
Amazon自己発送のやり方|出品の設定から梱包・出荷通知・返品の準備まで(国内・海外)
Amazonで、FBAを使わずに自分で発送したい。出品のときに何を選べばいいのか、注文が来たら何をすればいいのか、出荷通知はどこから送るのか。海外へ自分で送る場合は何が違うのか——。
自己発送(出品者出荷・FBM)は、注文された商品の保管・梱包・発送を、出品者の側で行う方法です。自宅から送るほか、発送代行の会社や外部の倉庫を使う方法もあります。どの場合も、配送と購入者への対応は出品者が管理します。
「Amazonの自己発送って、どうやるの?」
この記事では、国内と海外の発送の違い、出品と配送の設定、注文の確認、検品・梱包、ラベルと発送、海外のインボイスと関税、出荷通知、発送のあとの対応、返品の準備、続けられるかの判断までを順番に整理します。
Amazonの自己発送とは?
- 注文された商品の保管・梱包・発送を、出品者の側で行う方法
- 「出品者出荷」「FBM」などとも呼ばれる
- 自宅から送る方法のほか、発送代行の会社や外部の倉庫を使う方法もある
- FBAではAmazonが発送などを代行するが、自己発送では出品者が配送や購入者への対応を管理する
国内と海外では、発送の準備が違う
- 日本のAmazonで国内の購入者へ送る場合と、アメリカのAmazonで海外の購入者へ送る場合を区別する
- 日本から海外へ送る場合は、国際送料・通関・関税・返品の方法も確認する
- アメリカの外部の倉庫から購入者へ送る場合は、現地の保管料や発送の作業料も確認する
売る国と、実際に商品を発送する場所を整理しておきましょう。
出品のときに「出品者から出荷」を選ぶ
- 商品を登録するときに、出品者が発送する方法を選ぶ
- 販売価格、在庫の数、商品のコンディションなどを登録する
- 発送できる在庫の数を登録し、ほかの販路で売れた分も反映する
配送の設定で、送料と配送の日数を決める
- 発送元の住所を正しく設定する
- 配送できる地域、送料、配送方法を設定する
- 注文から発送までの「出荷作業日数」と、発送から到着までの「配送所要日数」を区別する
- 休みの日や集荷の時間も考えて、実際に対応できる日数にする
- 海外への発送では、通関や配送の遅れも考える
購入者の送料をなしにする場合も、出品者が払う送料を、販売価格や利益の計算に含めましょう。
注文を確認して、発送の準備を始める
- セラーセントラルの「注文管理」で、注文の内容を確認する
- 「保留中」の注文は発送せず、発送できる状態になってから対応する
- 商品、数量、配送先、出荷の期限、お届けの予定日を確認する
注文の通知のメールだけに頼らず、管理画面で注文の状況を確認しましょう。
商品を検品して梱包する
- 型番・色・サイズ・数量が、注文の内容と一致しているか確認する
- 破損や汚れ、付属品の不足がないか確認する
- 商品の大きさや壊れやすさに合わせて、箱や緩衝材を選ぶ
- 箱の中で商品が動かないように固定する
- 海外への発送では、長い距離の輸送や何度もの積み替えを考えて梱包する
配送ラベルを作って、荷物を発送する
- 配送先の住所と郵便番号を確認し、配送会社の送り状を作る
- 追跡ができて、Amazonの要件を満たす配送サービスを選ぶ
- 送り状のバーコードが読み取れるよう、平らな面に貼る
- 集荷か持ち込みで、配送会社へ荷物を引き渡す
- 引き渡しのときの控えや追跡番号を保管する
海外の住所の書き方は、海外の住所の書き方の記事で詳しく解説しています。
海外への発送では、インボイスや関税も確認する
- 必要に応じて、商品名・数量・価格・原産国などを正確に申告する
- 売った商品を「ギフト」と偽ったり、実際より低い価格で申告したりしない
- 輸入先の規制と、配送会社が取り扱える商品かを確認する
- AmazonのFBMで海外へ発送する場合は、関税や手数料を購入者に払わせないよう、関税元払い(DDP)で送る必要がある
購入者に思わぬ請求が行ったり、受け取りを断られたりしないよう注意しましょう。DDPのしくみは、DDPとDDUの記事で詳しく解説しています。
発送したら出荷通知を送る
- 配送会社へ引き渡したら、注文管理の画面から出荷通知を送る
- 配送会社の名前、配送サービス、追跡番号などを正確に登録する
- 外部のサービスから自動で送る場合も、正しく反映されたか確認する
