仕入れが怖いときは 仕入れる前に確かめる3つ

リサーチのやり方が分からず、仕入れが怖い。せどり・Amazonリサーチで仕入れる前に確かめる3つのこと

公開日 最終更新日

「仕入れてみたいけれど、本当に売れるのか分からない」

せどりや物販を始めたばかりのころは、商品を仕入れること自体が不安になりやすいものです。売れなければ在庫になりますし、売れても手数料や送料を引くと、利益がほとんど残らないこともあります。

そんな不安から、次のような質問をよくいただきます。

「仕入れる前に『これは売れる』と確かめる手順を教えてください」

この記事では、せどり・Amazonのリサーチで、仕入れる前に確かめておきたいことと、その順番を、物販の実務の視点でお伝えします。

仕入れる前の確認は「売れるか」だけでは足りない

多くの方が、リサーチを「売れる商品を探すこと」だと考えています。でも、仕入れが怖くなくなるのは、「売れるか」の確認に、あと2つを足したときです。

「売れるか」だけを確かめて仕入れると、売れても利益が残らなかったり、そもそも出品できなかったりすることがあります。3つをこの順番で確かめれば、仕入れる前に分かるリスクは、仕入れる前につぶせます。

まず「売れているか」を見る

最初に、その商品に需要があるかを確認します。販売先ごとに、見るところは次のとおりです。

販売先ごとのリサーチで見るところ:Amazonは売れ筋ランキングの推移、過去の価格、出品者数。フリマ(メルカリなど)は「売り切れ」の商品の件数と価格。オークション(Yahoo!オークションなど)は落札された商品の件数と落札価格。eBayは販売済み(Sold)の商品の件数と価格

ポイントは、今のランキングや価格だけで判断しないことです。一時的に売れている商品や、季節によって需要が変わる商品もあるため、できるだけ過去の動きも確認します。

Amazonなら、ランキングが上がった回数(売れた回数の目安)を過去数か月分さかのぼって見ると、「たまたま売れた商品」と「売れ続けている商品」を見分けやすくなります。

売れたあと「いくら残るか」を見る

売れている商品でも、利益が出るとは限りません。販売価格から次の費用を引いて、1個売れたらいくら残るかを確認します。

  • 仕入れ価格
  • 販売手数料
  • 送料
  • 梱包などの費用

値下がりしても利益が残るか

さらに大切なのが、今の販売価格だけでなく、少し値下がりした場合も利益が残るかを見ておくことです。売れている商品には、あとから競合が入ってきて、価格が下がることがよくあります。

販売価格費用の合計(仕入れ・手数料・送料など)1個あたりに残る金額判断
今の価格 5,000円4,200円800円利益が出る
競合が増えて 4,000円4,050円−50円赤字になる

この商品は、今は800円残りますが、4,000円まで値下がりすると赤字です。こうした商品は、仕入れる量を抑えるか、見送るかを慎重に判断します。どこまで下がったら赤字になるかを仕入れる前に知っておくと、判断に迷いません。

輸出Amazon輸出なら、引く費用がさらに増える

考え方は、国内のせどりでもAmazon輸出でも同じです。ただしAmazon輸出では、次の費用も引く必要があります。

  • 国際送料
  • 関税など
  • 米国FBAへの納品費用・FBA手数料
  • 為替・送金に関わるコスト

引くものが多いぶん、「全部引いたあとにいくら残るか」を見ることがより重要になります。商品のサイズや重さでも費用は大きく変わります。

1個あたりに残る金額の出し方サイズと重さを見落とすと、FBA手数料で利益が消える。仕入れ前に見る場所と、1個あたりいくら残るかの出し方

最後に「自分が出品できるか」を確認する

売れていて、利益も残る。それでも、仕入れる前に確認しておきたいことがあります。その商品を、自分が出品できるかです。

販売先確認すること
Amazon商品・ブランド・カテゴリーによって、販売に承認が必要な場合がある。セラーセントラルで商品を検索し、出品に制限がかかっていないかを確認する
フリマ・オークション出品が禁止されている商品ではないか、ブランド品なら正規品と確認できるか
輸出する場合相手国で販売や輸入に規制がかかる商品ではないか(食品、子ども向けの商品、電気製品など)

