判断できる写真を撮る

通関で「商品写真」を求められたら?税関・クーリエに提出する写真の撮り方と、写真で足りないときの補い方

公開日 最終更新日

クーリエから「商品の写真を送ってください」と連絡が来た。どんな写真を、どのくらい撮ればいいのか分からない——。

求められているのはきれいな写真ではなく、税関やクーリエが商品を判断できる写真です。

「通関で商品写真を求められたら、何をどう撮ればいいの?」

この記事では、対象の商品の確認から、全体・材質や構造・パッケージの表示の撮り方、写真で分からない情報の補い方までを、5つの手順で整理します。

提出する写真の5つの手順

  1. 対象の商品を特定する
  2. 商品の全体を撮る
  3. 材質・構造・用途が分かる部分を撮る
  4. パッケージや表示を、読み取れるように撮る
  5. 写真で分からないことは、仕様書・Product Detailsで補う

どの商品について写真が必要なのか確認する

複数の商品を発送している場合は、対象の商品を特定します。1つの貨物に複数の商品が入っていても、写真が必要なのが全部とは限りません。照会の内容と、対象の商品の特定のしかたは、FBA貨物が通関で止まったときの記事で解説しています。

FBA貨物が通関で止まったときFBA貨物が通関で止まった?まず確認したいこと|止まっている場所・クーリエからの依頼・対象の商品を順に特定する

商品全体が確認できる写真を準備する

まず、商品の全体が分かる写真を用意します。何の商品なのかが、写真1枚で伝わることが出発点です。

材質・構造・用途の確認に必要な部分も撮る

判断に必要な部分が分かるように、部分的な写真も撮ります。材質・構造・用途は、関税の分類や規制の判断にかかわる情報です。材質や用途そのものを聞かれた場合は、推測で答えず、メーカーの情報から確認します(材質を聞かれたときの記事・用途を聞かれたときの記事)。

材質を聞かれたとき通関で「商品の材質」を聞かれたら?推測せずメーカー情報から確認する方法 用途を聞かれたときDHL・UPSから「商品の用途」を聞かれたら?通関を止めないための確認・回答手順

パッケージや表示が必要なら、読み取れる写真を足す

パッケージの表示や記載内容が、確認の対象になることがあります。文字が読み取れる写真を追加します。

写真で判断できない情報は、仕様書などで補う

写真では分からない情報は、仕様書やProduct Details(メーカーや販売ページで示される、商品の仕様・構成をまとめた情報)などの資料で補います。

写真を出しても、追加の資料を求められることがあります。必要な資料の準備から通関が再開するまでの手順は、通関で追加情報を求められたときの記事で解説しています。

通関で追加情報を求められたとき通関で追加情報・商品情報を求められたら?必要な資料の準備から通関が再開するまでの対応の手順

まとめ

通関の写真は、税関やクーリエが判断できるかで考えます。

  • 写真が必要な商品を特定する
  • 全体の写真と、材質・構造・用途が分かる部分の写真を撮る
  • パッケージや表示は、読み取れるように撮る
  • 写真で分からないことは、仕様書・Product Detailsで補う

よくある質問

写真は何枚必要ですか?

決まった枚数の基準はありません。判断に必要な範囲が写っているかで考えます。

スマートフォンの写真でいいですか?

機材の決まりは特にありません。求められている内容が確認できることが目的です。

写真を出せば通関しますか?

限りません。追加の資料を求められることもあります。

棚に箱が並ぶ倉庫

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通関の照会への対応も、
まとめて任せる。

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内容は2026年10月時点の一般的な考え方です。通関の手続きや必要な書類は、商品やクーリエ、規制の変更によって変わることがあるため、個別の対応はクーリエや通関業者に確認してください。