
米国で日本のスニーカー・靴が好調──オニツカ+43%・アシックス復活。ただし靴は高関税(0〜48%)で分類が命
走るためにも、履きこなすためにも、日本の靴だ。米国で日本のスニーカー・靴が好調で、オニツカタイガーは+43%、アシックスもランニングで復活。米国フットウェア市場は約971億ドル(≒約15.5兆円)と巨大だ。ただし靴は関税0〜48%と高く、構成で激変する——正確なHTS分類が利益を左右する。需要と勘所をまとめた。
なぜ日本の靴が売れる?
二つの追い風があります。①ヘリテージ/レトロ意匠——オニツカタイガーは映画『キル・ビル』由来のアイコン性と77年の歴史、Versaceコラボやミラノコレクション参加でラグジュアリー路線へ。2025年12月期は売上¥1,365億(+43%)と絶好調で、アシックスは2027年に同ブランドを分社化する計画です。
②パフォーマンス・ランニングの復活——アシックスはGELクッショニングとBlast(Novablast/Superblast)シリーズが牽引し、北米売上は¥1,411億(+5.8%)。レトロ系はGOATで+645%と二次流通でも沸騰しました。買い手はランナー・スニーカーヘッズ・ファッション層に広がります。(1ドル≒160円換算)
誰が・どこで・いくらで買っているか
販路はブランド直営・公式EC、Amazon、ランニング専門店、そしてStockX・GOATのリセール(ハイプ/限定)。オニツカの「TGRS」はStockXで同ブランド最量販。価格はインフレ下で手頃な定番モデルの人気が上昇、限定・コラボはリセールでプレミアが付きます。買い手の価格感度が上がっている点は品揃えで意識すべきです。
傾向のイメージ。モデル・希少性で変わります。
米国に靴を輸出するには:手続きの全体像
靴は分類で関税が激変します。ここが最重要です。
- ⚠️HTS分類(第64類):関税は0〜48%。アッパー素材(革/繊維/ゴム)×ソール×用途×価格帯で決まる
- 逆転に注意:繊維アッパーの安価な靴($3未満)は37.5%、$12超なら約9%へ
- 事前教示(ruling):不安ならCBPに分類を確認
- 原産国表示+Section 301(中国部材は要確認・日本原産の立証が有利)
- デミニミス終了でまとめ輸入
分類・通関〜発送はSLC(発送代行)で対応できます。
靴は米国でも屈指の高関税カテゴリで、しかも分類が複雑です。HTS第64類は0〜48%まで振れ、税率は『アッパー素材(革/繊維/ゴム)×ソール×用途×価格帯』で決まります。例えば繊維アッパーの安価な靴($3未満)は37.5%、$12超なら約9%に下がるという逆転現象も。分類を1つ誤ると関税が数倍変わるため、出荷前にHTSを正確に確定し、不安ならCBPの事前教示(ruling)を取りましょう。日本原産を証明できればSection 301(対中)も避けられます。
よくある質問
- HTS 第64類:履物の分類(0〜48%)。
- 事前教示:CBPの分類事前確認。
- Section 301:対中追加関税。
高関税でも、正しく分類すれば適正コストで通せます。HTSの確定・事前教示の取得・原産地の整理・原産国表示・通関まで、当社の発送代行(SLC)が代行。想定外の高関税で利益を失わず、安心して米国に靴を送れます。

