規制ガイド

米国アパレルの表示規制(FTC)とは
― 繊維組成・原産国・ケアラベルを、輸出者向けに

衣類・繊維製品を米国で売るときは、FTC(米国連邦取引委員会)の表示規制に沿って、製品に恒久的なラベル(タグ)で繊維の組成原産国製造/販売者(RN番号等)ケアラベル(取扱い表示)を付ける必要があります。アパレル・和装・コスプレ衣装をAmazon(FBA)へ送るとき、表示の不備が販売停止・返品の原因になります。

記事:ワールドシフト編集部(国際規則・米国の一次情報を照合)|編集方針

必要な表示(ひと目で)

1
繊維組成一般名で%表示
2
原産国Made in Japan
3
製造/販売者RN番号 or 名称
4
ケアラベル取扱い表示
5
恒久ラベルタグを縫付け
6
米国で販売通関・出品

繊維製品には、繊維の組成(綿100%・毛80%/ナイロン20% など一般名で%表示)原産国(Made in Japan 等)製造または販売者を示す表示(FTCのRN番号または会社名)、そしてケアラベル(取扱い表示)を、製品に恒久的に取り付けたラベルで表示します。

ウール製品はWool規則、毛皮製品はFur規則で、原毛の種類や動物名など追加の表示が求められます。対象は衣類だけでなく、布・生地・寝具・タオルなど家庭用繊維製品にも及びます。

ラベルに載せる4点

① 繊維組成

綿・毛・ポリエステル等を一般名で、重量%順に

② 原産国

Made in Japan 等(税関の原産国表示とも整合)

③ 製造/販売者

FTCのRN番号または会社名

④ ケアラベル

洗濯・乾燥・アイロン等の取扱い表示(16 CFR 423)

⚠ 恒久ラベルで・英語で

表示は製品に恒久的に取り付けたラベルで、英語で行うのが基本です。下げ札(ハングタグ)だけでは足りず、縫い付け等のラベルが必要な項目があります。

おさえる要点

繊維組成
一般名で
重量%表示
原産国
Made in
Japan 等
RN 番号
製造/販売者
の識別
ケアラベル
取扱い表示
16 CFR 423

衣類・繊維製品は、繊維組成・原産国・製造/販売者(RN等)・ケアラベルを、恒久ラベルに英語で表示します。ウール・毛皮は追加の表示が要ります。RN番号は米国事業者向けで、日本の輸出者は自社の会社名を表示するのが基本です(米国側の輸入者・販売者名やそのRNを用いることもあります)。表示の要件は品目で異なるため、対象と項目を確認します。

落とし穴:ラベル不備で止まる

← 表示漏れ・下げ札のみ

組成やケア表示の漏れ・恒久ラベル無し。販売停止・返品・是正

◎ 必要な表示を恒久ラベルで

組成・原産国・RN・ケアを満たし、安心して販売

過剰な表示 →

不要な情報や誤った一般名。かえって不適合に

売れるか・止まるかを大きく左右するのが、正しい繊維表示とケアラベルです。

よくある質問

米国で衣類を売るとき、ラベルに何が必要?

繊維の組成(一般名で重量%表示)、原産国(Made in Japan等)、製造または販売者の表示(FTCのRN番号または会社名)、ケアラベル(取扱い表示)を、製品に恒久的に取り付けたラベルで表示します。

RN番号は必須?日本の会社でも取れる?

RN番号はFTCが米国事業者向けに発行する識別番号で、日本の輸出者は原則取得できません。日本の会社は自社の会社名を表示するのが基本です(米国側の輸入者・販売者名やそのRNを用いることも)。恒久ラベルに製造または販売者が分かる表示があれば足ります。

ウールや毛皮は違う?

はい。ウール製品はWool規則、毛皮製品はFur規則で、原毛の種類や動物名など追加の表示が求められます。対象は衣類だけでなく布・生地・寝具・タオルなど家庭用繊維にも及びます。

ワールドシフトのサポート

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※ご相談は無料です。実際の発送では、関税や実費(品目により試験費・危険物取扱・特殊梱包など)が別途かかります。

ほかの発送ルールガイド

出典:U.S. FTC — Threading Your Way Through the Labeling RequirementsU.S. FTC — Clothes Captioning: Complying with the Care Labeling Rule (16 CFR 423)。基準値・手続きは変更される場合があります。

※本ページは一般的な情報の整理であり、個別の該当可否・法的助言ではありません。該当可否・搭載可否・申告の適否の最終判断は、税関・航空会社・当局および提携する危険物対応クーリエ等の基準によります。最新・個別の判断は無料相談でご確認ください。