
米国へ食品を売る第一歩『FDA施設登録』──米国代理人と2年ごとの更新(偶数年10〜12月)が必須
米国へ食品を送るなら、最初の一歩がFDA施設登録(Food Facility Registration)だ。海外の製造・加工施設をFDAに登録し、米国代理人(US Agent)を立てる。そして見落としやすいのが2年ごと(偶数年の10〜12月)の更新——失効すると事前通知が通らず出荷が止まる。基礎と勘所をまとめた。
施設登録(Food Facility Registration)とは
米国向けの食品を製造・加工・包装・保管する施設は、FDAへの登録が必要です(バイオテロ法/FSMA由来)。海外施設は米国代理人(US Agent)を指定し、登録すると施設登録番号が発行されます。この番号は事前通知(出荷ごと)と紐づき、どちらかが欠けると通関できません。
対象は人・動物向けの食品全般(飲料・サプリ・菓子・調味料等)。一次産品の一部など例外もありますが、加工食品はほぼ登録対象と考えておくのが安全です。
最大の落とし穴:2年ごとの更新
施設登録は一度取れば終わり、ではありません。偶数年の10月1日〜12月31日に更新(再登録)が必要で、これを逃すと登録が失効します。
失効すると事前通知が受理されず、貨物が港で止まる——“去年は通ったのに今年は止まった”の典型がこの更新漏れです。米国代理人の情報変更や、施設情報の更新も忘れずに。
米国に食品を輸出するには:登録まわりの全体像
順番と期限の管理が命です。
- 施設登録:製造/加工施設をFDA登録(米国代理人を指定)
- 更新:偶数年10〜12月に再登録(失効防止)
- 事前通知:出荷ごとに提出(登録番号と紐づけ)
- FSVP:米国輸入者側の供給者検証(メーカーは書類提供・DUNS)
- 英語ラベル+通関:少額も正規通関(デミニミス終了)
施設登録・米国代理人・更新管理・事前通知はFDA代行、通関〜発送はSLC(発送代行)で対応できます。
施設登録で最も多い事故は『2年ごとの更新漏れ』です。登録は偶数年の10月1日〜12月31日に再登録が必要で、ここを逃すと登録が失効し、次の出荷で事前通知が受理されず港で止まります。『去年は普通に通ったのに突然止まった』というケースの大半がこれ。対策は、①更新ウィンドウ(偶数年10〜12月)をカレンダーで管理、②米国代理人(US Agent)の連絡先や施設情報に変更があれば都度更新、③登録番号・代理人情報・事前通知の整合を毎回チェックすること。最初の登録より“維持管理”でつまずく制度だと心得ましょう。
よくある質問
- 施設登録:食品施設のFDA登録(番号発行)。
- US Agent:FDA連絡窓口の米国代理人。
- 隔年更新:偶数年10〜12月の再登録。
やることは『施設登録→米国代理人→偶数年の更新→出荷ごとの事前通知』という決まった型だけ。登録・US Agent・更新期限の管理・事前通知・FSVP書類まで当社のFDA代行が一括で代行し、通関・発送はSLCが担います。更新漏れによる出荷停止を防ぎ、止められず・遅れず米国に食品を届けられます。

