物流
Amazon輸出のFBA発送・通関が大変?負担が増える原因を切り分ける
「FBA発送が大変」という感覚は、複数の作業がまとまった結果です。工程ごとに分けて見れば、手を入れるべき一箇所がはっきりします。
TOPIC
工程は7つ
確認から倉庫到着まで
TOPIC
どこが重い
準備・書類・通関を分ける
TOPIC
発送後もある
止まる・照会・課税
TOPIC
改善先が違う
負担の場所で打ち手が変わる
販売開始までに、複数の作業が挟まる
商品を仕入れてから、Amazon倉庫で販売が始まるまでには次の作業が発生します。
- 商品の確認
- 梱包
- FBA納品の準備
- 発送書類の作成
- クーリエへの引き渡し
- 米国での通関
- Amazon倉庫への配送
「FBA発送」という一語でまとめていると、この7つのどこに時間がかかっているのかが見えません。
準備・書類・通関を分けて見る
切り分けの単位は大きく3つです。発送準備そのものに時間がかかっているのか、書類作成に時間がかかっているのか、通関対応が発生しているのか。
この3つは、必要な対応がまったく違います。準備に時間がかかっているなら作業量の問題、書類なら商品情報の問題、通関なら申告内容の問題です。
通関では商品情報の確認が発生することがある
商品によっては、HTSコード、原産国、材質・用途といった商品情報が必要になり、追加の確認が発生する場合があります。
この確認は、発送のたびに毎回起きるわけではありません。ただし起きたときには、どの商品について何を聞かれているのかを特定しないと動けません。商品情報が手元に揃っているかが、対応の速さを分けます。
発送して終わり、ではない
発送後にも対応が必要になることがあります。通関で止まった、追加資料を求められた、想定と異なる関税が課税された、課税内容を確認したい、といった場面です。
負担がどこにあるかによって、改善の方向は変わります。発送準備なら作業の外注、発送方法ならクーリエの選択、書類ならインボイスと商品情報の整備、通関ならHTSコードと通関資料、課税後なら関税明細の確認と異議申立て。まず自分の負担がどこにあるのかを決めることが先です。
この記事の用語
FBA納品:販売前に、商品をAmazonの倉庫へ送って預けること。
クーリエ:国際宅配便の事業者。書類作成や通関の窓口にもなる。
HTSコード:米国関税率表における商品の分類番号。この分類に応じて関税率が決まる。
よくある質問
どの工程から手を付けるべきですか。
最も時間を使っている工程からです。感覚ではなく、直近の発送で実際にかかった時間を分けて見るところから始まります。
通関対応は毎回発生しますか。
毎回ではありません。商品や申告内容によって発生します。
この記事に根拠となる数字はありますか。
切り分けの考え方の整理を目的としているため、外部の統計は使っていません。
この記事は進め方の整理であり、外部の統計や規制を根拠にした数値は使用していません。
