資金繰り

Amazon FBAの在庫が増えているのに売上が増えない…まず何を確認する?

2026年9月2日 | この記事は進め方の整理です(外部の統計は使用していません)

在庫が多いこと自体は問題ではありません。問題はどの商品に何か月分資金が残っているかです。商品単位で見れば、回収すべき在庫が特定できます。

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TOPIC
個数では判断できない
販売ペースとセットで見る
TOPIC
商品単位で見る
全体の売上では気づけない
TOPIC
保管費用が増える
待つほどコストが乗る
TOPIC
待つか回収か
利益と資金の両方で決める

「在庫が多い」だけでは判断できない

A商品は月間販売数20個で現在庫30個。B商品は月間販売数1個で現在庫20個。どちらも在庫はありますが、状況はまったく違います。

現在の販売ペースが続くと仮定すれば、A商品は約1.5か月分、B商品は約20か月分の在庫を持っていることになります。「在庫が何個あるか」ではなく「販売ペースに対して何か月分あるか」で見ます。

全体の売上だけを見ていると気づけない

複数の商品を扱っていると、よく売れる商品が売上を作る一方で、ほとんど動いていない商品が残り続けます。

たとえば月間売上が約80万円、FBA在庫金額が約150万円、取扱商品が60商品というセラーがいたとします。売上だけを見れば商品は売れています。しかし商品ごとに見ると、よく売れている商品が約20、月に1個程度しか売れていない商品が約15、直近2か月で1個も売れていない商品が約25、という内訳ということがあります。

この売れていない25商品の在庫金額を合計すると約45万円。月80万円の売上がある一方で、仕入資金のうち約45万円が2か月以上動いていない在庫として残っている、という形です。商品ごとに仕入数量・販売数・現在庫・最後に売れた時期を確認します。

待つ間にも費用は増える

原因が分かったら、次はその在庫をどうするかです。「利益を出したい」と価格を維持しても、数か月売れなければ仕入れに使った資金はその間戻りません。

さらにFBAでは、商品を保管している間も在庫保管に関する費用が発生します。長期間売れずに残れば、保管期間などに応じて追加のコストが生じ、当初想定していた利益はさらに減ります。待つことにも費用がかかっているということです。

「いくら残すか」と「いつ戻すか」を並べる

判断に要るのは、このまま待った場合いつ売れそうか、その間にどれくらい保管の費用がかかるか、仕入資金を長期間在庫にしておいて問題ないか、の3つです。

値下げして販売できれば、利益は減っても仕入資金を早く回収できる可能性があります。「今値下げすると利益が減る」だけを見るのではなく、いつ資金を戻すか持ち続けることでいくらコストが増えるかまで含めて判断します。

この記事の用語

在庫月数:現在庫を月間販売数で割った月数。滞留の度合いを測る。
滞留在庫:長期間販売されずに残っている在庫。資金が止まっている場所になる。
在庫保管費用:FBAで在庫を保管している間に発生する費用。保管期間に応じて増えることがある。

よくある質問

何か月分から持ちすぎと言えますか。
この記事では基準は示していません。商品の性質と資金の余裕によって変わります。
値下げすべきですか。
一律には言えません。利益の減少と資金の回収を並べて判断する話です。
この記事に根拠となる数字はありますか。
本文中の金額と商品数は考え方を示すための例です。外部の統計は使っていません。
この記事は進め方の整理であり、外部の統計や規制を根拠にした数値は使用していません。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。金額はわかりやすさ優先のざっくり試算で、個別の通関・税務判断を保証しません。規制・手続き・各サービスの効果に関する記述も一般情報であり、成果や個別判断を保証するものではありません。正確な税率・分類は各製品のHTSコードと最新の公式情報を、税務・通関の個別判断は税理士・通関業者等の専門家をご確認ください。