市場トレンド

朗報:訪日客が過去最高の4,270万人・消費9.5兆円──“帰国後に米国から買い直す”越境ECの追い風

2026年6月24日 | 当社(WorldShift)の視点+観光統計より(市場トレンド)

2025年の訪日客は過去最高の4,270万人、消費額も過去最高の9.5兆円に達した。ここに、輸出セラーが見落としがちな商機がある。日本で“日本製”を体験した客が、帰国後にまた欲しくなる——そのとき選ばれるのが米国のAmazon・eBayだ。旅行は、米国に「日本製を知っている買い手」を毎年増やしている。

TOPIC
4,270万人
訪日客(2025・過去最高)
前年比+約16%
TOPIC
9.5兆円
訪日消費額(2025・過去最高)
前年8.1兆円から増
TOPIC
欧米客は堅調
2026も米・欧州からの来訪は底堅い
TOPIC
帰国後に再購入
体験→越境ECで買い直す導線

なぜ“追い風”なのか──旅行が「未来の買い手」を育てる

多くの訪日客は、旅先で抹茶・コスメ・包丁・お菓子・文具などの日本製を実際に手に取り、良さを体験して帰ります。問題は帰国後。もう一度欲しくても近所の店には売っていません。そこで使われるのが米国のAmazon・eBayです。「あの日本で買ったもの」を指名買いする——これが越境ECの自然な導線です。

2026年は中国からの客が減る見通しの一方、米国・欧州など欧米からの来訪は底堅いと予測されています。つまり米国市場で日本製を“すでに知っている”買い手が、毎年積み上がっているということです。広告で一から認知を作らなくても、体験済みの需要に乗れるのが強みです。

抹茶・日本茶カフェ体験→自宅で
旅先の定番
コスメ(J-Beauty)リピート率高い
ドラッグストア土産
包丁・台所道具買い足し需要
高単価・長く使う
お菓子・文具まとめ買い向き
手軽な指名買い

訪日客が体験し、帰国後に越境ECで再購入しやすい日本製の例。

“体験済みの需要”を取りにいく出し方

旅行で生まれた需要を売上に変えるには、次の整理が効きます。

  1. 「日本で人気」を商品ページで伝える:英語リスティングに“Made in Japan”や産地・使い方を明記し、旅先の記憶とつなげる
  2. 指名買いされる商品名で出す:ブランド名・シリーズ名を正確に。帰国客が名前で検索して見つけられるようにする
  3. 在庫を米国に置く:FBAなら最短翌日配送=「思い立ったらすぐ届く」を実現できる
  4. 関税込みで値付け:デミニミス終了後は少額でも関税対象。原価に織り込む

FBA納品・通関・関税対応はSLC(発送代行)、個人・小口の越境発送はallynairで対応できます。

インバウンド:訪日外国人観光のこと。2025年は4,270万人で過去最高。
越境EC:国境をまたぐネット通販。日本→米国の販売もこれにあたる。
指名買い:ブランド名・商品名を指定して買うこと。認知済みの客に多い。
FBA:Amazonの物流代行。米国内に在庫を置き、最短翌日で届けられる。
💡 実務のワンポイント

インバウンド需要を輸出につなげる肝は、“旅先の記憶”と“商品ページ”をつなぐことです。訪日客は商品名やブランドを正確には覚えていないことが多く、帰国後に「抹茶 ◯◯」「あの日本の包丁」と曖昧に検索します。だからこそ、英語リスティングにブランド名・シリーズ名・産地・使い方を具体的に書き、写真で“あの土産”と一致させることが効きます。さらにFBAで米国内在庫にしておけば「思い出した、すぐ欲しい」に最短翌日で応えられます。広告で新規認知を作るより、すでに日本で体験した客を取りにいくほうが、はるかに低コストで売れます。

よくある質問

インバウンドと輸出は関係ある?
あります。旅先で日本製を体験した客が、帰国後に越境ECで買い直す導線になります。
2026年は客が減るのでは?
中国客は減る見通しですが、米国・欧州からの来訪は底堅いと予測されています。
何を出せばいい?
抹茶・コスメ・包丁・お菓子・文具など、旅先で体験されやすい日本製が有力です。
出典は?
日本の観光統計(訪日客数・消費額の公的データ)です。
📘 用語ミニ解説
  • インバウンド:訪日外国人観光。2025年は過去最高。
  • 越境EC:国境をまたぐネット通販。
  • FBA:Amazonの物流代行(米国内在庫)。
🤝 むずかしく見えても、ここは任せられます

旅行が、米国に“日本製を知っている買い手”を毎年増やしてくれています。あとはその需要に、正しい商品ページと米国内在庫で応えるだけ。英語リスティングの整え方から、通関・FBA納品・関税対応まで、当社の発送代行(SLC)と個人向けのallynairがサポートします。体験済みの需要に、無理なく乗れます。

観光統計は確報で数値が改定されることがあります。最新はJNTO等の公式値をご確認ください。
※本記事は一般的な情報提供を目的とした見本です。金額はわかりやすさ優先のざっくり試算で、個別の通関・税務判断を保証しません。正確な税率・分類は各製品のHTSコードと最新の公式情報をご確認ください。