FDA規制
米国のFDA規制に関するニュース一覧。食品の施設登録・事前通知・FSVP・ラベルなどを解説します。

米国ベビーベッド(crib)の連邦安全基準が改定、2026年8月1日施行──メッシュ側の"はさまれ"対策で硬質バリア必須(ASTM F1169-25)
米CPSCがフルサイズ・ベビーベッドの連邦強制基準を改定。参照規格を最新版ASTM F1169-25に更新し、メッシュ側の"はさまれ"を防ぐ硬質バリア要件を新設。施行は2026年8月1日で、まだ猶予がある"整えどき"。米…
2026年7月5日
米国が『人工着色料不使用』表示を緩和──合成色素さえ無ければ表示OKに、日本の菓子・飲料に追い風
FDAが『人工着色料不使用』の任意表示を緩和。従来は『添加色素が一切ない』食品にしか使えなかったが、2026年2月5日以降は石油由来の合成色素(FD&C認証色素)さえ含まなければ、天然由来の色素を使っていても同表示が認め…
2026年7月5日
カリフォルニアが化粧品の香料アレルゲン報告を26→80成分に拡大──2026年7月31日が市場投入の節目
カリフォルニア州が、州へ報告すべき化粧品の香料アレルゲンを26成分から80成分へ大幅拡大しました(SB312)。市場投入の節目は2026年7月31日。日本のコスメ・ヘアケア・入浴剤を米国に送るなら、『fragrance』…
2026年7月5日
コネチカット州が7/1から『PFAS表示』を義務化──衣料・化粧品・調理器具・子供向けなど12品目、無対応は販売不可。2028年には全面禁止へ
米国のPFAS(有機フッ素化合物)規制が次の段階に入った。コネチカット州は2026年7月1日から、意図的にPFASを添加した12品目(衣料・調理器具・化粧品・子供向け製品・繊維家具など)について、州エネルギー・環境保護局…
2026年6月26日
PFAS規制は『州への報告・登録』フェーズへ──ミネソタが報告義務+手数料$800(締切9/15)、ニューメキシコも最終規則。“どの州に何を届けるか”が新たな実務に
PFAS規制は「売ってはいけない(禁止)」だけでなく、「州に届け出る(報告・登録)」という新しい実務に広がっている。ミネソタ州は意図的にPFASを添加した製品の報告を義務化し、一律$800(≒12.9万円)の報告手数料を…
2026年6月26日
米国で日本の漬物・ポン酢・ドレッシングが人気──だが酢を効かせた常温食品はFDA『酸性化食品(Part 114)』。登録なしは通関で止まる
米国で日本の漬物・ポン酢・ドレッシング・酢の物など“酸を効かせた常温食品”の需要が伸びている。だが落とし穴がある——低酸性の食材に酢などの酸を加えてpH4.6以下にした常温食品は、FDAの「酸性化食品(21 CFR 11…
2026年6月25日
米国で日本の菓子・調味料が伸びている──だが『ラベル不備』はFDA輸入差し止め理由の約4割を占める主要因。栄養成分+アレルゲン表示が必須
米国で日本の菓子・グミ・スナック・調味料の人気は伸びている。だが、入口でつまずく事業者がとても多い——理由は商品力ではなく「ラベル」だ。米国で売る包装食品には栄養成分表示・原材料・アレルゲン・英語表示が法的に必須で、これ…
2026年6月25日
日本のレトルトカレー・瓶詰惣菜を米国へ──FDA『低酸性缶詰食品(LACF)』の工程登録が無いと通関で自動差し止め
米国で日本のレトルトカレーや瓶詰の惣菜、缶詰など“常温で日持ちする食品”の人気が高まっている。だが落とし穴がある——これらの多くはFDAの「低酸性缶詰食品(LACF)」に当たり、製造所の登録(FCE)と殺菌工程の届出(ス…
2026年6月25日
米国の巨大ペット市場(約1,520億ドル)に日本のフード・おやつ──FDA+『州ごとの登録』とサルモネラが二重の壁
アメリカのペット産業は約1,520億ドル(2024年・APPA、≒24兆円)。うちフード&トリーツが約658億ドルで最大カテゴリだ。“家族としてのペット”志向でプレミアム・無添加・機能性の需要が伸び、日本のフードやおやつ…
2026年6月25日
米国で日本の和食器・水筒・弁当箱に需要──だが食品に触れる製品は『鉛・カドミウム溶出』でFDA一発アウト。マグは特に厳しい
米国で日本の和食器(美濃焼・波佐見焼)、タンブラー・水筒(象印・サーモス)、弁当箱の需要が拡大している。だが落とし穴がある——「食品に触れる製品」はFDAの食品接触材料規制の対象で、とくに絵付け陶磁器の「鉛・カドミウムの…
2026年6月25日
米国で『ごま(ゴマ)』が9番目の主要アレルゲンに──食品ラベルに表示義務(施行済)
米国はFASTER Actで2023年1月1日からごま(sesame)を9番目の主要食物アレルゲンに追加。米国向けの包装食品・サプリは英語ラベルでごまの表示が必須で、すでに施行済み。日本の食品輸出者は表示の確認を。
