
米国で中古カメラ需要が再燃──市場31億ドルへ、若者のアナログ回帰で日本製が再評価
スマホ全盛の時代に、フィルムが戻ってきた。米国では18〜35歳を中心にアナログ回帰が進み、中古カメラ市場は2034年に31億ドル(≒約4,960億円)へ拡大の見込み。CanonやNikon、Pentaxなど日本製クラシック機が再評価されている。売れる理由と、中古ならではの申告価格・電池の注意点までまとめた。
なぜいま売れている?
アナログ回帰が背景です。NY・LA・シカゴ・ポートランドなど都市部の18〜35歳を中心に、フィルム特有の質感や「撮る体験」が支持され、インスタントフィルムは約35%増。Canon・Nikon・Pentaxなど日本製のクラシック機が再評価され、オンライン取引が市場の約68%を占めます。
売れ筋はクラシック一眼レフ(Canon AE-1・Nikon FM2・Pentax)と、手軽な高級コンパクト(point-and-shoot)。販路はeBay・専門中古店(KEH等)・Mercari。実機は動作確認・モルト(遮光材)の状態が価格を左右し、整備済み・保証付きが高く売れます。輸出では精密機器ゆえ緩衝梱包と動作・付属品の明記が信頼とリピートにつながります。(1ドル≒160円換算)
市場規模:2034年に31億ドルへ
米国の中古カメラ市場は2024年の約18.4億ドル(≒約2,944億円)から、2034年には31億ドル(≒約4,960億円)へ拡大の予測(年平均5.4%)。ヴィンテージ機の二次流通だけでも相当規模が動いています。(予測値・1ドル≒160円換算)
誰が・どこで・いくらで買っているか
買い手は若い世代の都市部ユーザーとコレクター。販路はオンライン中心(約68%)、カメラ専門店。価格帯は状態・機種で大きく変わり、人気機種・名機は高騰しています。
価格は状態・付属品・人気で大きく変動(目安)。
米国に中古カメラを輸出するには:手続きの全体像
中古ならではの注意点があります。
- HTS分類:カメラは概ねHTS 9006系(種類で細分)
- 申告価格:中古は市場相場・落札額など根拠のある評価で申告
- 電池の扱い:リチウム電池は航空危険物。取り外しか規制対応便で
- 無線機能(FCC):Wi-Fi等を持つ機種はFCCの確認
- 梱包・保険:精密機器ゆえ緩衝・固定と保険を
- まとめ輸入:小口を束ねて手数料を圧縮
分類・評価・通関〜発送はSLC(発送代行)で対応できます。
中古は『申告価格の根拠』でつまずきがち。相場・落札額のスクショ等、評価の裏づけを用意すると通関がスムーズ。内蔵/付属のリチウム電池は航空危険物なので、取り外すか規制対応便を選ぶこと。
よくある質問
- HTS:米国の輸入品分類番号(カメラは9006系)。
- 申告価格:中古は相場・落札額など根拠ある評価で。
- リチウム電池:航空危険物。取り外し/規制対応便。
中古は『申告価格の根拠』と『電池の扱い』が要所。相場に基づく評価・リチウム電池の危険物対応・HTS分類は、当社の発送代行(SLC)が代行します。名機を、止められず・壊さず・安全に米国の買い手へ届けられます。

