CPSC対象商品をFBA発送する前に確認したいこと
子ども向けの商品かどうかは、法律に判断の基準が書かれています。対象かを先に見分けられれば、発送前に準備を終えられます。
「子ども向けの商品」には法律上の定義がある
米国の消費者製品安全法(CPSA)は、children's product を「主として12歳以下の子どもが使うことを意図して設計された消費者製品」と定義しています(15 U.S.C. 2052(a)(2))。
そして、主として12歳以下向けかどうかを判断するにあたっては、次の要素を考慮するとしています。
- 製造者による用途の記述(合理的であればラベルの表示を含む)
- 包装・陳列・宣伝・広告において12歳以下向けとして表示されているか
- 消費者に12歳以下向けとして一般に認識されているか
- CPSC職員が発行した年齢判定ガイドライン
対象になると、証明書が必要になる
子ども向け製品に該当する場合、Children's Product Certificate(CPC)の対象になります。CPSCの規則によれば、CPCはCPSCが認定を受け入れた第三者試験機関による試験に基づくものでなければならないとされています。
子ども向けでない製品については、General Certificate of Conformity(GCC)という別の枠組みが用意されています。どちらに当たるかで、必要な準備がまったく変わります。
試験・証明が用意できなければ、発送は進まない
対象商品であるにもかかわらず、必要な試験や証明書を用意できない場合、通関の段階で進まなくなります。そのため確認は、発送のときではなく仕入れの前に済ませておく必要があります。
商品の種類、対象年齢、用途から、どの規制が関係するのかを確認する。ここが分からないまま仕入れると、売る前の段階で止まります。
インボイスの書き方で対象と受け取られることもある
実際には子ども向けではない商品でも、インボイスの商品説明の書き方によって、対象商品と受け取られることがあります。
そのため、12歳以上向けの商品であることが分かる表現にするなど、誤解を招かない書き方にしておくことが実務上の工夫になります。もちろん、実態と異なる記載をしてよいという意味ではありません。実態を正確に、誤解なく伝えるという話です。
