
米国で日本の自転車パーツが定番──シマノが世界シェア7〜8割。Di2はFCC・電池、完成車はCPSC
世界の自転車は、日本の部品で走っている。シマノは自転車コンポーネントの世界シェア7〜8割を握り、世界市場は約135億ドル(≒約2.2兆円)・年率約6.7%。Dura-Ace・105・Di2(電動変速)が米国でも定番だ。ただしDi2はFCC・電池、完成車・ヘルメットはCPSCに注意。需要と勘所をまとめた。
なぜ日本の自転車パーツが売れる?
中核はシマノのグループセットです。Dura-Ace(最上位)・Ultegra・105(普及ミドル)、Di2(電動変速)、油圧ディスクブレーキ、ハブまで、品質・信頼性・互換エコシステムが圧倒的で、コンポ市場の金額ベースで約7〜8割を握ります(SRAMの2倍超)。いまはワイヤレス化へ移行中です。
加えて、日東(ハンドル/ステム)・MKS(ペダル)等が米国のクラシック・ツーリング・カスタム層で根強い支持。シマノFY2024は自転車部門が売上の76.6%を占め、純利益は前年比+24.8%でした。(1ドル≒160円換算)
誰が・どこで・いくらで買っているか
販路は地域バイクショップ(組付け・保証)、専門オンライン(Jenson USA・Competitive Cyclist等)、Amazon・eBay(中古・廃番)、The Pro's Closet(認定中古)。価格帯は105(エントリー〜ミドル)→Ultegra(アッパーミドル)→Dura-Ace/Di2(電動・プレミアム=数十万円帯)。買い手はロード/グラベルの愛好家が中心です。
価格帯のイメージ。グレード・新旧で変わります。
米国に自転車パーツを輸出するには:手続きの全体像
- HTS分類:自転車部品(8714)は無税〜10%と品目で差。要分類
- ⚠️Di2・電動・eバイク部品:無線はFCC、電池(BT-DN系)はリチウム(UN3481)で航空便制限
- ⚠️CPSC:完成車は16 CFR 1512・ヘルメットは1203(単体コンポは規制が緩い)
- Section 301:中国原産は要確認(日本原産は対象外)
- デミニミス終了でまとめ輸入
分類・通関〜発送はSLC(発送代行)で対応できます。
自転車は『売る物が部品か完成車か』で要件が分かれます。単体コンポーネント(スプロケット・ブレーキ・変速機)はHTS 8714で無税〜10%、CPSCの完成車規則(16 CFR 1512)やヘルメット規則(1203)の直接適用は限定的。一方、完成車やヘルメットを売るならCPSC規則への適合が必須です。さらにDi2など電動変速・eバイク部品は、無線のFCCとリチウム電池(UN3481)の二重ハードル——電池は航空便に制限があるため輸送方法も要確認です。
よくある質問
- Di2:シマノの電動変速。
- 16 CFR 1512:完成車のCPSC規制。
- HTS 8714:自転車部品の分類。
部品か完成車か、電動か機械式かを見極めれば確実に通せます。HTS分類・Di2のFCC/電池対応・完成車/ヘルメットのCPSC・通関まで、当社の発送代行(SLC)が代行。シェア7〜8割の日本ブランドの強みを、止めず米国へ届けられます。

