Amazon輸出で何を売る?仕入れ前に確かめる4つのこと

Amazon輸出で何を売ればいい?アメリカで日本製品が売れる理由と、商品の選び方で確認する4つのこと

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アカウントは作った。リサーチのやり方も少しずつ分かってきた。でも、いざ仕入れようとすると「結局、何を売ればいいのか」が決まらない。人気と言われるジャンルを調べても、本当に自分が売っていいのか分からない——。

Amazon輸出を始めたばかりの方から、いちばん多く聞く悩みのひとつです。

「アメリカでは、どんな日本の商品が売れるの?何を基準に選べばいいの?」

この記事では、アメリカで日本製品が選ばれる理由と人気のジャンル、そして商品を選ぶときに仕入れる前に確認しておきたいことを、Amazon輸出の実務の視点で整理します。Amazon以外で輸出せどりをしている方にも使える考え方です。

売る商品を決めるときの考え方

何を売るかを決めるときは、まずアメリカで日本製品が人気のジャンルから探すと、方向が決めやすくなります。ただし、「日本製だから」「人気ジャンルだから」という理由だけで、個々の商品が売れるとは限りません。

人気の商品を見つけたら、仕入れる前に次の4つを確認します。4つすべてを満たす商品が、「自分が売ってよい商品」です。

アメリカで日本製品が選ばれる理由と、人気のジャンル

アメリカのAmazonでは、日本製品が「品質がよい」「細かいところまで作りがていねい」という理由で選ばれることが多くあります。ジャンルごとに、選ばれる理由を見てみます。

文房具:書き心地と使いやすさ

ボールペンやシャープペンシル、ノートなどの日本の文房具は、書き心地のよさや、使いやすさで人気があります。毎日使う道具だからこそ、細かな使い心地の違いが選ばれる理由になります。

包丁:切れ味と作りの精巧さ

日本の包丁は、切れ味と、作りの精巧さで人気があります。料理を楽しむ人や、道具にこだわる人から選ばれています。

抹茶:風味と使いやすさ

抹茶は、風味のよさに加えて、ラテなどの飲み物やお菓子づくりに使いやすいことから人気があります。ただし食品なので、次の章で説明する輸入の規制を必ず確認します。

こうしたジャンルは、商品探しの入り口として役立ちます。ただ、同じジャンルの中でも、売れる商品と売れない商品があります。ここから先の4つの確認で、「人気のジャンル」から「自分が売れる商品」へ絞り込んでいきます。

確認①:アメリカへ輸入し、販売できる商品か

最初に、その商品をアメリカへ輸入し、販売できるかを確認します。特に次のような商品は、商品に応じた規制や必要書類があります。

商品の種類主に確認すること
食品(抹茶・お菓子・調味料など)FDA(アメリカ食品医薬品局)への施設登録、輸入時の事前通知、英語の表示
化粧品FDAの規制(施設の登録、製品の届出、表示など)
子ども向けの商品子ども向け製品の安全基準と、それを満たすことを示す証明書
動物由来の素材を使った商品野生動物の保護に関する規制(使われている素材によっては輸入できない)

規制があるからといって売れないわけではありません。大切なのは、必要な書類や手続きを用意できるかです。メーカーから必要な書類を入手できない商品は、その点も含めて仕入れの対象を見直します。

電池が入った商品も、配送や販売に条件がある代表的な例です。電池入りの商品で確認することは、こちらの記事で詳しく解説しています。

電池入りの商品の確認を詳しく解説リチウム電池入りの商品は海外発送できる?モバイルバッテリーの扱いとUN38.3、仕入れ前に確認すること
抹茶

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確認②:自分のAmazonアカウントで出品できるか

輸入・販売できる商品でも、自分のアカウントで出品できるとは限りません。カテゴリー・ブランド・商品によっては、出品に承認が必要な場合があります。

仕入れる前に、米国のセラーセントラルで、その商品を出品できるかと、申請の条件を確認します。商品を検索したときに承認申請の表示が出る商品は、出品できる前提で仕入れないことが大切です。申請が通らなければ、仕入れた商品は売れないまま残ってしまいます。

Amazon以外の販売先で売る場合も、販売先ごとに出品のルールがあります。売る場所のルールを、仕入れる前に確認します。

出品できるかを確認する手順と、リサーチ全体の中でいつ確認するかは、こちらの記事で詳しく解説しています。

リサーチの手順を詳しく解説リサーチのやり方が分からず、仕入れが怖い。せどり・Amazonリサーチで仕入れる前に確かめる3つのこと

確認③:知的財産権を侵害しないか

次に、その販売が商標権や著作権などの知的財産権を侵害しないかを確認します。

ブランド品やキャラクター商品だからといって、一律に販売が禁止されているわけではありません。ただし、正規品であることの確認が必要です。仕入れ先が正規の流通経路か、正規品であることを示せるかを確かめます。

売れているのに出品者が少ない商品は要注意

リサーチをしていると、1か月の販売数が多く、利益も見込めるのに、出品している出品者が少ない商品が見つかることがあります。一見チャンスに見えますが、こうした商品は次の可能性が高いです。

