
米国で日本のヴィンテージ古着が人気──デニム牽引、世界の中古市場は約34兆円規模
新品より、一点物。米国ではサステナ志向とノスタルジーで古着が伸び、2025年上半期の古着販売は+28%。とりわけデニムが主役で、日本のセルビッジデニムやヴィンテージワークウェアは「Americana」の本物として高く評価される。世界の中古ファッション市場は約34兆円規模。売れる理由と、古着を米国へ通すときの分類・表示の要点をまとめた。
なぜ日本の古着が評価される?
背景はサステナビリティ・ノスタルジー・品質。昔の縫製や生地は今のファストファッションと異なり、「作りの良さ」が再評価されています。
日本はセルビッジデニム・ヴィンテージワークウェア・アメカジの目利きと在庫の宝庫として知られ、状態の良い本物が高値で取引されます。とくに80〜90年代のデニム・スポーツウェアが人気です。(1ドル≒160円換算)
市場規模:世界の中古ファッションは10年で約2.8倍へ
世界の中古ファッション市場は2025年の約2,103億ドル(≒約34兆円)から、2035年には約5,813億ドル(≒約93兆円)へ(年平均10.7%)。新品市場を上回るスピードで伸びています。(予測値・1ドル≒160円換算)
誰が・どこで・いくらで買っているか
買い手は若い世代とコレクター、リセラー。販路はAmazon・eBay等のEC、ヴィンテージ専門店、フリマアプリ。価格帯は状態・年代・希少性で大きく変わり、名作デニムや希少ワークウェアは高騰します。状態の良い本物ほど利幅が大きいのが特徴です。
カテゴリの傾向イメージ。実際の相場は年代・ブランド・状態で大きく変動します。
米国に古着を輸出するには:手続きの全体像
中古衣料ならではの注意点があります。
- HTS分類:中古衣料は概ねHTS 6309系。ただし価値ある一点物は個別品目で見られることも
- FTC表示:素材・原産国・ケア表示(タグが欠落しがちなので補完を検討)
- 申告価格:中古は相場・販売実績など根拠ある評価で
- 真贋・年代の根拠:ヴィンテージは年代・ブランドの裏づけが価値と通関の説明に
- まとめ輸入:小口を束ねて手数料を圧縮
分類・通関〜FBA納品はSLC(発送代行)で対応できます。
古着は『HTS 6309(中古衣料)として束で送る』か『価値ある一点物として個別申告する』かで扱いが変わります。後者は年代・ブランドの裏づけ(タグ・カタログ等)を用意。FTCの素材・原産国・ケア表示はタグ欠落時に補完を。
よくある質問
- HTS:米国の輸入品分類番号(中古衣料は6309系)。
- FTC表示:繊維の素材・原産国・ケア表示。
- 申告価格:中古は根拠ある評価で。
一点物の山も、仕組み化すれば回せます。HTS分類の切り分け・FTC表示の補完・中古の申告評価・まとめ輸入は、当社の発送代行(SLC)が代行。目利きで仕入れた本物を、止めず・お得に米国の買い手へ届けられます。

