リサーチは6つの手順で 探す前に除外する条件を決める

Amazonせどりのリサーチに決まった手順はある?候補を探す前に除外する条件と、仕入れを判断する6つの手順

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Amazonでせどりを始めたいけれど、どうやって商品を探せばいいのか分からない。リサーチの方法を調べても、断片的な情報ばかりで、最初から最後までの手順を教えてくれる人はいない——。

リサーチの「完全な手順」が見つからないのは、扱う商品、販売先、資金、使える時間によって、適した方法が異なるからです。ただし、多くの場合に共通する進め方はあります。

「Amazonの商品リサーチに、決まった手順はあるの?何から順番に調べればいいの?」

この記事では、Amazon輸出の相乗り出品を例に、候補を探して仕入れを判断するまでの手順を紹介します。国内のせどりでも、販売先や確認する規制を置き換えれば、同じ順番で考えることができます。

リサーチの手順を考えるときの考え方

商品の候補は、探せばいくらでも見つかります。候補を何千件見ても、出品できない商品や、元から利益が残らない商品が混ざったままでは、仕入れる商品は決まりません。

そのため、リサーチでは「どう探すか」よりも、どの順番で候補を除外していくかが大切です。

最初に、除外する商品の条件を決める

候補を探し始める前に、仕入れの対象から外す商品の条件を整理します。たとえば、次のような商品です。

  • 自分のアカウントでは出品できない商品
  • 日本から発送できない商品、販売先の国へ輸入できない商品
  • 費用を差し引くと、1個あたりの利益が残らない商品

先に除外の条件を決めておくと、条件に当てはまる候補はすぐに落とせます。詳しく調べる対象を絞れるため、リサーチにかかる時間を減らせます。

候補を探して、仕入れを判断する6つの手順

ここからは、Amazon輸出の相乗り出品を例に、候補を探してから仕入れる数量を決めるまでの手順を紹介します。

リサーチは、落とす順番で進める 1 同じ販売先の日本のセラーから、候補を探す 2 自分のアカウントで出品できるか ここで落とす 3 日本から送れて、販売先の国へ輸入できるか ここで落とす 4 1個あたりの見込み利益を計算する ここで落とす 5 価格推移と、自分が売れそうな数量を見る 6 在庫リスクと資金回収から、仕入れ数を決める

①同じ販売先の日本のセラーから、候補を探す

同じ販売先(たとえばアメリカのAmazon)で出品している日本のセラーを探し、その取り扱い商品を参考に、自分が日本で仕入れられる商品を探します。

ただし、ほかのセラーが出品していることは、自分も出品できることや、その商品で利益が出ていることの証明にはなりません。ここで見つけた商品は、あくまで「候補」として、次の手順で確認していきます。

②自分のアカウントで出品できるかを確認する

対象のASINと商品状態(新品・中古など)で、出品申請や必要書類の案内が出ないかを確認します。

ほかのセラーが販売できている商品でも、自分のアカウントでは承認が必要な場合があります。仕入れてから出品できないことが分かると、在庫を抱えることになるため、この確認は仕入れの前に行います。

③日本から発送でき、販売先の国へ輸入できるかを確認する

Amazonで出品できる商品でも、日本から発送できるか、販売先の国へ輸入できるかは別に確認が必要です。

特に、電池、食品、化粧品、動物由来の素材を使った商品などは注意が必要です。Amazonの出品条件とは別に、販売先の国の規制と、配送会社の引受条件を確認しましょう。

Amazon輸出で売れる商品の選び方と、仕入れる前に確認することは、こちらの記事で詳しく解説しています。

商品の選び方を詳しく解説Amazon輸出で何を売ればいい?アメリカで日本製品が売れる理由と、商品の選び方で確認する4つのこと

④1個あたりの見込み利益を計算する

販売価格から、販売までにかかる費用を差し引いて、1個あたりにいくら残るかを計算します。

項目内容
販売価格販売先のAmazonで売る価格
差し引く費用仕入れ代金、Amazonの販売手数料・FBA手数料、国際送料、関税、代行手数料など
見込み利益販売価格から、差し引く費用をすべて引いた額

送料などがまだ確定していない場合は、余裕を持って高めに見積もります。費用が想定より増えても利益が残るかを確認し、残らない商品はここで候補から外しましょう。

FBA手数料はサイズと重さで変わります。仕入れ前に確認する場所と、1個あたりの利益の出し方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

FBA手数料と利益の出し方を詳しく解説サイズと重さを見落とすと、FBA手数料で利益が消える。仕入れ前に見る場所と、1個あたりいくら残るかの出し方
数値と折れ線が並ぶ分析画面

