
Amazon『Prime Day 2026』は6/23〜26の4日間──ただし日本セラーの本丸は“2026年の通関ルール”
米国Amazon最大の山場が近い。Prime Day 2026は6月23日〜26日の4日間(例年の2日間から拡大)。日本発のセラーには売上を伸ばす好機だが、本当の論点はセール当日より“2026年の通関ルール”にある。FBA手数料は2026年に平均+$0.08/個引き上げられ、さらに少額免税(デミニミス)の終了で、米国向けは1個でも正式通関が前提になった。在庫を切らさず、通関で止めないための勘所をまとめた。
まず日程:Prime Dayは6/23〜26の4日間
AmazonはPrime Day 2026を6月23日〜26日に開催すると発表しました。従来の2日間から4日間に拡大し、対象は米国を含む複数の国・地域。セールに在庫を間に合わせるには、FBA倉庫での“受領完了(在庫反映)”から逆算した納品が要ります。着荷だけでは間に合わず、受領処理の時間を見込むのが鉄則です。
本丸:2026年の手数料と通関ルール
2026年に効いてくるのは2つです。
① 手数料:FBAのフルフィルメント手数料は2026年1月15日から平均+$0.08/個(≒13円)。Amazonは「2026年は新たな手数料の“種類”は追加しない」としていますが、単価上昇は続きます。薄利のSKUほど効くので、1個あたりの採算を引き直す必要があります。
② 通関:少額免税(デミニミス)の終了で、米国向けは1個でも正式通関+関税・手数料が前提に。1個ずつ送るDTCは割高になり、FBAへ“まとめ納品”して1回で正式通関する方が固定費を分散できます。(1ドル≒160円換算)
バーは送り方によるコスト構造の比較イメージ。実額はHTS・重量・申告価格で変わる。
米国に在庫を置いて売るには:手続きの全体像
FBAで米国に在庫を置く流れは次の通りです。
- HTS分類:商品の米国側の輸入分類番号を確定(関税率が決まる)
- 規制確認:食品=FDA、子供向け=CPSC等の該当を確認
- 輸入者(IOR)の用意:Amazonは輸入者にならないため、出品者側でIOR体制(米国側の輸入実務・ボンド)を整える
- 申告価格・通関書類:インボイス・申告価格を正確に
- まとめ納品:FBA倉庫へ一括納品し、固定費を分散
通関・IOR・まとめ納品の実務は当社の発送代行(SLC)が代行します。
Prime Dayの山に在庫を間に合わせるなら、FBA在庫の“着荷”でなく“受領完了(在庫反映)”から逆算すること。さらに2026年からデミニミス(少額免税)が無くなり、米国向けは1個でも正式通関が前提。Prime Day前の駆け込み納品ほど、HTS分類と申告価格を正確にしておかないと通関で止まり、セール当日に在庫切れ…を招きます。
よくある質問
- Prime Day 2026:6/23〜26の4日間のセール。在庫の山場。
- まとめ納品:FBAへ一括で納品し、1回の正式通関で固定費を分散する送り方。
- +$0.08/個:2026年のFBA手数料の平均的な引き上げ幅。
やることはシンプル──セール前の在庫計画と、正式通関に必要なHTS分類・申告価格・輸入者(IOR)体制の用意だけ。“まとめ納品”で固定費を分散し、通関・IOR実務まで当社の発送代行(SLC)が代行します。手数料やルールの変化を追いきれなくても、止めず・取りこぼさず売り場を維持できます。

