
米国で鯖江メガネが高級フレームとして人気──世界シェア25%・チタンの匠。度入り/サングラスの扱いに注意
メガネの“聖地”は福井・鯖江だ。鯖江は日本のメガネの約95%、世界需要の約25%を担い、チタンフレームを世界で初めて実用化した匠の産地。JINS等が米国展開し、軽さ・掛け心地で支持される。輸出では“度入りメガネ=医療機器、サングラス=FDA”の扱いの違いが要点だ。
なぜ鯖江メガネが選ばれる?
核心は素材と掛け心地。鯖江は1980年代にチタンフレームを世界で初めて実用化し、軽量・高耐久・金属アレルギーに優しい眼鏡で世界をリードしました。多工程の分業による手仕上げとアセテートの色出しも評価点です。
米国ではJINS・H-Fusion等が“Made in Japan / Sabae”を訴求し、「軽くて疲れない・壊れにくい」高級フレームとして浸透。量販の安価フレームに対し、長く使える上質さを求める層に刺さっています。世界需要の約25%を担う産地ブランドが強みです。(1ドル≒160円換算)
人気の目安。
最大の線引き:医療機器かどうか
米国では眼鏡関連はFDAの管轄になり得ます。扱いを分けて考えます。
“フレームだけ”は軽く、“レンズ入り/サングラス”はFDA、と覚える。
米国にメガネを輸出するには:手続きの全体像
製品タイプの判定が出発点です。
- フレームのみ(度なし):相対的に通しやすい。HTS9003系で分類
- ⚠️度入りメガネ:矯正レンズは医療機器=FDA要件(当社は医療機器領域は扱い対象外)
- サングラス:FDA対象(衝撃耐性・UV)。HTS9004系。表示基準を確認
- 金属(ニッケル):肌に触れる金属の放出に留意
- 原産国表示・通関:“Made in Sabae, Japan”を明確に。少額も正規通関
フレーム・サングラスの分類・通関〜発送はSLC(発送代行)で対応できます(度入り=医療機器は対象外)。
メガネ輸出は『何を売るか』で難易度が激変します。度の入っていないフレームやアクセサリー的な眼鏡は一般雑貨に近く通しやすい一方、矯正レンズの入った度入りメガネは米国では医療機器となりFDA要件が重く、当社の発送代行の対象外です。サングラスもFDA管轄で、衝撃耐性(ANSI)やUVの基準・表示が関わります。実務では『鯖江のフレーム単体(度なし)』を主力にすると、産地ブランドの強みを活かしつつスムーズに展開できます。チタン以外の金属フレームは、肌に触れる部分のニッケル放出にも気を配りましょう。
よくある質問
- 医療機器(矯正レンズ):度入りメガネ=FDA医療機器。
- HTS 9003/9004:フレーム/サングラスの分類。
- チタンフレーム:鯖江が世界初実用化。
ポイントは『フレーム単体(度なし)を主力にし、サングラスはFDA表示を整える』こと。分類・原産国表示・通関・FBA向けのまとめ納品まで当社の発送代行(SLC)が代行します(度入り=医療機器は対象外)。世界が認める鯖江のフレームを、止められず・安心して米国に届けられます。