出品できるか・利益が残るかを、仕入れる前に確認する

米AmazonリサーチツールPROFiNDER

候補の商品が自分のアカウントで出品できるかを先に判定し、仕入れる前に1個あたりの利益を出せます。候補を利益が多く残る順に並べて、詳しく調べる商品を絞り込めます。

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⑤価格推移と、自分が販売できそうな数量を確認する

現在の価格や、直近の売れ行きだけで判断しないことが大切です。次のような点も確認します。

  • 過去の価格帯(今の価格が、一時的に高くなっていないか)
  • 競合の数(同じ商品を出品しているセラーがどれくらいいるか)
  • 季節性(特定の時期だけ売れる商品ではないか)

また、商品全体で売れている数を、そのまま自分の販売見込みにしないことが重要です。同じ商品を複数のセラーが出品していれば、販売数はセラーの間で分かれます。

季節によって売れ行きが変わる商品の仕入れ方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

季節商材の仕入れ方を詳しく解説季節商材の過剰在庫で失敗しないために。過剰在庫とは何か、デメリットと、売れる期間から逆算する仕入れ方

⑥在庫リスクと資金回収までの期間から、仕入れ数量を決める

最後に、仕入れる数量を決めます。次の期間を考えましょう。

  • 仕入れてから、販売を始めるまでの時間(輸送やFBAへの納品を含む)
  • 販売を始めてから、売り切るまでの期間
  • 売れてから、売上が入金されるまでの時間

利益が見込める商品でも、買える分だけ仕入れるのではなく、資金と販売見込みに合った数量に抑えます。資金が戻るまでの期間が長いほど、次の仕入れに使えるお金は少なくなります。

仕入れた資金が戻るまでの日数の考え方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

資金回収の考え方を詳しく解説在庫に前払いしたお金は、動かないと1円も戻らない。仕入れ資金が回収できるまでの日数と、キャッシュコンバージョンサイクルの考え方

想定と実績のズレを直して、自分の基準を作る

リサーチは、手順を覚えれば終わりではありません。仕入れたときの想定と、実際の販売結果を比べることが大切です。

売れなかった商品や、利益が想定より少なかった商品は、価格・競合・需要・仕入れ数量のどこで想定がずれたのかを振り返ります。

  • 価格:想定より販売価格が下がっていないか
  • 競合:出品者が増えていないか
  • 需要:思ったほど売れていない時期や理由はないか
  • 仕入れ数量:売れる数に対して、仕入れが多すぎなかったか

振り返った結果を、次の除外の条件や利益の見積もりに反映していくことで、自分の資金や販売状況に合った判断基準ができていきます。

まとめ

Amazonのリサーチに、誰にでも当てはまる完全な手順はありません。ただし、除外する条件を先に決めて、順番に候補を落としていく考え方は共通します。

  • 探し始める前に、出品できない・輸送や輸入ができない・利益が残らない商品を除外する条件を決める
  • 同じ販売先の日本のセラーから、自分が仕入れられる候補を探す。出品されていても、自分が出品できる・利益が出る証明にはならない
  • 自分のアカウントで出品できるか、日本から発送でき販売先の国へ輸入できるかを確認する
  • 費用を余裕を持って見積もり、1個あたりの見込み利益を計算する
  • 価格推移・競合・季節性を見て、商品全体の販売数をそのまま自分の見込みにしない
  • 販売開始・売り切り・入金までの期間を考え、資金と販売見込みに合った数量を仕入れる
  • 想定と実績のズレを振り返り、自分の判断基準を直していく

よくある質問

Amazonの商品リサーチに、決まった手順はありますか?

誰にでも当てはまる決まった手順はありません。扱う商品、販売先、資金、使える時間によって、適した方法は異なります。ただし、出品できない商品や利益が残らない商品を先に除外し、残った候補を詳しく調べるという順番は、多くの場合に共通します。

ほかのセラーが出品している商品なら、自分も出品できますか?

出品できるとは限りません。同じ商品でも、自分のアカウントでは出品申請や書類の提出が必要な場合があります。仕入れる前に、自分のアカウントで対象の商品・商品状態を出品できるかを確認しましょう。

1個あたりの利益は、何を差し引いて計算しますか?

販売価格から、仕入れ代金、Amazonの販売手数料・FBA手数料、国際送料、関税、代行手数料などを差し引きます。送料などが確定していない場合は、余裕を持って見積もり、費用が増えても利益が残るかを確認します。

売れている商品なら、多めに仕入れても大丈夫ですか?

商品全体の販売数が多くても、自分が同じ数を売れるとは限りません。競合の数や価格の推移、販売を始めるまでの時間、売り切るまでの期間を考えて、資金と販売見込みに合った数量に抑えましょう。

リサーチの精度を上げるには、どうすればいいですか?

仕入れたときの想定と、実際の販売結果を比べることが大切です。売れなかった場合は、価格・競合・需要・仕入れ数量のどこで想定がずれたのかを振り返り、次の判断基準に反映していきましょう。

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