
米国で「餅アイス(mochi ice cream)」が定番化──My/Mochiは年商約128億円、北米で年4.8億個。森永が買収で本格参入
米国のスーパーの冷凍ケースで、餅アイス(mochi ice cream=アイスを餅で包んだ一口菓子)がすっかり定番になった。最大手My/Mochiは直近52週(2026年1月25日まで)で約8,000万ドル(≒128億円)を売り上げ、北米では2025年に4.8億個超が消費された。北米市場は年率約9.2%で成長し、ついに日本の森永製菓がMy/Mochiの買収で合意して本格参入する。コストコ等で『Dubaiチョコ風』など新フレーバーも全米展開し、主流化が一段と進む。日本の餅・あんこ・和スイーツにとって追い風だ。
なぜ米国で餅アイスが伸びる?
背景は三つです。第一に『もちもち食感』の新しさ。やわらかい餅でアイスを包む食感が米国の消費者に新鮮に受け、一口サイズで罪悪感が少ない点も人気を後押ししました。第二に小売の棚拡大。コストコ・サムズクラブ・一般スーパーに広がり、いつでも買える商品になりました。第三にSNS。見た目のかわいさと『当たりフレーバー探し』がSNSで拡散しています。
最大手My/Mochiは52週で約8,000万ドル(≒128億円)を売り上げてカテゴリ首位。北米では2025年に4.8億個超が消費され、市場は年率約9.2%で伸びています。そこへ日本の森永製菓がMy/Mochiの買収で合意。日本発の食文化が、米国で日本企業の手によって主流商品に育つ構図です。(1ドル≒160円換算)
数値はSPINS小売データ・業界レポート・森永のリリースの概況。指標ごとに単位が異なる。為替は1ドル≒160円。
米国に和スイーツ・餅製品を輸出するには:通関・手続きの全体像
餅アイス本体は冷凍食品でコールドチェーンが要りますが、常温で送れる和スイーツや製菓材料なら通常の食品手続きで送れます。
- HTS分類:菓子・調製食料品(第1905類・第2106類等)、もち米粉は穀粉系で分類
- FDA食品施設登録:製造・加工施設の登録(2年ごと更新)
- 事前通知(Prior Notice):到着前にFDAへ通知
- 温度帯の判断:冷凍(餅アイス)は冷凍倉庫・コールドチェーンが必須。常温(大福・最中・餅菓子・あん・もち米粉)は通常便でFBA可
- 英語表示:原材料・正味量・アレルゲン(小麦・乳・大豆等)・製造者。健康効能はうたわない
- 通関・配送:通関は発送代行が代行。常温品はFBAで在庫を米国に置ける
HTS分類・FDA手続き・通関は当社の発送代行(SLC)が支援します。
餅アイスは『冷凍食品』なので、常温FBAではなく冷凍倉庫・コールドチェーンが要ります。個人セラーがいきなり冷凍で送るのはハードルが高い領域。まずは大福・最中・餅菓子など常温で送れる和スイーツや、餅粉(もち米粉)・あんこなどの原材料で米国の『mochi人気』に乗るのが現実的な入口です。
よくある質問
- 餅アイス(mochi ice cream):アイスを餅で包んだ一口菓子。米国で主流化。
- My/Mochi:米国の餅アイス最大手。森永製菓が買収で合意。
- FDA食品施設登録:食品を米国へ送る施設に求められる登録。2年ごと更新。
冷凍の餅アイスは設備が要りますが、常温の和スイーツや製菓材料なら通常の食品手続きで送れます。市場が伸びている今は品質で差別化できる好機。食品としての手続き(FDA施設登録・事前通知・英語表示)を一度整えれば継続して送れます。HTS分類・FDA手続き・通関・FBA納品は当社(WorldShift)の発送代行(SLC)が支援します。

