せどりと転売何が違う? 仕入れる前に確認すること

せどりと転売は何が違う?転売が違法になる代表的なケースと、仕入れる前に確認すること

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副業でせどりを始めようと思っている。でも、ニュースやSNSでは「転売ヤー」という言葉が批判的に使われている。せどりと転売は何が違うのか。自分がやろうとしていることは、違法にならないのか——。

呼び方だけでは、違法かどうかは決まりません。何を見れば判断できるのかを知っておくと、安心して仕入れを始められます。

「せどりと転売は何が違う?自分のやっていることは違法にならない?」

この記事では、違法になる代表的なケースと、法律とは別に確認する販売サイトや購入先のルール、仕入れる前に整理することをまとめます。

違法かどうかを考えるときの考え方

「せどりだから問題ない」「転売と呼ばれるから違法」とは判断できません。確認するのは呼び方ではなく、扱う商品・仕入れ方・必要な許可・売り方です。

違法になる代表的な4つのケース

違法になる代表的なケースは、次の4つです。

ケース関わる法律など
古物商許可を取らずに、古物を仕入れて営業する古物営業法
対象のチケットを不正に転売するチケット不正転売禁止法
許可なく医薬品を売る医薬品の販売の許可
偽物や権利を侵害するコピー商品を売る商標権・著作権など

古物商許可を取らずに営業する

リサイクルショップやフリマなどで古物を仕入れ、事業として販売する場合は、原則として古物商許可が必要です。自分で使っていた不用品を売る場合とは分けて考えましょう。

古物商許可の申請先・書類・費用・日数は、こちらの記事で詳しく解説しています。

古物商許可の取り方を詳しく解説古物商許可はどこでどう取る?リサイクルショップやフリマで仕入れる前に知りたい申請先・書類・費用・日数

チケットの不正転売

対象となる「特定興行入場券」を、主催者の事前の同意なく、繰り返し売るつもりで、主催者などの販売価格を超える価格で転売する行為は禁止されています。

このチケットのルールが、すべての商品に当てはまるわけではありません。

許可なく医薬品を売る

ドラッグストアで買った薬や、処方された薬の余りも、許可なくフリマなどに出品できません。「自分が買った物だから自由に売れる」と考えないようにしましょう。

偽物やコピー商品を売る

偽物や、権利を侵害するコピー商品を売ると、商標権や著作権の侵害につながる場合があります。

仕入れ先や本物かどうかに不安がある商品は、利益だけで判断せず、確認できるまで仕入れや出品を控えましょう。

法律とは別に、販売サイトや購入先のルールもある

法律の問題と、販売サイトや購入先のルール違反は分けて確認します。Amazonなどの出品の条件、店舗の購入の条件、数量の制限なども確認が必要です。

規約違反と法律違反は同じ意味ではありませんが、規約に反すると販売を続けられなくなる場合があります。

特に、新発売や品薄の商品では注意が必要です。

法律とは別に、購入・販売のルールも確認:Amazonの出品条件・購入先の規約・数量制限なども確認。01 応募の条件・購入の規約(転売目的の購入を禁止している場合がある。商品ページだけでなく、応募要項・利用規約も仕入れ前に確認)、02 条件に反した場合(注文キャンセル・会員資格の取り消しなど。対応は販売元の規約による)、03「当たった」「買えた」(購入できたことだけでは、転売目的の仕入れが認められたとは限らない。禁止している販売元からは販売用の仕入れを控える)。規約違反と法律違反は同じ意味ではない。ただし、規約違反で販売を続けられなくなる場合がある。

批判されていることと、法律の判断は分けて考える

買い占めや高額での販売への批判と、法律上の判断は分けて考えます。報道やSNSで批判されていることだけで、自分の取引が適法かどうかは判断できません。

一方で、法律だけでなく、購入の条件や買う人への影響も考えて売り方を選ぶことが大切です。

海外へ売るなら、販売先の国のルールも確認する

海外へ販売する場合は、日本側と販売先の国のルールを確認します。日本で買える商品でも、そのまま海外へ輸出・販売できるとは限りません。

輸送の条件、輸入の規制、商品の安全や知的財産の条件は、別に確認しましょう。

仕入れる前に整理する4つのこと

仕入れる前に、次の4つを整理します。

整理すること確認先
商品は何か商品ごとの販売の許可は、担当の行政窓口
どこから仕入れるか古物商許可は警察
どこで売るか出品の条件は販売サイト
どの許可が必要か法的な判断が難しい場合は弁護士

大切なのは、せどりか転売かという名前を決めることではなく、自分の取引に必要な条件を満たすことです。許可の確認と仕入れの記録の保存を行い、判断できない商品は確認してから扱いましょう。

まとめ

違法かどうかは、せどりか転売かという呼び方ではなく、商品・仕入れ方・許可・売り方で決まります。

  • 違法になる代表例は、無許可での古物の営業、チケットの不正転売、無許可での医薬品の販売、偽物やコピー商品の販売
  • チケットのルールは「特定興行入場券」が対象で、すべての商品に当てはまるわけではない
  • 法律とは別に、販売サイトや購入先の規約も確認する。新発売や品薄の商品は応募要項まで見る
  • 批判されていることと法律の判断は分けて考える
  • 海外へ売るなら、販売先の国のルールも確認する
  • 仕入れる前に、商品・仕入れ先・売り場・必要な許可を整理する

よくある質問

せどりと転売は、何が違いますか?

呼び方の違いで、違法かどうかは決まりません。確認するべきなのは、扱う商品・仕入れ方法・必要な許可・販売方法です。

転売が違法になるのは、どんな場合ですか?

代表例は、古物商許可を取らずに古物を仕入れて営業すること、対象チケットの不正転売、許可なく医薬品を販売すること、偽物や権利を侵害するコピー商品を販売することです。

抽選に当たって買えた商品なら、転売してもいいですか?

当たった・買えたことだけで、転売目的の仕入れが認められたとは判断できません。応募要項や利用規約で転売目的の購入を禁止している販売元からは、販売用の仕入れを控えましょう。

規約違反は、法律違反と同じですか?

同じ意味ではありません。ただし、規約に反すると、注文のキャンセルや販売を続けられなくなる場合があります。

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※本ページは一般的な情報提供を目的としたものです。個別の取引が法律に反するかどうかは、商品・仕入れ方・販売方法によって異なります。判断が難しい場合は、警察・担当の行政窓口・弁護士にご確認ください。