DHL請求書の英語項目が分からないときに!REGULATORY CHARGESなど通関費用の見方
請求書の英語項目は、名称だけでは中身が分かりません。「関税なのか、手数料なのか」を内訳から確認します。
DHLの請求書や関税明細を確認していると、「REGULATORY CHARGES」や「MERCHANDISE PROCESS」など、意味が分かりにくい英語の項目が記載されていることがあります。
「これは関税?」「DHLの手数料?」「なぜこの費用が発生したの?」と迷いやすい項目について、DHLへの確認内容をもとに整理します。
① REGULATORY CHARGES
通関に関連する費用がまとめて表示される項目です。
税関手続きや輸入時の各種規制への対応など、通関に関連して発生した費用がこの区分に表示されることがあります。
そのため、「REGULATORY CHARGES」という名称だけでは具体的な費用の内容を判断できない場合があります。請求書に記載されている内訳もあわせて確認しましょう。
② MERCHANDISE PROCESS
今回DHLへ確認したケースでは、「商業貨物税関使用料」として案内された項目です。
米国への輸入通関時に発生する税関関連の費用です。
請求書に「MERCHANDISE PROCESS」と記載されている場合は、関税そのものとは別の費用として計上されている可能性があります。
③ PERMITS & LICENCES
PGA(米国税関以外の政府機関)に関連する追加対応などで発生する場合がある費用です。
輸入する商品によっては、通常の税関手続きだけでなく、FDAやその他の政府機関による審査・報告・許認可などが必要になることがあります。
こうした追加対応が行われた場合、「PERMITS & LICENCES」として費用が記載されることがあります。
④ CLEARANCE PROCESSING
今回DHLへ確認したケースでは、申告価格が2,500USD以上の場合に発生する通関処理料として案内された項目です。
高額貨物など、通常より通関処理が必要となる貨物について発生する場合があります。
特に申告価格が2,500USD前後の貨物では、請求書にこの項目がないか確認しておくとよいでしょう。
⑤ その他、請求書で見かける通関関連の項目
DHLの請求書には、ほかにも次のような項目が表示されることがあります。
- IMPORT EXPORT DUTIES:輸出入時に課される関税に関連する項目です。
- DUTY TAX PAID:関税・税金の支払いに関連して表示される項目です。
- MULTILINE ENTRY:多数の商品・品目を申告する際の通関処理に関連する項目です。
項目名ではなく「何に対して発生した費用か」を見る
同じ「通関関連の費用」でも、関税・税金そのものと、通関手続きに伴う手数料では性質が異なります。
請求書を確認するときは、英語の項目名だけを見るのではなく、「何に対して発生した費用なのか」を確認することが重要です。
※各項目の適用条件や請求内容は、貨物・申告内容・通関状況などによって異なる場合があります。本記事の説明には、個別案件についてDHLへ確認した回答を含みます。