「仕入れたのに出品できなかった」は、売れない在庫よりもつらい状態です。出品できるかの確認は、仕入れる前に必ず行います。

仕入れ前は、この順番で確認する

ここまでの3つを、リサーチの流れにまとめると次のようになります。

  1. 商品を見つける
  2. 売れているかを、過去の動きまで確認する
  3. 利益が残るかを、値下がりした場合まで確認する
  4. 出品できるかを、販売先で確認する
  5. 3つとも問題なければ、仕入れる

初めて扱う商品なら、最初から大量に仕入れず、少量から販売状況を見る方法もあります。実際に売れる速さを確かめてから、仕入れる量を増やせば、仕入れの怖さはぐっと小さくなります。

実務メモ

コンサルティングの現場で「仕入れが怖い」という方のお話を聞くと、多くの場合、怖さの正体は「何を確認すれば安心していいのか分からない」ことです。確認する項目と順番を決めてしまえば、仕入れは「賭け」ではなく「判断」に変わります。

せどりのリサーチツールで、3つの確認をまとめて行う

商品リサーチの目的は、絶対に売れる商品を当てることではありません。仕入れる前に分かるリスクを減らすことです。

3つの確認は手作業でもできますが、商品が増えるほど時間がかかります。せどりのリサーチツールを使えば、売れ行きの推移や利益、出品できるかといった確認を、まとめて素早く行えます。ツールを選ぶときも、「売れるか」だけでなく「残るか」「出品できるか」まで確認できるかを基準にします。

数値と折れ線が並ぶ分析画面

売れる・残る・出品できるを、1つの画面で

米AmazonリサーチツールPROFiNDER

ランキングの履歴から数えた販売数、手数料・送料・関税まで引いた1個あたりの利益、値下がりしても黒字が残るかまでを表示。出品できない商品や知的財産のリスクがある商品も自動で検知するので、3つの確認がまとめて終わります。

PROFiNDERを見る →

まとめ

仕入れる前に確かめたいのは、次の3つです。

  • 売れているか:今の数字だけでなく、過去の動きまで見る
  • 利益が残るか:全部引いて1個いくら残るか、値下がりしても残るかまで見る
  • 出品できるか:販売先で出品の制限や規制がないかを、仕入れる前に確認する

せどり・物販のリサーチでは、「売れそうだから仕入れる」のではなく、「売れる・残る・出品できる」を確認してから仕入れる。この順番を決めておくだけで、感覚だけに頼らず、安心して仕入れの判断ができるようになります。

よくある質問

仕入れる前に「これは売れる」と確かめる手順を教えてください。

「売れているか」を確認したうえで、「売れたあと利益が残るか」と「自分が出品できるか」の2つを足した3つを、この順番で確認します。売れているかは過去の販売の動きまで、利益は値下がりした場合まで、出品できるかは仕入れる前に販売先で確認します。

せどりのリサーチでは、何を見れば売れるか分かりますか?

Amazonなら売れ筋ランキングの推移、過去の価格、出品者数を見ます。フリマやオークションなら、売り切れた商品や落札された商品の件数と価格を確認します。今の数字だけでなく、過去の動きまで見ることが大切です。

売れている商品なら、仕入れても大丈夫ですか?

売れていても、手数料や送料を引くと利益が残らない商品や、競合が増えて値下がりすると赤字になる商品があります。また、出品に承認が必要で、仕入れても出品できない商品もあります。利益と出品できるかまで確認してから仕入れます。

Amazonで出品できるかは、どう確認しますか?

セラーセントラルで商品を検索し、出品に制限がかかっていないか(承認が必要と表示されないか)を確認します。商品やブランド、カテゴリーによっては、販売に承認が必要な場合があります。

せどりのリサーチツールは使ったほうがいいですか?

手作業でも確認はできますが、ツールを使うと、売れ行きの推移や利益、出品できるかといった確認をまとめて素早く行えます。大切なのは、ツールで「売れるか」だけでなく「残るか」「出品できるか」まで確認することです。

ノートパソコンで出品の作業をする

米Amazon輸出コンサルティング

仕入れを「賭け」から「判断」へ。
最初のリサーチから、実際の画面で一緒に確かめます。

リサーチは、確認する項目と順番さえ身につければ怖くありません。ワールドシフトは、米Amazon輸出を一から教え、年商1億円に届いた方も出してきたコンサルティングと、FBA納品の物流を長年続けてきました。

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※本ページは一般的な情報提供を目的としたものです。記事中の金額は説明のための例であり、成果を保証するものではありません。出品の制限や規制、手数料の条件は販売先や国によって異なり、変更されることがあるため、最新の条件は各販売先の公式情報でご確認ください。