資金繰り
売れる商品を複数仕入れすれば売上は伸びる?
売れる商品を見つけたら数を増やしたくなります。ただし売れるまでは在庫です。販売数とリードタイムから逆算すれば、資金に合った数量が出せます。
TOPIC
在庫に変わる
仕入れた資金は売れるまで在庫
TOPIC
資金で決まる
余裕があるかで持てる量が変わる
TOPIC
リードタイム
販売可能になるまでの期間
TOPIC
差し引く
現在庫と納品中在庫を引く
売れる商品でも、仕入れすぎれば資金は止まる
販売実績のある商品を複数仕入れることは、売上を伸ばす方法の一つです。ただし、仕入れた商品がすべてすぐ売れるとは限りません。販売されるまで、その資金は在庫として残ります。
つまり仕入れ数量の判断は、商品の良し悪しの話ではなく、資金をどれだけ在庫に置いてよいかという話です。
資金の余裕によって、持ってよい量は変わる
資金に余裕があれば、欠品を防ぐために数か月分の在庫を持つ方法もあります。欠品による販売機会の損失を避けられます。
一方、資金が限られている場合、月間販売数に対して必要以上の在庫を持つと、次の商品を仕入れる現金が不足します。同じ商品・同じ販売数でも、適量は人によって違うということです。
必要在庫数はリードタイムから逆算する
必要な在庫数を考えるには、仕入れてからFBAで販売可能になるまでのリードタイムが要ります。目安の形は次のとおりです。
必要在庫数の目安=月間販売数×リードタイム(月換算)+予備在庫
ここから現在庫と納品中在庫を差し引いた分が、追加で仕入れる数量の目安になります。リードタイムが長い商品ほど、必要な在庫は多くなります。
仕入れ前に、資金側も並べる
数量の目安が出たら、資金側を確認します。その商品の月間販売数、リードタイム、現在庫と納品中在庫。そしてAmazonの次回入金予定額、カード代金・送料・関税の支払予定、次の支払い後に残る手元資金です。
売れる商品を見つけても、単純に数量を増やせばよいわけではありません。販売数・リードタイム・入金までの期間・手元資金を確認し、自分の資金に合った数量を仕入れる。ここが仕入れ判断の中身です。
この記事の用語
リードタイム:仕入れてからFBAで販売可能になるまでの期間。必要在庫数の計算に使う。
納品中在庫:発送済みだがAmazonでまだ受領されていない在庫。
予備在庫:販売のばらつきやリードタイムの遅れに備えて上乗せする在庫。
よくある質問
予備在庫はどれくらい持ちますか。
この記事では具体的な数は示していません。リードタイムのばらつきと資金の余裕によって変わります。
リードタイムはどう測りますか。
仕入日から販売可能日までの実績を残しておくのが確実です。想定より長いことがよくあります。
この記事に根拠となる数字はありますか。
計算の考え方の整理を目的としているため、外部の統計は使っていません。
この記事は進め方の整理であり、外部の統計や規制を根拠にした数値は使用していません。
