
国際小包とEMSの違いは?日数・料金・補償の比較と、郵便で海外に送るときの選び方
郵便局から海外に荷物を送りたい。EMSと国際小包のどちらを選べばいいのか分からない。EMSのほうが速いのは知っているけれど、料金はどれくらい違うのか、国際小包の航空便と船便は何が違うのか——。
どちらも日本郵便の、海外へ荷物を送るサービスです。EMSは速さを優先するサービス、国際小包は料金と日数に合わせて航空便・船便などから選ぶサービスです。
「EMSと国際小包、どっちで送ればいいの?」
この記事では、2つのサービスの違い、届くまでの日数と料金の比較、送れる大きさと重さ、追跡と補償、荷物や目的に合わせた選び方、送る準備、アメリカ宛ての注意を整理します。
国際小包とEMSの基本的な違い
- どちらも、日本郵便の海外へ荷物を送るサービス
- EMSは、国際郵便の中で最優先に扱われる、速さ重視のサービス
- 国際小包は、航空便・船便などから、料金と日数に合わせて送り方を選ぶサービス
- EMSも飛行機で運ばれますが、「国際小包の航空便」とは別のサービスです
届くまでの日数の違い
| アメリカへの送り方 | 配達日数の目安 |
|---|---|
| EMS(東京から送る場合) | 11〜12日 |
| 国際小包・航空便 | 約14日(ニューヨーク・シカゴ・ロサンゼルス) |
| 国際小包・船便 | 約2〜3か月(米国本土) |
日本郵便の公式の標準の日数から抜き出しています。
- 速さを優先したいなら、EMSを第一候補にする
- 国際小包の航空便は、船便より短い日数で送りたいときに考える
- 船便は到着まで数か月かかることがあるので、急ぎの荷物には向かない
配達日数は、発送元・送り先・通関・輸送の状況などで変わります。「EMSなら必ず〇日で届く」とは考えず、日本郵便の料金・日数の検索で、送る条件ごとの目安を確認しましょう。検索結果の日数も目安で、通関の検査や飛行機の遅れなどで、さらに日数がかかることがあります。
料金の違い
EMSの料金は、送り先の国・地域と重さで決まります。国際小包の料金は、送り先の国・地域、重さ、航空便・船便などの送り方で決まります。
| 重さ(アメリカ宛て) | EMS | 国際小包・航空便 | 国際小包・船便 |
|---|---|---|---|
| 1kgまで | 5,300円 | 4,200円 | 2,600円 |
| 2kgまで | 7,900円 | 6,700円 | 3,300円 |
| 5kgまで | 15,100円 | 14,200円 | 5,400円 |
| 10kgまで | 27,100円 | 26,700円 | 8,900円 |
日本郵便の公式の料金表から抜き出しています。EMSと国際小包の料金、EMSの重さの区分と損害要償額の追加料金は、2027年2月1日から変わります。
「国際小包は必ずEMSより安い」と決めつけず、同じ送り先・同じ重さで比べましょう。保険などを付ける場合は、その費用も含めて判断します。EMSの料金表と見積もりの注意は、EMSの料金の記事で詳しく解説しています。
送れる大きさ・重さ、追跡と補償の違い
| EMS | 国際小包 | |
|---|---|---|
| 重さの上限 | 原則30kg(送り先で違う場合あり) | 原則30kg(送り先で違う場合あり) |
| 箱の大きさの制限 | 送り先・サービスで違う | 送り先・サービスで違う |
| 追跡 | 追跡番号で確認できる | 追跡番号で確認できる(船便も対象) |
| 補償 | 損害要償額2万円までは追加料金なし。2万円を超える場合は、2万円ごとに50円の追加料金で、最高200万円まで限度額を上げられる | 保険を付けなくても損害賠償の対象。限度額は重さで変わる。対応する国・地域なら、追加料金で保険を付けられる |
- 同じ箱でも、EMSでは送れて国際小包ではサイズの制限にかかることがあるので、それぞれ確認する
- 追跡で確認できる情報や更新の状況は、送り先の国・地域で違う。控えと追跡番号は配達が終わるまで保存する
- 補償は、条件にもとづく実際の損害の額の賠償。申告した金額が必ず全額払われるわけではない。高額品は、補償の限度額と保険の条件まで確認する
荷物や目的に合わせた選び方
