
米国で海苔・乾物の需要が拡大──寿司&ヘルシースナック人気で、米の海苔スナック小売は約3.2億ドルに。日本の高級海苔に商機
米国で海苔(のり)の存在感が増している。寿司の定着に加え、低カロリーで植物性のヘルシースナックとして棚に並ぶようになり、米国の海苔スナック小売は2025年に約3.2億ドル(≒512億円)を超えた。世界の海苔市場は約38億ドル(2025)、海苔スナック市場は年率約12%で伸びる。主戦場は韓国系ブランドが先行するが、寿司・おにぎり用の焼き海苔や高級味付け海苔は日本産の品質が効く領域だ。
なぜ米国で海苔が伸びる?
背景は二つです。第一に寿司・おにぎりの定着。米国では寿司が日常食になり、巻き寿司・手巻き・おにぎりに使う焼き海苔の需要が底堅く伸びています。第二に『ヘルシースナック』化。海苔は低カロリー・植物性・うま味がそろい、ポテトチップスに代わる軽食として、味付け海苔・海苔チップスが一般小売に広がりました。
米国の海苔スナック小売は2025年に約3.2億ドル(≒512億円)を突破。大手スナックメーカーが海藻フレーバーの商品ラインを模索する動きもあり、主流化が進みます。海苔の生産・加工は日本・韓国・中国が中心で、米国は輸入に依存します。海苔スナックの量販は韓国系が先行する一方、寿司・おにぎり用の焼き海苔や高級味付け海苔は、有明海産など日本産の品質・香りが評価される領域です。(1ドル≒160円換算)
数値は業界レポートの概況。範囲・年で差が出る場合がある。為替は1ドル≒160円。
米国に海苔・乾物を輸出するには:通関・手続きの全体像
海苔・乾物(昆布・わかみ・かつおぶし等)は『食品』として送ります。基本ステップは次の通りです。
- HTS分類:食用の海藻は第1212類、味付け・加工品は第2008類などで分類
- FDA食品施設登録:製造・加工施設の登録(2年ごと更新)
- 事前通知(Prior Notice):到着前にFDAへ通知(食品の必須手続き)
- 重金属・衛生:海藻は無機ヒ素・カドミウムを蓄積しやすい。検査・管理に注意
- 英語表示:原材料・正味量・アレルゲン(味付けの大豆・小麦等)・製造者。健康効能はうたわない
- 通関・配送:通関は発送代行が代行。FBAなら在庫を米国に置ける
HTS分類・FDA手続き・通関は当社の発送代行(SLC)が支援します。
米国では寿司の定着に加え、海苔の『低カロリー・植物性スナック』としての人気が伸びています。海苔スナックの主戦場は韓国系ブランドが先行していますが、寿司・おにぎり用の焼き海苔や高級味付け海苔は日本産の品質が効く領域。海苔・乾物は『食品』として送るので、FDA施設登録・事前通知・英語表示・重金属(無機ヒ素・カドミウム)への配慮を先に整えるとスムーズです。
よくある質問
- 海苔(nori):寿司・おにぎり・スナックに使う海藻。米国で需要拡大。
- FDA食品施設登録:食品を米国へ送る施設に求められる登録。2年ごと更新。
- HTS 1212:食用海藻の関税分類。味付け・加工品は別分類になることも。
需要が伸びている今は、品質で差別化できる好機です。海苔・乾物は食品としての手続き(施設登録・事前通知・表示・残留検査)を一度整えれば、継続的に送れます。HTS分類・FDA手続き・通関・FBA納品は当社(WorldShift)の発送代行(SLC)が道順から支援します。

