指標の基準(日本)
注文不良率は1%未満、出荷前キャンセル率は2.5%未満、出荷遅延率は4%以下が基準です。どれも「パフォーマンス」→「アカウント健全性」で確認します。キャンセル率・出荷遅延率・追跡可能率・期日内配送率は、自社出荷(出品者出荷)の注文だけが対象です。
このページでわかること
- パフォーマンス指標の一覧と基準の数字
- それぞれの計算のしかたと、数えられる・数えられない注文
- 基準を超えたときに起きること
- 日本から米国へ直送する場合の扱い
1出品者のパフォーマンス指標の一覧
開く場所
日本パフォーマンス›アカウント健全性
米国Performance›Account Health
| 指標 | 見る期間 | 日本の基準 | 対象 |
|---|---|---|---|
| 注文不良率(ODR) | 60日間 | 1%未満 | すべての注文 |
| キャンセル率 | 7日間 | 2.5%未満 | 自社出荷のみ |
| 出荷遅延率 | 10日間・30日間 | 4%以下 | 自社出荷のみ |
| 追跡可能率 | 30日間 | カテゴリーごとに95%以上 | 自社出荷のみ |
| 期日内配送率 | 14日間 | 97%以上 | 自社出荷のみ |
| 返品の不満足度 | — | 10%未満(今は達成できなくてもペナルティなし) | — |
詳しくは アカウント健全性
2注文不良率(ODR)と、Aからz保証申請
注文不良率 = 60日間の注文不良の数 ÷ 合計の注文数。目標は日米とも1%未満です。注文不良に数えるのは次の3つです。1つの注文に複数あっても、1件として数えます。
- 低い評価
- 却下されなかったAmazonマーケットプレイス保証(Aからz保証)申請
- クレジットカードのチャージバック
| 種類 | 数えないもの |
|---|---|
| 保証申請 | Amazonが出品者の責任ではないと判断した申請、購入者に対して却下された申請、購入者が取り消した申請 |
| チャージバック | 不正使用によるチャージバック |
1%以上になると、出品者出荷の出品が一時停止されるなど、出品の権限が制限されることがあります。60日の期間は毎日ずれていくため、一度上がると下がるまで時間がかかります。注文が少ないと、1件で1%を超えます。
停止されそうなときは、アカウント健全性ページの上のバナーから、ポリシーについての5問のクイズを受けられることがあります。72時間以内に答えて合格すれば、改善計画は不要で、出品も停止されません。
Aからz保証申請への対応
開く場所
日本パフォーマンス›Amazonマーケットプレイス保証申請の管理
米国Performance›A-to-z Guarantee Claims
- Amazonからの情報提供の依頼に48時間以内に答えないと、購入者の申請が認められることがあります。
- 認められた申請に再審議を求められるのは、30暦日以内です。
- 配送の問題は、購入者の最初のメッセージから48時間以内に解決するよう案内されています。追跡番号を出せるようにしておきます。
3キャンセル率
開く場所
日本アカウント健全性›出荷パフォーマンス›詳細を表示›出荷前キャンセル率
米国Account Health›Shipping Performance›Cancellation Rate
キャンセル率 = 7日間に出品者がキャンセルした自社出荷の注文 ÷ 自社出荷の注文の数。2.5%未満に抑えるよう求められ、2.5%を超えると自社出荷の出品が停止されることがあります。FBAの注文は対象外です。
| 数えるもの | 数えないもの |
|---|---|
| 出品者がキャンセルしたすべての注文(購入者からメッセージで頼まれてキャンセルした分も含む)。出荷通知を送らず、Amazonが自動でキャンセルした注文 | 購入者がAmazonアカウントの「注文のキャンセル」から依頼した注文 |
- 期間が7日と短いので、在庫切れでのキャンセルが数件続くだけで上がります。自社発送の在庫数を実際の在庫と合わせておきます。
- キャンセル率でも、停止を避ける5問のクイズ(72時間以内)を受けられることがあります。
- 過去30日間にキャンセルがある、または2回続けてキャンセルした出品は、削除されることがあります。
4出荷遅延率と追跡可能率
開く場所
日本アカウント健全性›出荷パフォーマンス›詳細を表示›出荷遅延率
米国Account Health›Shipping Performance›Late Shipment Rate
出荷遅延率 = 出荷予定日より後に出荷通知を送った注文 ÷ 10日間または30日間の注文の合計。日本は4%以下、米国は4%未満が基準です。
商品を期限内に出しても、出荷通知を翌日に送ると遅延と数えられます。発送した日のうちに、出荷通知と追跡番号を入れます。祝日や出荷休業日に合わせて、出荷予定日は調整されます。
- 自動出荷設定プログラム(AFP)に登録している場合、通常の注文には出荷遅延率は適用されません。
- 出荷の遅れは、保証申請・低い評価・問い合わせを増やし、注文不良率の悪化にもつながります。
追跡可能率
追跡可能率 = 30日間で有効な追跡番号が付いた配送 ÷ 合計の配送件数。商品カテゴリーごとに計算し、95%未満のカテゴリーは自社出荷での出品資格が止まることがあります。お急ぎ便関連プログラムの資格にも影響します。
- 日本の出品者は、1梱包の注文金額が1,000円以上(税抜・送料込み)の荷物が対象です。