Amazonの配送ラベルの購入の機能を使うと、出荷通知が自動で処理される場合があります。使うサービスの仕様を確認してください。
発送のあとも、追跡と購入者への対応をする
- 追跡の情報が更新されているか、配達が終わったかを確認する
- 通関での保留や住所の不備などの連絡が来たら、配送会社へ必要な情報を出す
- 購入者からの問い合わせは、Amazonのメッセージの機能で対応する
- 届かない・壊れたなどが起きたら、配送会社への調査の依頼と購入者への対応を進める
海外での販売では、返品の方法を先に準備する
- 返品先の住所、返送料をどちらが払うか、返金の方法を、売る前に確認する
- 日本から発送していても、返品の対応をなくすことはできない
- アメリカ向けでは、現地の返品先を用意する、出品者が払う国際の返品の手段を用意するなど、Amazonの国際返品の要件に対応する
- 条件によっては、商品を送り返してもらわずに返金する対応が必要になる場合もある
- 現地の返品代行の会社を使う場合は、検品・保管・再発送・廃棄の費用も確認する
配送の実績を見て、続けられるか判断する
- 出荷遅延率、出荷前キャンセル率、追跡可能率(VTR)などの指標を確認する
- 注文が増えても、期限内に発送できる体制を用意する
- 仕入れ代や送料に加えて、梱包の作業・問い合わせ・返品の対応の負担も考える
自己発送とFBAは、商品の売れ行き・サイズ・保管の費用・配送の日数などで比べ、必要なら商品ごとに使い分けます。どちらで始めるかの考え方は、今からAmazon輸出は遅いかの記事で、配送の基準は新しい配送の基準の記事で詳しく解説しています。危険物を自己発送するときの注意は、危険物の自己発送の記事で詳しく解説しています。
まとめ
Amazonの自己発送は、出品の設定→注文の確認→検品・梱包→発送→出荷通知→追跡と対応の順に進めます。海外へ送るなら、関税(DDP)と返品の方法を、売る前に準備しましょう。
- 自己発送(FBM)は、保管・梱包・発送と購入者への対応を出品者が管理する
- 売る国と発送する場所を整理する(国内・日本から海外・米国の倉庫から)
- 出荷作業日数と配送所要日数を区別し、守れる日数にする
- 「保留中」は発送しない。管理画面で注文を確認する
- 追跡ができる配送サービスで送り、出荷通知に追跡番号を正確に登録する
- 海外は正確な申告とDDP、返品の方法を先に用意する
よくある質問
Amazonの自己発送とは何ですか?
注文された商品の保管・梱包・発送を、出品者の側で行う方法です。「出品者出荷」「FBM」とも呼ばれます。自宅から送るほか、発送代行の会社や外部の倉庫を使う方法もあり、配送と購入者への対応は出品者が管理します。
出荷作業日数と配送所要日数の違いは何ですか?
出荷作業日数は、注文から配送会社へ引き渡すまでの日数です。配送所要日数は、配送会社へ引き渡してから購入者に届くまでの日数です。休みの日や集荷の時間も考えて、守れる日数を設定します。
出荷通知はどこから送りますか?
配送会社へ引き渡したら、セラーセントラルの注文管理の画面から送ります。配送会社の名前、配送サービス、追跡番号を正確に登録します。Amazonの配送ラベルの購入の機能を使うと、自動で処理される場合があります。
日本から海外へ自己発送するときの注意は何ですか?
商品名・数量・価格・原産国を正確に申告し、AmazonのFBMで海外へ送る場合は関税元払い(DDP)を選びます。返品先の住所や返送料の負担など、返品の方法も売る前に準備します。

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利益が残るか。
自己発送とFBAのどちらで売るかを比べる前に、まず利益が残る商品かを確かめることが大切です。PROFiNDERは、米Amazonの販売データから、売れている商品と、手数料・送料の見込み・関税を引いた利益を見られるリサーチツールです。
- 「売れている」をグラフの目視ではなく、5つの指数で判定
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- 知的財産のリスクがある商品・出品できないASINを知らせる

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