市場トレンド

米国でアニメグッズ市場が急拡大──2033年に約14.7億ドル、フィギュアが牽引

2026年6月14日 | 当社(WorldShift)の視点+米国市場・公開データより(市場トレンド)

もはやニッチではない。『鬼滅の刃』『ワンピース』『呪術廻戦』——米国で日本アニメは主流のエンタメになり、関連グッズ市場は2033年に約14.7億ドル(≒約2,358億円)へ拡大する見込みだ(年17.2%成長)。フィギュア・アパレル・書籍が動く。売れる理由と、米国へ通すときの分類・玩具規制・表示の要点をまとめた。

TOPIC
約4.3億ドル
米国アニメグッズ市場(2025・約692億円)
↑急拡大
TOPIC
約17.2%
年平均成長率(2026–33予測)
CAGR
TOPIC
約14.7億ドル
2033年予測(約2,358億円)
TOPIC
フィギュア41%
最大カテゴリ(2025)

なぜいま売れている?

配信で『鬼滅の刃』『ワンピース』『呪術廻戦』『NARUTO』などが米国の主流に。ファンダムがフィギュア・アパレル・書籍・ポスター・雑貨の購買へ広がっています。

とくにフィギュアは最大カテゴリ(2025年で約41%)アパレルは最速成長(ファッションへの浸透)。オンライン販売の伸びが市場を押し上げています。(1ドル≒160円換算)

市場規模:8年で約3倍超へ

米国のアニメグッズ市場は2025年の約4.3億ドル(≒約692億円)から、2033年には約14.7億ドル(≒約2,358億円)へ拡大する予測(年平均17.2%)。高成長が続く数少ないジャンルです。(予測値・1ドル≒160円換算)

4.3億$
2025
9.6億$
2030予
14.7億$
2033予
米国アニメグッズ市場規模(ドル)/2030・33は予測

誰が・どこで・いくらで買っているか

買い手はZ世代〜ミレニアルのファン層。販路はオンライン(最速成長)、アニメ専門店、コンベンション。価格帯はフィギュアが高単価、アパレル・ポスターは手頃で、高品質な日本製フィギュアはコレクター需要で高く売れます

フィギュア高単価・コレクター
最大(約41%)
アパレルファッション化
最速成長
書籍・マンガ原作需要
高成長
ポスター・雑貨入門・手頃
裾野

カテゴリの傾向イメージ(CAGR・構成比の公表傾向より)。

米国にアニメグッズを輸出するには:手続きの全体像

食品ほど規制は重くありませんが、分類・玩具規制・表示・知財を外すと止まります。

  1. HTS分類:フィギュア/玩具は概ねHTS 95系、アパレルは61/62系、書籍は49系
  2. 玩具該当性(CPSC):子供向け玩具なら適合証明(CPC)+試験。大人向けコレクター品は区別する
  3. 繊維表示(FTC):アパレルは素材・原産国・ケア表示
  4. 知財・ライセンス:正規ライセンス品であること(模倣品は差止)
  5. まとめ輸入:小口を束ねて手数料を圧縮

分類・通関〜FBA納品はSLC(発送代行)で対応できます。

HTS:米国の輸入品分類番号。フィギュア・アパレル・書籍で番号が分かれる。
CPC:児童製品適合証明。子供向け玩具に必要(第三者試験が前提)。
FTC表示:繊維製品の素材・原産国・ケア表示の規則。
ライセンス品:正規許諾を受けた商品。模倣品は税関で差止対象。
💡 実務のワンポイント

大人向けコレクターフィギュアでも、品名が『toy』だと児童製品(CPC)試験を求められがち。対象年齢(15+等)と『collectible』を明記し玩具と区別を。アパレルは繊維表示(FTC)、商品は正規ライセンス品であることも確認。

よくある質問

フィギュアは玩具扱い?
子供向けなら玩具(CPC・試験)が必要ですが、大人向けコレクター品は対象年齢の明記で区別できます。品名設計が鍵です。
一番の注意点は?
正規ライセンス品であること(模倣品は差止)と、HTS分類・玩具該当性の判断です。
アパレルで気をつけることは?
繊維表示(FTC)です。素材・原産国・ケア表示を米国基準で。
出典は?
米国アニメグッズ市場の調査(Grand View Research 等)。
📘 用語ミニ解説
  • HTS:米国の輸入品分類番号。
  • CPC:児童製品適合証明。
  • ライセンス品:正規許諾商品。模倣品は差止対象。
🤝 むずかしく見えても、ここは任せられます

ヒット作の波に乗るほど、分類・表示・通関の手間は増えます。HTS分類・玩具該当性の判断・繊維表示・まとめ輸入は、当社の発送代行(SLC)がまとめて代行。話題が熱いうちに、止めず・遅れず数を売り切れます。

市場規模・構成比は上記調査の概況・予測。最新値は各レポートをご確認ください。
※本記事は一般的な情報提供を目的とした見本です。金額はわかりやすさ優先のざっくり試算で、個別の通関・税務判断を保証しません。正確な税率・分類は各製品のHTSコードと最新の公式情報をご確認ください。