
米国で日本のお香が人気──ウェルネス需要で日本香堂が攻勢。香り商品の成分・表示が要点
“整える時間”を求める米国で、日本のお香(線香)が支持を広げている。日本香堂は世界のお香シェア約14%を持ち、檜(ひのき)と精油の高級ライン「Oedo-Koh」を$38〜75で北米展開。アロマ・瞑想・ホームフレグランス需要が追い風だ。輸出では香り商品の成分・表示が要点になる。
なぜ日本のお香が売れる?
背景はウェルネス&“静かな贅沢”。瞑想・ヨガ・在宅の“整え”需要に、日本の上質な香り(白檀・伽羅・ひのき・季節の香)が刺さっています。日本香堂(Nippon Kodo)は米国に拠点を持ち、檜+オーガニック精油の高級ライン「Oedo-Koh」を$38〜75で展開。ストレス緩和・安眠など“目的別”の商品も投入しています。
需要を広げるのはSNS・ホームフレグランス文化。安価な輸入香に対し、煙が穏やかで香りが洗練された日本製が“本物”として選ばれ、香立て・香炉などの関連雑貨も動きます。(1ドル≒160円換算)
人気の目安。
米国にお香を輸出するには:手続きの全体像
香り商品は成分・表示と“燃える物”が要点です。
- 成分・表示:香料・原材料を英語で。“治療効果”をうたうと医薬品扱いになり得るため表現は慎重に(リラックス等のイメージ訴求に留める)
- 可燃物:お香自体は通常の貨物だが、マッチ等を同梱すると危険物になり得る(別扱い)
- 香炉(金属/陶器):陶器は鉛溶出の食品接触基準は不要だが品質表示を
- HTS分類:線香等は3307系(調製香料)
- 通関:デミニミス終了で少額も正規通関
分類・表示・通関〜発送はSLC(発送代行)、小口・個人の越境はallynairで対応できます。
お香で気をつけたいのは『効能のうたい方』と『同梱物』です。香りで“治る・治療する”と書くと医薬品扱いになりかねないので、英語表記は『リラックス』『空間を整える』などのイメージ訴求に留めるのが安全。お香自体は通常貨物として送れますが、点火用のマッチやライターを一緒に入れると危険物扱いになり航空輸送で止まるため、付属品は分けて考えること。香炉・香立てを同梱する場合は素材(金属/陶器)の品質表示も添えると、税関でも購入者にも親切です。
よくある質問
- Oedo-Koh:日本香堂の高級お香ライン。
- HTS 3307:調製香料・線香の分類。
- ウェルネス:瞑想・アロマ等の整え需要。
押さえどころは『成分・表示を英語で整え、効能表現を避ける』だけ。分類・表示設計・通関・ギフト向けのまとめ出荷まで当社の発送代行(SLC)が代行します。ウェルネスで伸びる米国のお香需要に、止められず・遅れず日本の香りを届けられます。

