
米国の化粧品規制MoCRA──施設登録・製品リスティングと、2026年の初回更新期限
“J-beauty”で米国へ——その前に越える関門がMoCRAだ。米国の化粧品規制MoCRA(化粧品規制現代化法)はすでに執行中で、施設登録と製品リスティングが必須。未対応の製品は流通不可(差止・回収のリスク)になる。さらに初回の登録更新は2026年7月1日まで。日本ブランドが米国で売るための要点をまとめた。
MoCRAとは・今どうなっている?
MoCRAは、化粧品に施設登録と製品リスティングを義務づける米国の法律です。2024年7月1日から執行中で、登録・リスティングが無い製品はmisbranded/adulterated(不適正表示・不良品)とみなされ、税関での差止や回収のリスクがあります。
「化粧品だから軽い」は通用しません。米国で売るなら登録は前提条件です。
やること:登録・リスティング・更新
施設登録は製造・加工者が対象。製品リスティングはResponsible Person(責任者)が、成分・製品カテゴリ・製造施設(FEI)などを届け出ます。申請はFDAの電子ポータルCosmetics Directで行います。更新は2年ごとで、初回更新の期限は2026年7月1日(厳密には初回登録日が基準)。
日本ブランドが米国で売るには:手順
次の順で整えます。
- Responsible Person を決める:米国で責任を負う者(表示・届出の主体)
- 施設登録:製造・加工施設を登録しFEIを取得
- 製品リスティング:成分・カテゴリ・施設などをCosmetics Directで届出
- 英語ラベル:成分・Responsible Personの連絡先などを米国基準で
- 安全性の根拠:safety substantiation(安全性の裏づけ)を保持
- 更新:2年ごとに施設登録を更新(初回は2026/7/1)
MoCRAの登録・リスティング・ラベル確認は当社のFDAサポートで対応できます。
『化粧品』か『医薬品(OTC)』かの線引きに注意。日焼け止めや薬用表示はOTC医薬品扱いになり、別の規制(モノグラフ等)が必要に。効能表現を抑え化粧品の範囲に収めるか、OTC前提で設計するかを最初に決めるのが安全です。
よくある質問
- MoCRA:米国の化粧品規制現代化法。
- Responsible Person:化粧品の表示・届出の責任者。
- Cosmetics Direct:FDAの電子申請ポータル。
登録・リスティング・更新の3つを押さえれば大丈夫。Responsible Personの設定・施設登録・製品リスティング・英語ラベル・2年ごとの更新まで、当社のFDAサポートが代行します。登録漏れで止まる心配なく、J-beautyを米国へ届けられます。

