
米国で日本のグミ・キャンディが大ブーム──Hi-Chewが第2工場、TikTok発で急増。ただし着色料に注意
いま米国の菓子棚で伸びているのは日本のグミ・ソフトキャンディだ。Hi-Chew(森永)は需要急増で第2工場を2026年に稼働、TikTok発の“食感”ブームでグミ市場は年率約20%(2025–35予測)で拡大見込み。ただし日本の菓子は米国で未認可の合成着色料を含むことがあり、そこが輸出の関門だ。
なぜ日本のグミが売れる?
主役は食感とフレーバー。Hi-Chew(森永)は“もちもち×ジューシー”で米国の定番になり、需要拡大で第2工場を新設。UHA味覚糖(コロロ・ぷっちょ)やカンロの果汁感・硬めグミも「日本のグミは別物」と評価されています。
火をつけたのはTikTok。“ASMR的な噛み心地”や限定・季節フレーバーの開封動画が拡散し、Hi-ChewはTikTok Shopで限定品も展開。Costco・Target・Amazon・H Mart等で配荷が広がり、アジア食ブームの追い風で“日常おやつ”として定着しつつあります。(1ドル≒160円換算)
成長率は調査会社で幅があります。
誰が・どこで・いくらで買っているか
販路はAmazon・Costco・Target・コンビニ・アジア系スーパー(H Mart等)。価格帯はHi-Chewの袋が約320〜640円、アソート/限定パックはギフト・話題消費で単価が上がります。買い手はZ世代・10〜20代と、“日本の本物の味”を求めるアジア食ファンが中心です。
人気の目安。時期で変動します。
米国にグミ・菓子を輸出するには:手続きの全体像
食品なのでFDA手続きと着色料が要点です。
- FDA施設登録(米国代理人)+事前通知(出荷ごと)+FSVP
- ⚠️着色料:米国は使用できる色素が認可リストに限定。日本の合成着色料(例:赤色○号などの一部)が米国で未認可だと使用不可——配合表を米国の認可色素と必ず突き合わせる
- 英語の栄養成分表示(Nutrition Facts)・原材料・アレルゲン
- HTS分類:砂糖菓子は1704系。デミニミス終了で少額も正規通関
- ゼラチン等:原料由来の証明が求められる場合あり
食品の登録・事前通知はFDA代行、通関〜発送はSLC(発送代行)で対応できます。
グミ輸出で最初に潰すべきリスクは『着色料』です。米国は食品に使える色素を法律で限定列挙しており、日本で合法な合成着色料でも米国で未認可なら、その商品はそのまま売れません(鮮やかな色のグミほど要注意)。輸出前に必ず配合表をFDAの認可色素リストと突き合わせ、未認可色素を使った製品は『米国向け処方(認可色素・天然色素に置換)』に切り替えるのが定石。あわせて、米国未承認の食品添加物や、ゼラチン等の動物由来原料の証明も事前に確認しておくと、水際での留置を避けられます。
よくある質問
- 認可色素:米国で食品に使える法定の着色料。
- FSVP:外国供給者検証制度。
- HTS 1704:砂糖菓子の分類。
押さえどころは『FDA手続き+着色料の適合確認』だけ。施設登録・事前通知・FSVP・英語表示・色素チェック・通関まで、当社の発送代行(SLC)と食品分野のFDA代行が連携して代行します。伸び続ける米国のグミ需要に、止められず・遅れず乗せられます。

