資金繰り
Amazon輸出の仕入れにいくら使っていい?手元資金から仕入可能額を考える方法
口座にある金額は、仕入れに使える金額ではありません。支払い予定と予備資金を引いた上限を先に出せば、迷わず仕入れられます。
TOPIC
残高≠予算
これから出ていく分がある
TOPIC
引いて出す
支払い予定と予備資金
TOPIC
上限を決める
先に決めてから商品を選ぶ
TOPIC
配分まで考える
何に使うかが次の判断
口座にある金額が、仕入れに使える金額ではない
いま手元に100万円あるとします。だからといって100万円すべてを仕入れに使えるわけではありません。
これから、クレジットカードの支払い、国際送料、関税、代行費用、Amazon関連費用、その他の事業経費などが発生します。さらに、想定外の支払いやAmazonからの入金時期のずれに備えて、一定の資金を残しておく必要もあります。
仕入れに使える上限を先に出す
計算の形は次のとおりです。
現在の手元資金に次回までのAmazon入金予定を足し、確定している支払予定と、これから発生すると見込まれる経費を引きます。これが支払い後に残る資金です。そこから残しておく予備資金を引いた金額が、今回仕入れに使える上限になります。
| 項目 | 金額(例) |
|---|---|
| 現在の手元資金 | 500,000円 |
| + Amazon入金予定 | +400,000円 |
| − カード支払予定 | −200,000円 |
| − 送料・関税等の見込 | −100,000円 |
| − その他経費 | −50,000円 |
| 支払い後に残る資金 | 550,000円 |
| − 残しておく予備資金 | −100,000円 |
| 仕入れに使える上限 | 450,000円 |
手元資金と入金予定を足せば90万円ありますが、そのすべてを自由に使えるわけではありません。この例では上限は45万円になります。
上限を超えたら、どの商品を優先するか
仕入れたい商品の合計が上限を超えることはよくあります。そのときは、満遍なく買うのではなく優先順位を付けます。
判断の材料になるのは、継続して販売実績があるか、月間販売数はどのくらいか、在庫切れが近いか、仕入れから販売開始までどのくらいかかるか、どの程度の利益が見込めるか、といった点です。
優先度の付け方
毎月継続して売れていて、もうすぐ在庫切れになる商品は優先度が高くなります。まだ販売実績がなく本当に売れるか分からない商品は、少量から試すという扱いになります。
限られた資金を何に配分するかまで決めて、初めて仕入れの判断が終わります。上限を出すことと、配分を決めること。この2つはセットです。
この記事の用語
予備資金:想定外の支払いや入金のずれに備えて手元に残しておく資金。
仕入可能額:支払い予定と予備資金を差し引いたあとに、仕入れへ回せる金額の上限。
次回入金予定額:次の支払いサイクルで口座へ入る見込みの金額。
よくある質問
予備資金はいくら残せばよいですか。
この記事では具体的な額は示していません。支払いの変動幅と入金のずれの大きさによって変わります。
カード払いなら手元資金は関係ないのでは。
支払日が来れば現金が要ります。支払い予定に入れておく必要があります。
この記事に根拠となる数字はありますか。
本文中の金額は計算の形を示すための例です。外部の統計は使っていません。
この記事は進め方の整理であり、外部の統計や規制を根拠にした数値は使用していません。