2026年6月21日
米国でPFAS(有機フッ素化合物)規制が施行──2026年1月からメイン・コロラド・バーモント等が調理器具・化粧品・繊維などの販売を禁止
米国でPFAS(有機フッ素化合物=『フォーエバーケミカル』)の州規制が本格施行。2026年1月1日からメイン・コロラド・バーモント等で、意図的に添加されたPFASを含む調理器具・化粧品・繊維・洗浄剤などの販売が禁止に(対…
2026年6月20日
カリフォルニア州、食品の日付表示を標準化──2026年7月1日施行、「Sell by」禁止で「BEST if Used by/USE by」に統一
カリフォルニア州の食品日付表示法(AB660)が2026年7月1日に施行。消費者向けの『Sell by(販売期限)』表記を原則禁止し、品質日は『BEST if Used by』、安全日は『USE by』に統一する全米初の…
2026年6月20日
米国で「餅アイス(mochi ice cream)」が定番化──My/Mochiは年商約128億円、北米で年4.8億個。森永が買収で本格参入
米国で『餅アイス(mochi ice cream)』が主流化。最大手My/Mochiは52週で約8,000万ドル(≒128億円)を売り上げ、北米では2025年に4.8億個超を消費。森永製菓がMy/Mochiの買収で合意し…
2026年6月20日
米国で海苔・乾物の需要が拡大──寿司&ヘルシースナック人気で、米の海苔スナック小売は推計約3.2億ドル規模に。日本の高級海苔に商機
米国で海苔・乾物の需要が拡大。寿司の定着+『低カロリー・植物性スナック』人気で、米の海苔スナック小売は業界推計で2025年に約3.2億ドル規模(≒512億円)。世界の海苔スナック市場も年率約11%で成長(各社推計)。海苔…
2026年6月19日
米国で抹茶が品切れ・カフェが提供停止──2026年も需給逼迫、京都の碾茶(てんちゃ)競りが前年比+265%。日本からの供給に商機
米国の抹茶需要が2026年も供給を上回り品薄。京都の碾茶競りは前年比+265%、日本の2025年の緑茶輸出は金額が前年比+98.2%(約2倍)の約720億円。米西海岸ではカフェが提供を一時停止。供給できる事業者が足りない…
2026年6月19日
米国がBVO(臭素化植物油)を食品で使用禁止──最終規則は施行済、対象は柑橘系の清涼飲料・スポーツ飲料
FDAがBVO(臭素化植物油)の食品使用認可を撤回(21 CFR 180.30)。最終規則は施行済。対象は主に柑橘系の清涼飲料・スポーツ飲料の安定剤で、入っていれば米国では不良品扱い。日本の飲料輸出者は成分確認を。
2026年6月18日
米国が化粧品の『香料アレルゲン』個別表示を準備(MoCRA)──“fragrance”一括表示が見直しへ
アメリカの化粧品ラベルから、“fragrance(香料)”の一言で済ませる時代が終わりに近づいている。米国の化粧品規制改革法MoCRAは、FDAに対し「香料アレルゲン」を個別に表示させるルールの策定を義務付けており、FD…
2026年6月17日
FDAが食品トレーサビリティ(FSMA 204)の公開会合を6/15開催──『ロット単位の追跡』が新たな論点に
アメリカの「食品の追跡」ルールづくりが、次の論点に入った。FDAは2026年6月15日、食品トレーサビリティ規則(FSMA 204)の公開会合を開き、継続実装と「ロット単位の追跡(lot-level tracking)」…
2026年6月17日
米国が食品の『赤色3号』を使用禁止──2027年1月までに代替へ、日本の菓子・飲料も対象
アメリカで“赤”の常識が変わる。FDAは2025年1月15日、合成着色料赤色3号(FD&C Red No.3/erythrosine/E127)の食品・飲料・経口薬での使用認可を失効させた。食品・飲料メーカーは2027年…
2026年6月16日
米国の『healthy(健康的)』表示が新基準に──2028年から、砂糖・塩・脂肪に上限
アメリカのパッケージから“healthy(健康的)”の意味が変わる。FDAは2024年12月、食品に任意で表示できる「healthy」の新基準を最終化した。順守期限は2028年2月25日(任意の先行使用は2025年4月2…
2026年6月16日
米国が食品パッケージ前面に栄養表示を義務化へ──『Nutrition Info』で高・中・低を明示(提案)
アメリカの食品パッケージの“表面”に、新しい栄養ラベルが載るかもしれない。FDAは2025年1月、パッケージ前面(主表示面)に「Nutrition Info」ボックスの表示を義務づける規則案を公表した。飽和脂肪・ナトリウ…
