
米国Amazonの税務情報インタビューとは?日本のセラーが出すW-8BENとW-8BEN-Eの違いと、登録で確認すること
米国Amazonで販売を始めようとしたら、「税務情報のインタビュー」という画面が出てきた。調べると、W-8BENやW-8BEN-Eという書類が関係するらしい。米国の売上から税金が差し引かれないようにするには、何をどう出せばいいのか、自分はどちらの書類なのかが分からない——。
英語の税務の書類と聞くだけで、手が止まってしまう方も多いはずです。
「米国側で源泉徴収されないための書類が分からない。何を、どこから出せばいいの?」
この記事では、米国Amazonの税務情報のインタビューとは何か、W-8BENとW-8BEN-Eの違い、登録の状況を確認する場所と、迷ったときの確認先を整理します。
米国の税務の書類を考えるときの考え方
米国の税務の書類は、自分で用紙を探して送るものではなく、Amazonの画面の質問に答えて作るものと考えると分かりやすくなります。大切なのは、自分の立場(個人か法人か、どこの国の居住者か)に合った回答をし、送信と受理まで確認することです。
やること
日本から販売する場合も、税務情報の登録が必要
日本から米国Amazonで販売する場合も、Amazonへの税務情報の登録が必要です。
米国に住んでいない、日本の個人・法人であるという理由だけで、手続きが不要になるわけではありません。米国の売上の扱いは、登録した税務情報をもとに判断されるため、正しく登録しておくことが大切です。
税務情報のインタビュー(Tax Interview)とは
その登録の手続きが、「税務情報のインタビュー(Tax Interview)」です。Amazonの画面で、表示された質問に回答します。
| 主な質問の内容 | 例 |
|---|---|
| 区分 | 個人か、法人か |
| 税務上の居住国 | 日本など |
| 氏名・法人名 | 本人の氏名、または法人の名前 |
| 住所 | 税務上の住所 |
| 納税者番号 | 求められた番号 |
通常は、出品用アカウントを作るときに、税務情報のインタビューへ回答するページが表示され、その流れで対応します。
W-8BENとW-8BEN-Eの違い
回答した内容に応じて、Amazonへ提出する米国の税務の書類が作成されます。日本のセラーに関係するのは、主に次の2つです。
| 書類 | 通常関係する人 |
|---|---|
| W-8BEN | 日本に住む個人・個人事業主で、米国の税務上の外国人に当たる場合 |
| W-8BEN-E | 日本の法人など |
ただし、米国の税務上の立場によって、書類は異なります。「個人だから必ずW-8BEN」と決めつけず、インタビューの質問に、自分の状況どおりに答えることが大切です。
W-8は、Amazonへ立場を伝えるための書類
W-8は、米国の税務上の外国人・外国法人であることなどを、Amazonへ伝えるための書類です。
通常は、税務情報のインタビューを通じて提出するため、同じ書類を別に、IRS(米国内国歳入庁)へ郵送する手続きではありません。書き方を調べて用紙を自分で作る必要は、通常はありません。
登録の状況を確認する場所
登録の状況は、米国のセラーセントラルの「設定」→「出品用アカウント情報」→「税務情報」で確認します。画面の名称は、異なる場合があります。
- 入力しただけで終わらせない:電子署名・送信まで進める
- 受理の状況を確認する:送信したあと、受理されているか
- 追加の要求を確認する:追加で求められている情報がないか
登録したあとも、更新や変更に対応する
登録したあとも、更新の通知や事業の形態の変更に対応します。
| こんなとき | 対応 |
|---|---|
| Amazonから再提出を求められた | 税務情報を確認し、案内に沿って回答し直す |
| 個人から法人へ変更した | 立場が変わるため、税務情報を確認する |
個人から法人へ変えた場合は、税務情報だけでなく、アカウントに登録している事業者の情報や受取口座なども関係します。登録情報と書類を照合するときの考え方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
登録情報と書類の照合を詳しく解説Amazonの本人確認で、住所・氏名の表記ゆれで再提出に。登録情報と書類をどこまで一致させればいいか
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迷う項目は、推測で入力しない
回答に迷う項目は、推測で入力しないことが大切です。
| 迷うこと | 確認先 |
|---|---|
| 画面の操作の方法 | Amazon |
| 税務上の区分や、納税者番号の判断 | 税理士など |
自分の状況に合った情報を登録しましょう。
まとめ
米国Amazonの税務の書類は、税務情報のインタビューで、自分の立場に合った回答をして作るものです。送信と受理まで確認しましょう。
- 日本から米国Amazonで販売する場合も、税務情報の登録が必要。米国に住んでいないから不要、ではない
- 登録の手続きは、税務情報のインタビュー(Tax Interview)。通常は出品用アカウントの作成時に回答する
- 日本の個人・個人事業主は通常W-8BEN、日本法人などは通常W-8BEN-E。米国の税務上の立場で書類は異なる
- W-8は、Amazonへ外国人・外国法人であることなどを伝える書類。通常はIRSへ郵送するものではない
- 米国のセラーセントラルの「税務情報」で、電子署名・送信・受理の状況・追加の要求を確認する
- 再提出の依頼や、個人から法人への変更があれば、税務情報を確認する
- 迷う項目は推測で入力しない。操作はAmazonへ、税務上の判断は税理士などへ確認する
よくある質問
日本に住んでいても、米国Amazonへの税務情報の登録は必要ですか?
必要です。米国に住んでいない、日本の個人・法人であるという理由だけで、手続きが不要になるわけではありません。
W-8BENとW-8BEN-Eは、何が違いますか?
日本在住の個人・個人事業主で、米国の税務上の外国人に当たる場合は通常W-8BEN、日本法人などは通常W-8BEN-Eが関係します。米国の税務上の立場によって、書類は異なります。
W-8は、IRSに郵送する必要がありますか?
通常は、Amazonの税務情報のインタビュー(Tax Interview)を通じて提出するため、同じ書類を別にIRS(米国内国歳入庁)へ郵送する手続きではありません。
税務情報の登録状況は、どこで確認できますか?
米国のセラーセントラルの「設定」→「出品用アカウント情報」→「税務情報」で確認します。画面の名称は異なる場合があります。電子署名・送信まで進め、受理の状況や追加の要求を確認します。
回答に迷う項目は、どうすればいいですか?
推測で入力しないことが大切です。操作の方法はAmazonへ、税務上の区分や納税者番号の判断は税理士などへ確認します。

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