市場動向

米国で『柚子(ゆず)』ブーム本格化──北米ゆず飲料市場は2024年2.14億ドル(≒342億円)・年率10.1%成長、カクテルの新定番に

2026年7月3日 | 出典:Treendly/Growth Market Reports/業界メディア+当社(WorldShift)整理(市場動向)

米国で『柚子(ゆず)』を使ったカクテル・飲料のトレンドが本格化している。北米のゆず飲料市場2024年時点で2.14億ドル(≒342億円)規模と推計され、2033年まで年率10.1%で成長する見込みだ。背景には米国のカクテル文化で抹茶・ライチと並ぶ“グローバルフレーバー”として柚子が定着しつつある動きがある。ゆずジンフィズを筆頭にゆずマルガリータゆずウイスキーハイボールなど、バーのメニューに柚子の名前が並ぶようになった。瓶詰めの柚子果汁は常温保存可能で、小口輸出とも相性がよい。

TOPIC
2.14億ドル
北米ゆず飲料市場規模(2024年・≒342億円)
TOPIC
年率10.1%
2033年までの市場成長率(CAGR)
TOPIC
ゆずジンフィズ
が代表的な“洋風”柚子カクテルに
TOPIC
常温保存可
瓶詰め果汁は非冷蔵で送りやすい

何が起きている?──柚子がバーのメニュー常連に

米国のカクテル文化で、抹茶・ライチと並び柚子(ゆず)が“グローバルフレーバー”として定着しつつある。瓶詰めの柚子果汁を使ったゆずジンフィズが代表的な一杯となり、ゆずマルガリータゆずウイスキーハイボールなど和洋折衷のアレンジも広がる。北米のゆず飲料市場は2024年時点で2.14億ドル規模で、2033年まで年率10.1%の成長が見込まれている。

米国での位置づけ
以前
レモン/ライムの代用品
独立した“グローバルフレーバー”として指名買い
使われ方
以前
家庭料理の隠し味
バーのシグネチャーカクテルの主役
保存・輸送
以前
要冷蔵の生果実が中心
瓶詰め果汁は常温保存・非冷蔵で送付可

なぜ売れる?──“レモンでは出せない香り”への評価

(1)華やかな香り——レモン・ライムより複雑でフローラルな香りが、他にない一杯を作りたいバーテンダーに評価される。
(2)酸味の穏やかさ——レモンよりマイルドな酸味で、日本食以外の料理・飲料にも合わせやすい。
(3)“アジアンフュージョン”人気の追い風——抹茶・ライチ等と並ぶ和アジアフレーバーの波に乗っている。

柚子(Yuzu):日本原産の香酸柑橘。レモン・ライムより華やかな香りと穏やかな酸味が特徴。
グローバルフレーバー:カクテル業界で“世界の香り”として指名される食材群。柚子・ライチ・抹茶等。

日本の輸出者がやること:3ステップ

  1. 商品名の明記:“Yuzu”を必ず明記し、レモン/ライムと混同されないようにします
  2. 常温可の処理を確認:瓶詰め果汁は低温殺菌(パスチャライズ)済みか確認し、常温配送可能な形にします
  3. 訴求と発送:バーテンダー・飲食店向けにレシピ訴求も添え、通関・FBA納品は当社の発送代行(SLC)が支援します

💡 実務のワンポイント

“ゆず”はレモン/ライムと混同されやすいので、商品名・キーワードには必ず英語で“Yuzu”を明記します。瓶詰め果汁は低温殺菌(パスチャライズ)済みが主流で、生果実と違い常温保存・常温配送が可能な点を訴求文で強調すると差別化になります。生の柚子(果実)は植物検疫の対象になり得るため、輸出するなら加工済みの瓶詰め果汁・調味料が現実的です。

よくある質問

なぜ今、柚子が米国で人気?
抹茶・ライチと並ぶ“グローバルフレーバー”としてカクテル業界に定着しつつあり、独立したブームになっているためです。
市場規模は?
北米のゆず飲料市場は2024年時点で2.14億ドル(≒342億円)規模、2033年まで年率10.1%の成長が見込まれます。
生の柚子でないと売れない?
瓶詰め・低温殺菌済みの柚子果汁が主流で、常温保存・配送が可能です。生果実は植物検疫の対象になり得ます。
関税は?
果汁飲料はHTS第20類(果実・野菜等の調製品)が目安ですが、加工度・容器で分類が変わるため出荷時の確認が必要です。
出典は?
Treendly・Growth Market Reports等の市場調査、業界メディアのカクテルトレンド報道です。
📘 用語ミニ解説
  • 柚子(Yuzu):日本原産の香酸柑橘。レモン・ライムより華やかな香りと穏やかな酸味が特徴。
  • グローバルフレーバー:カクテル業界で“世界の香り”として指名される食材群。柚子・ライチ・抹茶等。
🤝 むずかしく見えても、ここは任せられます

やることは『“Yuzu”と明記し、常温保存可能な処理済み果汁として送る』ことだけです。HTS分類の確認、通関・FBA納品まで当社(WorldShift)の発送代行(SLC)が伴走します。

市場規模・成長率はDataintelo等の民間市場調査に基づく推計。カクテルトレンドは業界メディア報道に基づく。関税分類は加工度・容器で変わるため、正確なHTSは出荷時に確認してください。
※本記事は一般的な情報提供を目的とした見本です。金額はわかりやすさ優先のざっくり試算で、個別の通関・税務判断を保証しません。正確な税率・分類は各製品のHTSコードと最新の公式情報をご確認ください。