- 出荷通知では、配送業者をドロップダウンの一覧から選び、追跡番号を正しく入れます。
5期日内配送率
期日内配送率 = お届け予定日までに届いた追跡可能な配送 ÷ 追跡できるすべての配送。14日間で計算し、過去21日間のお届け予定日のうち直近の7日を除いた分が対象です。
| 日本 | 米国 | |
|---|---|---|
| 基準 | 97%以上が必須 | 90%以上が必須(95%以上を推奨) |
| 下回ったとき | 警告と改善の期間のあと、改善しなければ出品の無効化から自社出荷の出品制限まで | 数値を最も下げている出品から停止。大きく下回る・繰り返す場合は自社出荷の全出品の停止もある |
| 対象外 | 14日間の出荷が20点未満の出品者。SSA・Amazon Buy Shipping・Easy Shipを使った注文 | FBAの注文 |
6返品の不満足度と、連絡の返信時間
返品の不満足度 = 否定的な返品対応 ÷ すべての返品リクエスト。目標は10%未満です(今のところ、達成できなくてもペナルティはありません)。否定的とされるのは次の3つです。
- 購入者が返品リクエストに低い評価を付けた
- 48時間以内に何の対応もしなかった(回答遅延)
- 不適切に拒否した
開く場所
日本注文›返品管理›処理中のアクション
米国Orders›Manage Returns›Pending Actions
保留中の返品リクエストには24時間以内に応え、返品を受け取ってから2営業日以内に返金するよう勧められています。
購入者からのメッセージ
- 週末・祝日も含め、24時間以内に返信します。自動返信は返信とみなされません。
- すぐ答えられないときは、24時間以内に「対応に時間がかかっている」ことと回答の予定日を返します。
- お礼など返信のいらないメッセージは「返信不要」にできます。
- 迷惑メールの設定で、購入者のメールが埋もれていないか確認します。
7日本から米国へ直送する場合
| 指標 | 日本から米国へ直送する荷物の扱い |
|---|---|
| 追跡可能率 | 米国のヘルプの除外項目「米国・カナダ・イギリス・インド・米国領有小離島・アメリカ領サモア・中国以外の場所から米国に出荷される荷物」に当たり、計算から除外されます。 |
| 期日内配送率 | 米国で決められた条件の設定を使うと受けられる「期日内配送率の保護」は、米国と中国から出荷する大口出品者だけが対象です。日本から直送する場合は対象外です。 |
FBAで米国の倉庫から届ける場合、キャンセル率・出荷遅延率・追跡可能率・期日内配送率は対象外です。
8アメリカでも指標の見方は同じ。違うのは一部の基準の数字です
日本と同じ点
- アメリカのセラーセントラルも、言語の切り替えで基本的には日本語で操作できます。
- 注文不良率の目標は、日米とも1%未満です。
- キャンセル率の定義、7日間で見ること、2.5%という基準は日米同じです。
- 出荷遅延率を10日・30日で見ることも日米同じです。
米国で違う点
- 期日内配送率は、日本が97%以上で必須、米国は90%が必須(95%を推奨)で、日本のほうが基準の数字が高くなっています。
- 出荷遅延率の目標の書き方は、日本が「4%以下」、米国が「4%未満」です。
詳しくは 米国版セラーセントラルの見方
よくある質問
QAmazonの注文不良率の基準は何%ですか?
日米とも1%未満です。60日間の注文のうち、低い評価・却下されなかったAからz保証申請・チャージバックのいずれかがあった注文の割合で、1%以上になると自社出荷の出品が一時停止されるなどの制限につながることがあります。
Q出荷前キャンセル率はどう計算されますか?
7日間に出品者がキャンセルした自社出荷の注文を、自社出荷の注文数で割って出します。購入者が自分の注文履歴からキャンセルした分は数えません。基準は2.5%未満です。
Q日本から米国の購入者へ直送する場合も追跡可能率は対象ですか?
対象外です。米国のヘルプでは、米国・カナダ・イギリス・インド・中国などの決められた場所以外から米国に出荷される荷物は、追跡可能率の計算から除外されます。

指標を基準内に保っている方へ
指標の見方は同じ。
違うのは一部の基準の数字です。
注文不良率・キャンセル率・出荷遅延率の見方は、米国でも同じです。
(米国÷日本・2025年)
(米国÷日本・2025年)
追跡可能率は日本が97%以上で必須、米国は90%が必須(95%を推奨)。出荷遅延率の目標は、日本が「4%以下」、米国が「4%未満」です。
米国で新しく覚えるのは、登録時の税務情報や、米国へ送るときの関税・通関などの手続きです。ワールドシフトは、米Amazon輸出のコンサルティングと、米国向けのFBA納品・通関の物流を長年続けてきました。アカウントの作成から、販売を始めるまでをサポートします。
- アカウント作成から販売まで全サポート
- 無制限の質問サポートで不安を解消
- 商品選び・関税の見積もり・利益計算・物流まで一貫して相談できる
出典:Amazon年次報告書(2025年。米国4,896億5,700万ドル、日本306億8,800万ドル)、米国統計局(2025年7月1日。3億4,180万人)・総務省統計局 国勢調査(2025年10月1日。1億2,297万3千人)
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