2026年6月16日
米国の食品トレーサビリティ規則(FSMA 204)が2028年7月まで延期──対象食品の記録義務
アメリカの食品の“追跡”ルールに、時間の猶予ができた。FDAは食品トレーサビリティ規則(FSMA 204)の順守期限を、当初の2026年1月20日から30か月延長し、2028年7月20日とした。対象は食品トレーサビリティ…
2026年6月16日
米国が乳幼児食品の鉛『行動値』を最終化──ベビーフード10〜20ppb(Closer to Zero)
アメリカが、赤ちゃんの食べ物の安全基準を一歩進めた。FDAは2025年1月、乳幼児(2歳未満)向けの加工食品の鉛「行動値(action level)」を最終化した。重金属の摂取を減らす取り組み「Closer to Zer…
2026年6月16日
食品輸出はFDA『事前通知』が必須──デミニミス終了で少額の食品サンプルも対象に
米国へ食品を送るとき、施設登録と並ぶ必須手続きが事前通知(Prior Notice)だ。出さない・遅れると港で留置(ホールド)される。提出期限は海上8時間・航空/鉄道4時間・陸路2時間前。そしてデミニミス($800免税)…
2026年6月15日
米国へ食品を売る第一歩『FDA施設登録』──米国代理人と2年ごとの更新(偶数年10〜12月)が必須
米国へ食品を送るなら、最初の一歩がFDA施設登録(Food Facility Registration)だ。海外の製造・加工施設をFDAに登録し、米国代理人(US Agent)を立てる。そして見落としやすいのが2年ごと(…
2026年6月15日
米国で日本酒(Sake)需要が拡大──2024年の輸入1,300万L超、プレミアム志向が牽引
アメリカで日本酒が、静かに定着しつつある。レストランの「Sake」はもはや珍しい一杯ではなく、家飲み・食事のペアリングへと裾野が広がった。北米市場は2025年で約11.8億ドル(≒約1,888億円)、なお年8.1%で伸び…
2026年6月14日
米国でジャパニーズウイスキー人気続く──限定ボトルは定価の約3倍で取引、熟成酒は品薄。2024年対米輸出は約284万L(前年比▲12%)
世界が、日本のウイスキーを欲しがっている。米国は最大の輸出先(2024年輸出額ベースで1位)。ただし2024年の対米輸出量は約2,836kL(約284万L)・前年比▲12.1%と調整局面にある(財務省貿易統計)。それでも…
2026年6月13日(2026年7月14日 一部訂正・出典追記)
米国でサプリ(健康食品)を売る:11兆円市場とFDA(DSHEA)の必須ルール
健康志向の米国で、サプリは約11兆円(約700億ドル)の巨大市場だ。日本の機能性素材にもチャンスは大きい。ただし「事前承認が要らない=自由」ではない。FDA(DSHEA)は施設登録・表示・成分・効能表現に明確なルールを課…
2026年6月11日
米国で「日本の抹茶」が品薄・高騰──いま輸出を伸ばすチャンス
健康志向とカフェ文化で米国の抹茶需要が急拡大。日本産は品薄・価格上昇で、輸出を伸ばす好機。ただし食品ゆえFDA対応が要る。
2026年6月10日
米国でサプリを売る時の表示の壁──『治療』とうたえば未承認医薬品、NDIは75日前届出
サプリは、書き方ひとつで違法になる。米国でサプリは食品の一区分(DSHEA)でFDAの事前承認は不要だが、「治療・予防・治癒」をうたうと未承認医薬品として輸入拒否・警告書の対象だ。さらに新規成分(NDI)は発売75日前に…
2026年6月10日
米国へ食品を売るならFSVPが壁──義務は『米国輸入者』、でも日本メーカーは書類提供とDUNSが必須
食品輸出でつまずく定番が、これだ。FSVP(外国供給者検証制度)は、米国の輸入者に課される「外国供給者が米国の安全基準を満たすか検証する」義務(FSMA)。義務は米国輸入者だが、輸入者が果たすには日本メーカーが食品安全書…
2026年6月9日
米国で化粧品を売る時の成分・表示の壁──色素は事前承認制、日本の『赤色◯号』は使えないことも
化粧品は「成分は自由」——でも色だけは別だ。米国で化粧品の一般成分は事前承認が要らないが、色素(色添加物)だけは厳格な事前承認制。日本で合法な『赤色◯号』が米国の承認リストになければ違法(不良品)になる。見落としやすい色…
2026年6月9日
米国の化粧品規制MoCRA──施設登録・製品リスティングと、2026年の初回更新期限
“J-beauty”で米国へ——その前に越える関門がMoCRAだ。米国の化粧品規制MoCRA(化粧品規制現代化法)はすでに執行中で、施設登録と製品リスティングが必須。未対応の製品は流通不可(差止・回収のリスク)になる。さ…
2026年6月4日