ACOSとは
ACOS(広告費売上高比率)は、広告費 ÷ 広告から生まれた売上 × 100 で出す割合です。低いほど効率がよいことを表します。Amazonは「よいACOS」の決まった数字はないとしており、自分の利益率と比べて判断します。
このページでわかること
- ACOSとROASの計算式と関係
- 利益率から損益分岐ACOSを出す方法
- 広告の管理画面でACOSを見る場所
- TACoSとの違いと、自分で計算する方法
1ACOSとROAS
| 指標 | 計算式 | 見方 |
|---|---|---|
| ACOS | 広告費 ÷ 広告収益 × 100 | 割合。低いほどよい |
| ROAS | 広告収益 ÷ 広告費 | 倍率。高いほどよい(ACOSの逆数) |
例:広告に50ドル使い、その広告から100ドルの売上が出たら、ACOSは50%、ROASは2です。
ACOSの分母は広告から生まれた売上だけです。広告を経由しない自然検索の売上は入りません。
2自分の損益分岐ACOSを利益率から出す
Amazonは、損益分岐のACOSは利益率に直接関係し、利益を出すにはACOSが利益率より低くなければならないと説明しています。
- 商品ごとに利益率を出す(販売価格 − 原価 − Amazonの手数料 − 送料など)÷ 販売価格
- その利益率を損益分岐ACOSにする利益率が25%なら、ACOS 25%で広告の利益がちょうど0になります。
- 入札や停止の基準にするACOSが損益分岐を超える広告は、その広告経由の注文では赤字です。
新しいキャンペーンは、始めたばかりという理由でACOSが高くなりがちです。新商品の立ち上げなどで一時的に損益分岐を超えるかは、目的で決めます。
詳しくは 販売手数料(日本)
3広告の管理画面で見る場所
開く場所
日本広告›広告キャンペーンマネージャー
米国Advertising›Campaign Manager
キャンペーンの一覧の列と、広告レポートで確認できます。2026年9月に、広告の管理画面の名前は「Amazon Ads Agent」と発表されています。
詳しくは スポンサープロダクト広告
4TACoSはAmazon公式の指標ではない
TACoSは、広告費を広告経由と自然検索を合わせた総売上で割った割合として、Amazonの外の解説で使われる指標です。Amazonの広告のガイドには載っておらず、管理画面の標準の列にもありません。
| 分母 | 使いみち | |
|---|---|---|
| ACOS | 広告から生まれた売上 | 広告そのものの効率 |
| TACoS(公式ではない) | 総売上(広告+自然検索) | 広告が自然検索の売上まで押し上げているか |
自分で出すときは、同じ期間・同じ商品で、広告レポートの「広告費」と、ビジネスレポートの「注文商品の売上額」をそろえて計算します。
詳しくは ビジネスレポートで売上を見る
5ACOSだけで判断しない
- Amazonは、ACOSだけをキャンペーンの指標として重視しないよう注意しています。
- 出品者のあいだでは「適正なACOSは何%か」がよく話題になりますが、Amazonの公式のガイドに決まった数字はありません。
- 利益額や販売数もあわせて見て、広告を続けるか決めます。
6アメリカでも、ACOSは同じ計算式で見られます
日本と同じ点
- アメリカのセラーセントラルも、言語の切り替えで基本的には日本語で操作できます。
- ACOS・ROASの計算式と、利益率と比べる考え方は日米同じです(日本語版のガイドでも同じ定義)。
米国で違う点
- 米国では、販売手数料や燃料・物流サーチャージなど手数料の中身が日本と違うため、損益分岐ACOSのもとになる利益率は、米国の手数料で計算し直します。
よくある質問
QACOSとは何ですか?
広告費を、その広告から生まれた売上で割って100を掛けた割合です。低いほど広告の効率がよいことを表し、逆数がROASです。
QACOSは何%なら黒字ですか?
Amazonは決まった数字を示していません。商品の利益率が損益分岐のACOSで、ACOSが利益率より低ければ、その広告経由の注文は黒字です。
QTACoSはAmazonの管理画面で見られますか?
TACoSはAmazon公式の指標ではなく、管理画面の標準の列にもありません。広告レポートの広告費とビジネスレポートの売上を、同じ期間・同じ商品でそろえて自分で計算します。

広告の採算を見ている方へ
同じ計算式で、
米国の広告も判断できます。
ACOSと損益分岐ACOSは、米国でも同じ計算式で見られます。
(米国÷日本・2025年)
平均年間売上(2025年)
米国で新しく覚えるのは、登録時の税務情報や、米国へ送るときの関税・通関などの手続きです。ワールドシフトは、米Amazon輸出のコンサルティングと、米国向けのFBA納品・通関の物流を長年続けてきました。アカウントの作成から、販売を始めるまでをサポートします。
- アカウント作成から販売まで全サポート
- 無制限の質問サポートで不安を解消
- 商品選び・関税の見積もり・利益計算・物流まで一貫して相談できる
出典:Amazon年次報告書(2025年。米国4,896億5,700万ドル、日本306億8,800万ドル)、Amazon 2025 Small Business Empowerment Report(米国の平均は約5,600万円。1ドル149.5686円で換算。日本の販売事業者の平均は1,200万円超・2022年、アマゾンジャパン)
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