
Amazonセラーセントラルにログインできない。メインの管理者が退職し、2段階認証が本人の携帯にしか届かないときの対処と予防
Amazonの運営をずっと任せていた担当者が、先月退職した。引き継ぎでIDとパスワードは聞いていたので、ログインしようとしたら、2段階認証のコードが届かない。送り先は、退職した本人の個人携帯だった——。
販売は続いているのに、在庫の補充も、購入者への対応も、セラーセントラルに入れなければ何もできません。
「メインの管理者が退職して、2段階認証が本人の携帯にしか届かない。どうすればログインできるの?」
この記事では、管理者の退職でログインできなくなったときの対処と、同じことを防ぐためのアカウントの管理の仕方を整理します。
ログインできなくなったときの考え方
まず、旧担当者の協力が得られるかどうかで、進め方が分かれます。協力が得られるなら、ログインできるうちに設定を変えてもらうのが早道です。難しいなら、放置せず、早めに復旧の手続きに入ります。そして、ログインできるようになったら、同じことが起きない管理の仕方に切り替えます。
やること
2段階認証が個人の携帯に紐づいていると、退職後に入れなくなる
セラーセントラルにログインするときは、パスワードに加えて、2段階認証のコードの入力を求められます。このコードの送り先が、個人の携帯番号や端末に紐づいていると、その人が退職したあとにログインできなくなる可能性があります。
| 2段階認証の送り先 | 担当者が退職したあと |
|---|---|
| 担当者の個人携帯・個人の端末 | コードを受け取れず、ログインできなくなるおそれがある |
| 会社で管理している電話番号・端末 | 担当者が変わっても、会社でコードを受け取れる |
IDとパスワードを引き継いでいても、2段階認証の送り先が個人のもののままでは、ログインはできません。
旧担当者の協力が得られるなら、先に認証情報を変更してもらう
旧担当者が対応できる場合は、ログインできるうちに、認証先や管理者の情報を変更しておくのが、最もスムーズです。
- 2段階認証の送り先を変える:会社で管理する電話番号や端末を追加し、個人の携帯を外す
- 管理者の情報を変える:会社の担当者が、管理者として操作できるようにする
- ほかの担当者にも権限を付ける:あとから別の人もログインできるようにしておく
旧担当者に協力してもらうときは、操作を一緒に確認しながら進め、変更が終わったら、会社側で実際にログインできるかを確かめましょう。
協力が難しいなら、復旧の手続きを早めに進める
旧担当者と連絡がとれない、協力が得られないといった場合は、復旧の手続きを早めに進めます。
復旧では、本人確認やアカウントの所有者の確認が必要になる場合があります。復旧まで時間がかかる可能性もあるため、放置せず、早めにサポートへ確認しましょう。
確認を受けるときに備えて、次のような情報を手元にそろえておくと、説明しやすくなります。
| そろえておく情報 | 内容 |
|---|---|
| アカウントの情報 | 登録しているメールアドレス、出品者名(ストア名)など |
| 事業者の情報 | アカウントに登録している会社名・住所など |
| 経緯 | 管理者が退職したこと、いつからログインできないか |
どのような書類や確認が必要かは、Amazonからの案内に従います。ログインできない間も、アカウントへの警告や対応の期限が来ていることがあるため、復旧したら、アカウント健全性もすぐに確認しましょう。警告が出ていたときに見る画面は、こちらの記事で詳しく解説しています。
警告が出たときの確認を詳しく解説「アカウントが停止される恐れがあります」と出たら。Amazonセラーセントラルで原因を特定するために見る画面と順番
›
退職の前に、権限と認証方法をセットで引き継ぐ
担当者が変わるときは、権限と認証方法をセットで引き継ぎましょう。IDとパスワードだけを引き継いでも、2段階認証の送り先が個人のものなら、ログインできなくなります。
1人に頼らないアカウント管理にしておく
国内のAmazonでも、Amazon輸出でも、1人だけが管理者になっている状態はリスクがあります。退職だけでなく、急な病気や携帯の故障・紛失でも、同じことが起こり得ます。
- 複数の担当者に権限を付ける:セラーセントラルのユーザー権限の設定で、担当者ごとにアカウントを作り、必要な権限を付ける
- 会社で管理できる認証方法にする:2段階認証の送り先を、会社で管理する電話番号や端末にする
- ログイン情報を使い回さない:1つのIDとパスワードを複数の人で共有するのではなく、担当者ごとのログインを使う
担当者ごとにログインを分けておけば、1人が退職しても、ほかの担当者がそのまま運営を続けられます。
まとめ
管理者の退職でログインできなくなったときは、旧担当者の協力が得られるかで進め方を分け、早めに動くことが大切です。そして、1人に頼らない管理に切り替えます。
- 2段階認証が個人の携帯や端末に紐づいていると、退職後にログインできなくなる可能性がある
- 旧担当者の協力が得られるなら、ログインできるうちに認証先や管理者の情報を変更してもらう
- 協力が難しいなら、本人確認や所有者の確認が必要になることもあるため、早めにサポートへ確認する
- 担当者が変わるときは、権限と認証方法をセットで引き継ぐ
- 複数の担当者に権限を付け、会社で管理できる認証方法にしておく
よくある質問
なぜ、管理者が退職するとログインできなくなるのですか?
2段階認証が個人の携帯番号や端末に紐づいていると、その人が退職したあとに認証のコードを受け取れず、ログインできなくなる可能性があります。
退職した担当者に連絡がとれる場合は、どうすればいいですか?
旧担当者が対応できる場合は、ログインできるうちに認証先や管理者の情報を変更してもらうのが、最もスムーズです。
旧担当者の協力が得られない場合は、どうすればいいですか?
復旧の手続きを早めに進めます。本人確認やアカウントの所有者の確認が必要になる場合があり、復旧まで時間がかかる可能性もあるため、放置せず早めにサポートへ確認します。
同じことを防ぐには、どうすればいいですか?
1人だけが管理者になっている状態を避けます。複数の担当者への権限の付与や、会社で管理できる認証方法にしておくことが重要です。担当者が変わるときは、権限と認証方法をセットで引き継ぎます。

米Amazon輸出コンサルティング
担当者が変わっても止まらない、
アカウントの運営を。
アカウントの管理は、トラブルが起きてから見直すのでは遅いこともあります。ワールドシフトは、米Amazon輸出を一から教え、年商1億円に届いた方も出してきたコンサルティングと、米国向けのFBA納品・通関の物流を長年続けてきました。アカウントの運営で困ったときも、相談できます。
- アカウント作成から販売まで全サポート
- アカウント停止のフォローも含め、無制限の質問サポートで不安を解消
- 商品選び・関税の見積もり・利益計算・物流まで一貫して相談できる

コメント
まだコメントはありません。記事の感想や、アカウントの管理で困っていることを気軽に書いてください。