
朗報:AmazonのFBA“新商品プログラム”で出品コストが下がる──新規ASINは保管無料+約10%リベートで小さく試せる
「米国Amazonを始めたいが、売れ残りの在庫リスクが怖い」——その不安を小さくする仕組みが、Amazon純正のFBA New Selection(新商品プログラム)だ。新規ASIN(新しく出す商品)に対して、初期の保管料無料・返品処理無料・売上の約10%リベートなどの特典が付く。使うのは無料。新商品を“小さく試す”ハードルが下がっている。
何がもらえる?──新規ASINの立ち上げ特典
FBA New Selectionは、新しくFBAに登録する商品(親ASIN単位)の立ち上げを後押しするAmazon純正のプログラムです。主な特典は次のとおりです。
- 保管料の無料枠:標準サイズで最初の100個・120日間の保管料が無料
- 売上リベート:対象ASINの売上に対し平均で約10%が戻る(上限あり)
- 返品処理の無料枠:標準サイズの親ASINごと20個まで返品処理料が無料
- 無料の在庫処分(リクイデーション):登録から180日以内は処分手数料が無料
条件はシンプルで、プロ出品(大口)+FBA登録が基本。在庫健全度の指標(IPI)がある場合は300以上が目安ですが、まだスコアが無い新規でも特典を受けられます。最初の出荷を、最初の商品を出してから90日以内に作ると自動で対象になります。
特典の内容・上限は変わることがあります。最新はAmazon公式をご確認ください。
日本セラーの賢い使い方
このプログラムは「小さく試して、伸ばす」新規参入と相性が良いです。
- まず1〜数SKUを少量で投入:保管無料枠の範囲で、売れ行きと米国の反応を確かめる
- リベートで実質コストを下げる:立ち上げ期の手数料負担が軽くなり、黒字化までの距離が縮む
- 当たりに在庫を寄せる:反応の良かったASINに仕入れを集中させる
- “誰が輸入するか(IOR)”を先に決める:FBAは在庫を米国に入れる前提。通関・関税の主体を整えておく(別記事)
米国へのFBA納品・通関・関税対応はSLC(発送代行)で、商材選びから一緒に設計できます。
FBA New Selectionの価値は「在庫リスクを下げて、当たりを探せる」点にあります。立ち上げ期に怖いのは“売れない在庫の保管料”と“返品の手数料”ですが、このプログラムはまさにそこに無料枠を当ててくれます。だから最初から大量に送らず、保管無料枠(標準100個・120日)の範囲で複数SKUを少量ずつ試し、反応の良かったASINだけに仕入れを寄せるのが王道です。注意点は、特典の上限や対象条件が改定されること。送る前に必ずSeller Centralで最新の条件を確認しましょう。なお特典があっても“誰が輸入者(IOR)になるか”は別問題なので、通関の主体は先に決めておくと安全です。
よくある質問
- FBA New Selection:新規ASINの立ち上げ支援プログラム。
- ASIN:Amazonの商品識別番号。
- IPI:在庫健全度の指標。
「在庫を抱えるのが怖い」は、米国Amazonを始めるときの一番の不安です。Amazon純正の新商品プログラムでその不安は小さくできますし、残る通関・関税・FBA納品の手間は当社の発送代行(SLC)が引き受けます。あなたは“小さく試して、当たりを伸ばす”ことに集中できます。

