
米国通関で止まらないインボイスの作り方──二大原因は『曖昧な品名』と『過少申告』
通関で止まる荷物の多くは、書類でつまずく。コマーシャルインボイス(商業送り状)の不備が原因だ。止まる二大原因は「曖昧な品名」と「過少申告」。デミニミス終了で少額でも正式な書類が必要になり、インボイスの品質が通関可否に直結する。止まらないインボイスの作り方をまとめた。
通関で止まる二大原因
CBPが貨物を留め置く典型は、次の2つです。
- 曖昧な品名:「gift」「sample」「parts」「clothing」等の総称はCBPが分類・課税できず、正しい情報が出るまで留置(→CF-28で照会)
- 過少申告:実際の支払額より低い申告(手数料・アシストの計上漏れ含む)は関税法違反。2025年は価格精査が強化
19 CFR 141.86が求める必須項目
米国向けインボイスはすべて英語で、次を満たします。
①仕向港 ②取引情報(時期・場所・売主・買主) ③詳細な品名(品名・等級・記号/番号) ④数量 ⑤各品目の購入価格(購入通貨) ⑥全費用の内訳(運賃・保険・梱包等) ⑦原産国 ⑧アシスト(型・金型・工具・設計など無償提供分)。電子申告(ACE)では10桁HTSコードも必須です。
止まらないインボイスのコツ
- 具体的な品名:それが何か+素材+用途を平易な英語で(社内の和名や総称をそのまま訳さない)
- 正確な価格:取引価格で申告し、手数料・アシストも含める
- 正しいHTS(10桁)を記載
- 書類の整合:送り状=梱包明細=申告(7501)の値・品名・数量を一致
- 全当事者(売主・買主・輸入者)を明記
書類整備・通関はSLC(発送代行)で対応できます。(正規取引ならファーストセール等で適法に課税価格を下げる余地もあります。過少申告とは別物です)
通関で止まる二大原因は『曖昧な品名』と『過少申告』です。①品名は『gift』『parts』『sample』のような総称はNG——CBPが分類・課税できず留置されます。『stainless steel bento box for adults(大人用ステンレス弁当箱)』のように“何か+素材+用途”を具体的に。②関税逃れの過少申告は違法で、手数料やアシスト(型・工具・設計の無償提供)の計上漏れも『過少』とみなされます。インボイス=梱包明細=申告(7501)の値・品名・数量を完全に一致させ、10桁HTSも記載しましょう。
よくある質問
- 19 CFR 141.86:インボイスの必須項目の規則。
- アシスト:無償提供した型・工具・設計等。
- ACE:米国の電子通関システム。
止まらないインボイスは『具体的な品名・正確な価格・書類の一致』の3点で作れます。品名の英語化・HTS分類・価格と書類の整合・通関まで、当社の発送代行(SLC)が代行。CF-28照会や留置を避け、安心してスムーズに通せます。