船便で送料を抑えられても、商品を長いあいだ販売できなければ、資金繰りに影響します。物販では、送料と、売れてお金が戻るまでの期間をセットで判断しましょう。
送る準備と差し出し方
送る準備
- 送り先の住所・氏名、内容品名、数量、価格などを準備する
- 物品を送る場合は、必要な通関の電子データを送れる方法でラベルを作る(通常は国際郵便マイページサービス。アメリカ宛ての事前申告の対象の荷物は、下の手続きに従う)
- 必要な税関告知書やインボイスなどを確認する
- 海外の輸送に耐えられるよう、丈夫な箱と緩衝材で梱包する
EMS・国際小包は集荷にも対応しています。利用の条件や受付の時間を確認して頼みましょう。手順の詳細は、EMSの送り方の記事で詳しく解説しています。
アメリカ宛ての注意(2026年10月15日から)
2026年10月15日からの変更は、アメリカ宛てのEMS・国際小包にも関係します。
- 米国宛ての郵便物の引き受けは、原則としてすべての郵便局(国際郵便を扱わない簡易郵便局を除く)に広がった
- 中身の価格が2,500米ドル以下の物品を送る場合は、日本郵便が推奨する認定事業者を通じた事前の申告が必要。認定事業者はZonos・SafePackageの2社
- 100米ドル以下の個人間の贈り物も、免税・課税にかかわらず、事前の申告が必要になった
- 事前の申告で表示される関税などは、必要な事前の支払いをする
- 免税の場合も、事業者の手数料はかかる
「贈り物だから手続きは要らない」「免税だから手数料も要らない」とは限りません(出典:日本郵便「米国宛て郵便物の引受け対象の拡大」)。
送る直前に確認すること
- 送り先で、希望するサービスが今使えるか
- 荷物の重さ・サイズが制限の中か
- 中身が、国際郵便で送れないものや、送り先の輸入の規制に当たらないか
- 必要な申告・関税の支払い・書類の準備が済んでいるか
- 引き受けの停止や遅れなどの最新の情報が出ていないか
料金・日数を比べるのに加えて、日本郵便の最新のお知らせと、国・地域別の条件を確認してから送りましょう。
まとめ
EMSは速さ、国際小包は料金と日数のバランスで選ぶサービスです。同じ送り先・同じ重さで、日数・料金・補償を並べて比べましょう。
- EMSは国際郵便の中で最優先に扱われる。国際小包は航空便・船便などから選ぶ
- アメリカ宛ての目安:EMS 11〜12日、小包・航空便 約14日、小包・船便 約2〜3か月
- 1kgまでの料金:EMS 5,300円、小包・航空便 4,200円、小包・船便 2,600円
- EMSは損害要償額2万円まで追加料金なし。国際小包は重さで限度額が変わる
- 急ぐならEMS、余裕があれば航空便と比較、急がなければ船便。販売在庫はお金が戻るまでの期間も考える
- アメリカ宛ては、2026年10月15日から贈り物も含めて事前の申告が必要(2,500米ドル以下)
よくある質問
国際小包とEMSの違いは何ですか?
EMSは国際郵便の中で最優先に扱われる、速さ重視のサービスです。国際小包は、航空便・船便などから料金と日数に合わせて送り方を選ぶサービスです。EMSも飛行機で運ばれますが、国際小包の航空便とは別のサービスです。
国際小包はEMSより必ず安いですか?
必ず安いとは限りません。アメリカ宛ての1kgまでなら、EMS 5,300円、国際小包の航空便 4,200円、船便 2,600円ですが、重さや送り先で差が変わります。同じ送り先・同じ重さで比べ、保険の費用も含めて判断します。
アメリカまで、EMSと国際小包で何日かかりますか?
日本郵便の標準の日数では、EMS(東京から)が11〜12日、国際小包の航空便が約14日、船便が約2〜3か月(米国本土)です。通関や飛行機の遅れなどで長くなることがあります。
アメリカへの贈り物も、事前の申告が必要ですか?
2026年10月15日から、100米ドル以下の個人間の贈り物も、免税・課税にかかわらず、認定事業者(Zonos・SafePackage)を通じた事前の申告が必要になりました。免税の場合も事業者の手数料はかかります。

米AmazonFBA納品代行サービス SLC
郵便かクーリエか、
荷物に合った送り方を選ぶ。
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