド登録が必要)
クリックが少ないメイン画像・タイトル・価格広告のレポートのクリック数、ビジネスレポートのセッション数
購入が少ない説明や、購入の条件ビジネスレポートのユニットセッション率(ページへの訪問の数に対して、売れた個数の割合)

ビジネスレポートでは、商品ごとに、ページを訪れた数(セッション数)や、訪問の数に対して何個売れたかの割合(ユニットセッション率)を確認できます。どこで止まっているかが分かれば、全部を直すのではなく、止まっている場所から手を入れられます。

販売数だけを目標にしない

新しい商品では、販売数だけを目標にしないことも大切です。売れたあとに、次のことを確認します。

  • どの経路から購入されたか:検索・広告・外部からの案内のどれが効いたか
  • 集客費を含めて利益が残ったか:広告費を引いても、赤字になっていないか
  • 継続して売れる見込みがあるか:広告を止めても、売れ続けそうか

仕入れ前に、サポート会社へ相談する方法もある

新しい商品は、仕入れる前に、サポート会社へ相談する方法もあります。その場合は、次のことまで相談できるかを確認しましょう。

  • 商品選び
  • 需要・競合
  • ページの作成
  • 集客の予算
  • 輸出の条件

あわせて、支援の範囲、費用、成果の測り方を明確にしておくことが大切です。

まとめ

新しい商品ページでは、「何を売るか」と同時に「どう見つけてもらうか」を計画します。最低限のページを整えて少額で集客を試し、その結果から、ページと販売方法の両方を改善していきます。

  • 商品ページを作っただけで、購入者が自然に集まるとは限らない。誰に、どの経路で見つけてもらうかを考える
  • レビューや実績がないことだけを原因にしない。キーワード・商品情報・価格・競合・広告の有無を分けて確認する
  • 最初に、出品停止・検索対象外・情報不足・在庫切れがないかを確認する
  • 販売先で使われる言葉でタイトルや検索キーワードを設定し、画像・説明で用途・サイズ・素材・違いを伝える
  • スポンサープロダクト広告・SNS・既存の顧客への案内などで、最初の購入者へ届ける
  • 広告を使うなら、仕入れ前から集客費を利益計算に入れ、試す予算と見直すタイミングを決める
  • 表示・クリック・購入のどこで止まっているかを分けて改善する
  • 購入の経路、集客費を含めた利益、継続して売れる見込みを確認する

よくある質問

商品ページを作れば、購入者は自然に集まりますか?

自然に集まるとは限りません。新しい商品は、誰に、どのような検索や集客経路で見つけてもらうのかまで考える必要があります。

アクセスが少ないのは、レビューがないからですか?

レビューや販売実績がないことだけを原因にしないようにします。検索キーワード、商品情報、価格、競合、広告の有無など、確認する項目を分けます。

新しい商品ページで、最初に確認することは何ですか?

商品が販売・表示できる状態かを確認します。出品停止や検索対象外の表示、商品情報の不足、在庫切れなどがないかを確認します。

広告を使う場合、何に気をつければいいですか?

仕入れ前から集客費を利益計算に入れます。仕入れ・送料・関税・Amazon手数料だけで利益が出ても、広告費を差し引くと赤字になる場合があります。試す予算と、見直すタイミングを決めておきます。

売れないとき、どこから改善すればいいですか?

「表示されない」「表示されてもクリックされない」「ページへ来ても買われない」を分けて改善します。表示が少なければ検索や集客、クリックが少なければメイン画像・タイトル・価格、購入が少なければ説明や購入条件などを確認します。

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※本ページは一般的な情報提供を目的としたものです。Amazonの広告の利用条件やレポートの項目・名称は、販売する国や時期によって異なり、変更されることがあります。最新の内容はセラーセントラルの公式の案内をご確認ください。記事中の数値は説明のための例です。