Keepaのグラフの見方 売れ行きの目安を仕入れに使う注意

Keepaのグラフはどう見る?価格・ランキング・出品数の読み方と、売れ行きの目安を仕入れに使うときの注意

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リサーチのためにKeepaを入れてみた。Amazonの商品ページにグラフが出るようになったけれど、線がたくさんあって何を見ればいいのか分からない。ランキングが月に60回動いていたら、だいたい何個売れているのか——。

Keepaのグラフは、1本の線だけを見ても判断できません。いくつかの線を同じ期間で並べて読むと、売れ行きの傾向が見えてきます。

「Keepaのグラフで、どれくらい売れているかをどう読み取ればいいの?」

この記事では、Keepaでできること、価格・ランキング・出品数の3つの線の読み方、読み取った売れ行きを仕入れに使うときの注意を整理します。

Keepaのグラフを読むときの考え方

Keepaのグラフは、価格・ランキング・出品数の3つを、同じ期間で並べて読むのが基本です。

ただし、グラフで「売れていそう」と分かっても、利益や仕入れる数まで自動的に決まるわけではありません。最後は、自分の費用を引いた利益で判断します。

Keepaでできること

Keepaは、Amazonの商品の価格の履歴を確認できるツールです。ブラウザの拡張機能を入れると、商品ページにグラフが表示されます。

  • 日本のAmazonにも対応している
  • 基本的な価格の履歴は、アカウント登録なしで確認できる
  • 値下がりの通知も設定できる

拡張機能を入れるだけでは、すべては見られない

ランキングの履歴や出品数などの詳しい情報を見るには、有料のデータ利用の契約が必要です。表示されない場合は、利用プランと表示の設定を確認しましょう。

価格・ランキング・出品数の3つを同じ期間で見る

まずは、次の3つを同じ期間で見ます。

見る線確認すること何の参考になるか
価格ふだんの価格帯、値下がりの頻度、価格が戻っているか売値の参考
ランキング順位が上がる動きが、続けて見られるかどれくらい売れているかの参考
出品数増え方・減り方と、価格の動きが重なっているか競合の数の動き
Keepaグラフは3つを合わせて読む:1 価格(普段の価格帯・値下がりを確認)、2 ランキング(順位の改善から売れ行きの傾向を見る)、3 出品数(競合の増減と価格の変化を比較)。ランキングの動いた回数=販売個数ではない。仕入れ前に、手数料・送料を引いた利益と赤字ラインを確認
画面:Keepa(keepa.com)。説明のため当社で注記を加えています。

グラフは、横軸が日付、縦軸が価格や順位などを表します。凡例で見たい項目だけを表示し、グラフにカーソルを合わせて、その日の数値を確認しましょう。

まず直近1〜3か月、次に過去1年を見ると、最近の変化と季節による動きを比べられます。

価格の線の読み方

価格は、自分が売る商品の状態に合わせて見ます。新品を売るなら新品、中古なら中古の履歴を確認します。

ランキングと価格を合わせて、どの価格帯で売れ行きがありそうかを見ます。高い価格が表示されていても、その期間に売れ行きが弱ければ、その価格を仕入れのときの売値にするのは慎重に判断しましょう。

ランキングの線の読み方

ランキングは、数字が小さいほど順位が上です。たとえば、5万位から1万位への変化は、順位が上がったことを表します。

ただし、ランキングは同じカテゴリの中での順位です。別のカテゴリの「1万位」とは、そのまま比べられません。

順位が上がった回数は、売れた個数ではない

ランキングが繰り返し上がっていれば、続けて売れている可能性を考える材料になります。

ただし、「順位が上がった回数=売れた個数」ではありません。短い時間に何個も売れたり、ほかの商品の売れ行きで順位が変わったりするからです。冒頭の「月に60回」も、販売数の目安として使います。

出品数の線の読み方

出品数を見て、競争が強くなっていないかを確認します。出品数が増える時期に価格が下がっているなら、これからの値下がりも考えておきます。

なお、出品数が減った理由は、売り切れのほかに、出品の停止や取り下げなどもあります。

商品全体が売れていても、その数を自分が売れるとは限りません。競合の価格・配送の条件・在庫の状況と、自分の販売の実績をふまえて、仕入れる数を決めます。販売数を出品者の数で割るだけでは、正確な予測にはなりません。

最後は、自分の費用を引いた利益で決める

最後に、自分の費用を引いた利益と、赤字になる価格を確認します。

  • 仕入れ代
  • Amazonの手数料
  • 送料
  • 保管料
  • 輸出なら、国際送料や関税

これらを含めて、値下がりしたときにも利益が残るかを計算しましょう。過去の安値が自分の赤字の価格を下回っている場合は、仕入れる数を減らす、仕入れ値を見直す、候補から外すなどを考えます。

仕入れる前に確かめることは、こちらの記事で詳しく解説しています。

仕入れ前のリサーチを詳しく解説リサーチのやり方が分からず、仕入れが怖い。せどり・Amazonリサーチで仕入れる前に確かめる3つのこと

まとめ

Keepaのグラフは、価格・ランキング・出品数を同じ期間で並べて読み、最後は自分の費用を引いた利益で判断します。

  • Keepaは、Amazonの商品の価格の履歴を見られる拡張機能。詳しい情報は有料の契約が必要
  • 直近1〜3か月と過去1年を見て、最近の変化と季節の動きを比べる
  • 価格は自分が売る状態の履歴で見て、売れ行きのある価格帯を確かめる
  • ランキングは数字が小さいほど上。順位が上がった回数は売れた個数ではなく、目安として使う
  • 出品数で競争の強さを見る。商品全体の販売数を自分が売れるとは限らない
  • 手数料・送料・保管料などを引いた利益と、赤字になる価格を確かめる

よくある質問

Keepaは、アカウント登録なしで使えますか?

基本的な価格の履歴は、アカウント登録なしで確認できます。ランキングの履歴や出品数などの詳しい情報を見るには、有料のデータ利用の契約が必要です。

Keepaのグラフは、何から見ればいいですか?

価格・ランキング・出品数の3つを、同じ期間で並べて見ます。まず直近1〜3か月、次に過去1年を見ると、最近の変化と季節の動きを比べられます。

ランキングが月に60回動いたら、60個売れたということですか?

そうとは限りません。短い時間に何個も売れたり、ほかの商品の売れ行きで順位が変わったりするため、順位が上がった回数は販売数の目安として使います。

Keepaで売れていると分かれば、仕入れていいですか?

その数を自分が売れるとは限りません。仕入れ代・手数料・送料・保管料などを引いた利益と、値下がりしたときに赤字にならないかを確かめてから、仕入れる数を決めます。

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グラフの先にある、
利益まで読み切る。

売れ行きの傾向が読めても、仕入れの判断は利益の計算で決まります。ワールドシフトは、米Amazon輸出を一から教え、年商1億円に届いた方も出してきたコンサルティングと、米国向けのFBA納品・通関の物流を長年続けてきました。リサーチの読み方から利益の計算まで相談できます。

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