
米国で日本の腕時計が好調──G-SHOCK・セイコー・シチズンが新作ラッシュ。電池と関税が要点
“質実剛健×手の届く名機”で、米国は日本の腕時計に夢中だ。カシオG-SHOCK・セイコー・シチズンは2025年に新作ラッシュ(限定・復刻・コラボ)で即完売モデルが続出。価格は約$200〜660(約3.2〜10.6万円)の現実的な帯。輸出ではHTS分類と“電池入り”の輸送ルールが要点になる。
なぜ日本の腕時計が売れる?
軸は「手の届く本物」。カシオG-SHOCKは耐衝撃でグローバル定番、セイコー(5 Sports・SEIKO/Grand Seiko)は機械式の作りの良さ、シチズン(エコ・ドライブ)は光発電の利便で、いずれも数万円で“きちんとした時計”が買えるのが強みです。
2025年は新作・限定・復刻・コラボが相次ぎ、フルメタルG-SHOCK(約$605〜661)から定番機(約$200)まで即完売・転売プレミアも発生。マイクロブランド/時計系YouTube・Redditの盛り上がりが“沼”を広げ、コレクター需要を押し上げています。(1ドル≒160円換算)
人気の目安。モデルで価格は大きく変わります。
輸出で押さえる:分類と“電池入り”
腕時計はHTS第91類。機械式・クオーツ等で細分があり、関税率はモデルで異なります(多くは低率)。ポイントは電池です。
クオーツ/デジタル時計のボタン電池(リチウム)は航空輸送で危険物(UN3090/3091)の規制対象。“時計に組み込み”か“別送”かで梱包・申告が変わり、数量・ワット時(Wh)・梱包表示のルールを守る必要があります。電池なしの機械式は相対的に通しやすいです。
米国に腕時計を輸出するには:手続きの全体像
分類と電池の扱いを整えます。
- HTS分類:第91類でモデル別に分類(関税は概ね低率)
- ⚠️電池:リチウム電池入りは危険物(UN3090/3091)の梱包・表示・数量ルール。輸送モード(航空/海上)で要件が変わる
- 原産国表示:“Made in Japan”を明確に(ブランド価値に直結)
- 模倣品対策:正規調達(並行品の真贋・保証書)
- 高額品の通関:申告価額を正確に、保険・追跡を付与
分類・危険物対応・通関〜発送はSLC(発送代行)、小口・個人の越境はallynairで対応できます。
腕時計輸出の意外な関門は『電池』です。G-SHOCKやクオーツ機に入っているリチウムボタン電池は、航空輸送ではUN3090/3091の危険物に当たり、組み込み(時計内)か別送かで梱包・表示・1個口あたりの数量制限が変わります。知らずにまとめて空輸しようとすると差し止め・返送になりがち。実務では『電池を時計に組み込んだ完成品として、危険物ルールに沿った梱包・申告で送る』のが基本で、まとめ輸入時は1梱包あたりの電池数にも注意します。電池交換不要のエコ・ドライブや機械式は、その点で輸送がシンプルです。
よくある質問
- HTS 第91類:時計・部品の分類。
- ボタン電池(リチウム):クオーツ時計の電源(危険物規制対象)。
- エコ・ドライブ:シチズンの光発電。
押さえどころは『HTS分類+電池(危険物)の正しい梱包・申告』だけ。分類・リチウム電池の輸送対応・高額品の保険付き発送・通関まで、当社の発送代行(SLC)が代行します。米国で人気の日本の時計を、止められず・安全に届けられます。