  • 権利者から警告があった商品で、ほかの出品者が出品をやめている
  • メーカー(または代理店)が自ら販売している商品

こうした商品は、仕入れを抑える、少量で試すなどの対策で、リスクを抑えたほうが安全です。

これまでの経験から

コンサルティングの現場でも、「条件がよすぎる商品」を見つけて大量に仕入れたあとに、権利者から警告を受けて出品できなくなったケースを見てきました。売れるのにライバルがいない商品には、たいてい理由があります。仕入れる前に、その理由を考えるようにしてください。

数値と折れ線が並ぶ分析画面

出品できるか・知財のリスクを、仕入れる前に確認

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自分のアカウントで出品できない商品(ASIN)を検知し、知的財産権のリスクがある商品も表示。関税込みの手残りや送料の実測値も見られるので、「売れる」「出品できる」「利益が残る」をまとめて確認できます。

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確認④:利益と回転が見込めるか

輸入でき、出品でき、権利の問題もない。それでも、販売できることと、利益が残ることは別です。商品全体の需要だけでなく、次のことまで含めて判断します。

  • 競合の数と、その中での自分の販売見込み
  • 送料・関税・Amazonの手数料
  • 確認①の規制に対応するための費用(登録や表示の作成など)

特に、規制のある商品は、対応の費用まで含めると利益が残らないこともあります。「売れるか」に加えて「全部引いたあとにいくら残るか」「どのくらいの期間で売り切れるか」を見てから仕入れます。

手数料や送料を引いて1個あたりいくら残るかの出し方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

1個あたりの利益の出し方を詳しく解説サイズと重さを見落とすと、FBA手数料で利益が消える。仕入れ前に見る場所と、1個あたりいくら残るかの出し方

仕入れる前の確認を、1つの表にまとめる

人気の商品を見つけたら、次の4点を順に確認してから仕入れます。1つでも満たせない商品は、仕入れの対象から外すか、見直します。

仕入れる前に確認する4つのこと:01 輸入できる(商品に応じた規制と、必要な書類を用意できるか/書類を入手できなければ見直す)、02 出品できる(米国のセラーセントラルで出品できるか、承認が必要か/承認されるまで仕入れない)、03 権利を侵害しない(正規品か。売れているのに出品者が少なくないか/仕入れを抑える・見送る)、04 利益が残る(競合・販売見込み・送料・関税・手数料・規制対応の費用/利益と回転が見込めなければ見送る)

まとめ

何を売るか迷ったら、まずアメリカで日本製品が人気のジャンルから探すと方向が決めやすくなります。文房具は書き心地や使いやすさ、包丁は切れ味や作りの精巧さ、抹茶は風味や使いやすさで選ばれています。

ただし、日本製・人気ジャンルという理由だけで、個々の商品が売れるとは限りません。人気の商品を見つけたら、次の4点を確認してから仕入れます。

  • 輸入できる:食品・化粧品・子ども向け・動物由来の素材などは、規制と必要書類を確認する
  • 出品できる:承認申請の表示が出る商品は、出品できる前提で仕入れない
  • 権利を侵害しない:正規品か確認し、売れているのに出品者が少ない商品は仕入れを抑える
  • 利益が残る:競合・販売見込み・送料・関税・手数料・規制対応の費用まで含めて判断する

よくある質問

Amazon輸出では、どんな日本製品が売れますか?

たとえば、書き心地や使いやすさで選ばれる文房具、切れ味や作りの精巧さで選ばれる包丁、風味や飲み物・お菓子への使いやすさで選ばれる抹茶などが人気です。ただし、日本製や人気ジャンルという理由だけで、個々の商品が売れるとは限りません。

売る商品を選ぶとき、仕入れる前に何を確認すればいいですか?

①アメリカへ輸入し販売できる商品か、②自分のAmazonアカウントで出品できるか、③知的財産権を侵害しないか、④利益と回転が見込めるか、の4つを確認してから仕入れます。

出品の承認申請が必要な商品は、仕入れても大丈夫ですか?

出品できる前提で仕入れないことが大切です。仕入れる前に米国のセラーセントラルで出品できるか、申請の条件を確認し、承認されてから仕入れます。

ブランド品やキャラクター商品は、Amazon輸出で売れませんか?

一律に販売禁止というわけではありませんが、正規品であることの確認が必要です。また、よく売れて利益も見込めるのに出品者が少ない商品は、権利者からの警告があった商品や、メーカー・代理店が販売している商品の可能性が高いため、仕入れを抑えるなどしてリスクを下げます。

抹茶などの食品をアメリカへ輸出するには、何が必要ですか?

食品はFDA(アメリカ食品医薬品局)の規制の対象です。製造施設の登録、輸入時の事前通知、英語の表示などを、商品に応じて確認します。必要な書類や手続きを用意できない商品は、仕入れの対象を見直します。

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どのジャンルから探し、どこを確認して仕入れるかは、経験がないと迷いやすいところです。ワールドシフトは、米Amazon輸出を一から教え、年商1億円に届いた方も出してきたコンサルティングと、FBA納品の物流を長年続けてきました。

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※本ページは一般的な情報提供を目的としたものです。輸入の規制やAmazonの出品の条件は、商品や時期によって異なり、変更されることがあります。実際に仕入れる前に、関係する当局やAmazonの最新の情報をご確認ください。記事の内容は、法的な助言ではありません。